
2017年4月から6月にかけて放映された「夏目友人帳」の第6期。僕は1話完結タイプが好きなんですが、最近は前後編のパターンが多くなってきています。夏目貴志と妖怪との心の琴線触れ合う微妙な関係を描いたストーリーは期待を裏切りませんね。的場一門と名取が絡むストーリーはだんだんきな臭くなってきている。
原作は緑川ゆきの同タイトルの漫画作品。監督は出合小都美、制作は朱夏、NAS。製作は「夏目友人帳」製作委員会(テレビ東京、NAS、アニプレックス、白泉社)。
★サブタイトル
第一話 つきひぐい
第二話 明日咲く
第三話 二体さま
第四話 違える瞳
第五話 縛られしもの
第六話 西村と北本
第七話 ゴモチの恩人
第八話 いつかくる日
今回では一番好きなエピソード。「夏目友人帳」の妖怪はヒト以上に人臭いものが登場しますが、このゲスト妖怪キャラ「葵」も最たるもの。サブタイトルの「いつかくる日」が結末のハッピーな雰囲気に対して残酷です。

第九話 ながれゆくは
第十話 閉ざされた部屋
第十一話 大切なモノ
★主題歌

オープニングに「フローリア」。作詞・作曲・歌は佐香智久、編曲は野村陽一郎。これまでのオープニングと少し違った感じ。これは歌い手の声が軽妙なところにあるのかもしれません。シンガーソングライターらしい個性的な曲です。オープニング映像は今まで以上にレイコの姿が多く登場して、楽しませてくれます。
エンディングは「きみのうた」。作詞は安田レイ・玉井健二・石原理酉、 作曲は飛内将大、編曲は玉井健二・飛内将大、歌は安田レイ。超がつく程に日本の田舎的な風景な物語に洋の香り高い安田レイの歌声も前作までとは違った雰囲気。