
寿荘に住み着く青いまるっこい鳥。人の言葉をしゃべる。「チュンチュンチュン、チュチュンガチュン」が口癖。かなり饒舌です。
サブキャラクターが多くて一人の声優さんが複数のキャラクターを演じるケースの多い作品でした。釘宮理恵さんはクリ、山本小夏、運命の女神スクルドの3人を演じていました。
★プチヒエロゾイコン
古本屋が持ち込んだ魔道書。夕士の霊力に反応して夕士を主人と認識した。22の妖魔・精霊が描かれている。本家の「ヒエロゾイコン」は一般人には扱えない程の大魔道書ということだが、こちらはかなりうさん臭い。
案内人のフールはしょっちゅう登場するが、やはりアニメでは魔神精霊たちの登場回数が少なくて、十分に描ききれていないのが残念。
○フール / 子安武人

プチヒエロゾイコンの案内人で唯一主人の召還なしに本の中から出入りできる。「愚者(フール)」という名の通りかなりうさんくさい。
○ジン / 佐々健太
アラブの魔神の姿をした魔術師。万能の能力を有するが夕士の霊力が小さいためスタミナ切れが激しい。夕士の「金」という願いに500円玉をひとつ出しただけで力尽きた。
○メロア
水の精霊。最初は水たまりを作る程度の能力だったが、文化祭の千晶のステージで雨を降らせている。
○ヒポグリフ

黒い巨鳥。気性が荒く夕士には制御できず、召還したり呼び戻したりで精一杯。最終話では時空の狭間に迷い込んだ夕士たちを乗せて戻ってきた。
○コクマー / 遊佐浩二
フクロウの姿をした知恵を司る精霊。年をとりすぎて必要な知識を思い出してくれるのに時間がかかる。
○ノルン
スクルド(声 / 釘宮理恵)、ザンディ(声 / 田村睦心)、ウルズ(声 / 沢城みゆき)の3人の運命の女神の姉妹。三人が力を合わせた時は大きな占い・透視の能力を持つが、喧嘩が絶えない。
○ゴイエレメス
古代ローマ兵の姿をした石の魔人。大きな力を発揮でき、夕士のピンチを救った。
○ケルベロス / 芳野由奈
その名はよく知られた地獄の番犬。放電を起こしながら登場する。
○イタカ
雷の精霊。文化祭の千晶のステージにて、電飾を演出した。
○イグニスファタス
光の精霊。最終話で夕士たちが時空の狭間に迷い込んだ時に元の時空へ戻る道を照らし出した。
○ブロンディーズ
大音響を鳴らしながら登場。その音の破壊力はすさまじい。夕士のピンチを何度も救った。文化祭の千晶のステージでは効果音を演出した