
前半の部分で一番好きなエピソードはstage.10の「発狂した宇宙」だと以前書きましたが、後半ではとなるとstage.21「聖と性」です。ここからラスボスとも言える後藤と新一・ミギーの戦い、最終回へと一気に進んでいきます。
パラサイトと山岸の特殊部隊との戦いは実質上は人間側の勝利で終わったものの、最後は後藤一体によって部隊は全滅させられ、後藤には逃げられて、いや立ち去られてしまう。後藤との力の差は歴然としており、後藤によってもたらされるであろう「死」に恐怖する新一は、ミギーの睡眠でパニックに陥る。「発狂した宇宙」で教室で見た惨殺死体の山を見た時と同じように。ここでは新一は自ら立ち直ることはできなかったが、村野里美が彼を救う。
「生命の危険を感じると本性が出る。何にしても俺ってなさけないやつだな。」と新一は言ってます。前髪を降ろした里美がかわいい。
