2018年08月04日

「長門有希ちゃんの消失」(4)

 「長門有希ちゃんの消失」の放映が終わって3年ほど経ちますが、今頃何でつづきかと申しますと、放映当時に録画したデータを家族に誤って消されてしまい、やっと先日レビューするために見直す機会に恵まれました。何と言っても第13話「長門有希ちゃんの消失III」、有希が元の人格に戻る前後。それから第14話「彼女の戸惑い」のキョンとハルヒのやりとり。



 宇宙人でも何でもない有希が、自分の人格が消えて次に眠ったら前の自分に戻ってしまうことを察知して、図書館の前からキョンに告白の電話をする。
「すき」「私はあなたのことがすき」
「さようなら、ありがとう」



 そして今の自分が消えてしまうことを告げます。自分の気持ちを伝えられたという満足感と消えてしまうことへの寂しさに涙する有希自転車をぶっ飛ばすキョン。「消失」の一番の見せ場でした。ストーリーはここから先が肝心な訳ですが、ここで終わってしまっても良いくらいの描写は大好きです。



 キョンが図書館の前に着いた時には既に有希は眠ってしまっており、目覚めた有希は以前の有希に。



 ここからキョンの苦悶が始まります。入れ代わりの有希に告白されたことで元の有希を意識してまともに話もできない。さすがに十代らしいかわいらしい苦悶です。人生ウン十年の僕にしてみれば異なる人格は姿が同じでも違う人。意識する必要がないと思ってしまうのですが。



 ハルヒに見事言い当てられてしまったキョンは…。
 ハルヒもまた4年前の七夕のことを思い出すのでした。

 最終回は煮え切らないので余り好きではないのですが、この2エピソードはおすすめ。
posted by KAZU at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/184093563

この記事へのトラックバック