2016年12月17日

「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」(1)



 「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」は2014年に公開された「宇宙戦艦ヤマト2199」シリーズの作品。総集編の「追憶の航海」とは異なり、オリジナルエピソードでつづられる。ヤマトがイスカンダルからの帰途、テレビシリーズの24話と25話の間のエピソードを111分で描く。
 企画は石川光久・河野聡・西ア彰司、総監督&脚本は出渕裕、音楽は宮川彬良・宮川泰、制作はXEBEC、製作は宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会。ヤマト40周年記念作品。

★ストーリー
 ヤマトがイスカンダルで地球再生のためのコスモリバースシステムを入手。イスカンダルの仲介でガミラスからの攻撃を免れての帰途に就いていた。大マゼラン銀河外縁部でガミラスと敵対するガトランティスの艦隊と遭遇する。総指揮官のダガームはヤマトの明け渡しを迫るが、当然拒否。帰りを急ぐヤマトは逃走するが逃げ込もうとした惑星でエネルギーを吸い取る宇宙生物に取りつかれてしまう。敵からの攻撃を振り切り宇宙生物を取り払うためにワープするも謎の宇宙域に捕らわれてしまう。
 一方ドメル艦隊の生き残り第二空母「ランベア」はフォムト・バーガー少佐の指揮で単独航行を続けていた。ランベアはネレディア・リッケの第8警務艦隊に停船させられ、ガミラス本国からのヤマトへの攻撃禁止命令を聞くもヤマトに復讐を誓うバーガーは耳を貸さなかった。そのバーガー机下の艦隊もヤマトと同じく謎の宇宙域に捕らわれてしまう。
 ヤマトから古代、、桐生、沢村、新見、相原、アナライザーは惑星に調査に赴くが、ガミラスの救難信号をキャッチ、上陸する。ヤマトと隔絶され上陸挺との連絡も閉ざされてしまった上陸班は謎のホテルで同じくとらわれの身となっちたガミラスのバーガー、ネレディア、ヴァンス・バーレン、クリム・メルヒと出会う。
 この惑星の正体は滅亡したとされる惑星ジレルの民の生き残りが隠れ住んでいた遺跡であり、巨大な宇宙船であった。本作タイトルとなっている「星巡る方舟」そのもの。外の世界とは遮蔽され隔絶されている。巫女レーレライ・レールは近づく異星人たちを誘い込み互いの猜疑心で自滅するよう仕向けるが、古代もバーガーもそれにはひっかからず、バーガーはネレディアが偽者であることに気づいていた。古代、バーガー、レールが手を携えたことで遺跡であった宇宙船は目覚める。
 ヤマトはバーガーと共闘してガトランティスの艦隊を破る。そしてヤマト、ランベア、ジレルの静謐の星「シャンブロウ」はそれぞれの道を進むため分かれていく。
 最後は暴動が繰り返される地球の様子が描かれる。軍の総司令土方は「俺の親友は必ず帰ると言った」と沖田の帰りを待つ。そこにヤマトからの通信が入る。地球滅亡まで41日のことだった。

 どことなく「スタートレック」シリーズを思い出させるストーリー。“ホテルヤマト”は“ホテル・ロイヤル”、ホテルを脱出する方法は違ったけれど。そして同じヒューマノイド系の異星人たちは同じ遺伝子を元にしているという示唆。意思の疎通、同じ価値観があれば理解し合えるというテーマですが、さてどうでしょう。この狭い地球上ですら、この命題は真とは言い難いですが。
posted by KAZU at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション
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