
レオナルド。最後は眉間に銃弾を撃ち込まれる。
アメリカの石油王レオナルドは引退して息子のロバートに座を譲る。その式典でロバートはゴルゴ13に射殺される。レオナルドは復讐のため金に任せて、軍、CIA、FBI、ペンタゴンの士官クラスを買収して、その情報網と設備、人脈を駆使してゴルゴ13の行動を監視し、抹殺を試みる。ゴルゴ13は命を狙われつつも自らの仕事をこなして行く。縦断を受けたり、刃物で刺されたりと傷を負うが、やがてレオナルドへ近づいていく。最後はドーソン城と呼ばれるレオナルドの本拠地に乗り込み、スネーク、ゴールド、シルバーという強靱な敵を倒しレオナルドに対峙する。レオナルドはもはやこれまでと自らビルの窓から飛び下り自殺を図るが、ゴルゴ13はそれを許さず、レオナルドが地面に叩きつけられる前に射殺する。
凝った脚本だけれども、ゴルゴ13の神業、カリスマ性、非情性が余り見られず、お決まりのセリフもなくて「ゴルゴ13」としては余りおもしろくない作品だった。ただ、周りのキャラクターが結構楽しませてくれる。「ゴルゴ13」としておもしろいのはドクターZを仕留めるまでの最初の部分。

ゴルゴ13に興味を持ったシンディはゴルゴをベッドに誘う。