2015年08月27日

ベートーベン交響曲第7番



 「のだめカンタービレ」の魅力のひとつはクラシック音楽を存分に楽しめるということでしょう。
20代の頃、大阪フィルに“コンチェルトの手塚”の異名をとる指揮者・手塚幸紀さんがいて、手塚さんの振るコンチェルトをよく聞きにいきました。「のだめカンタービレ」はピアノ曲が多いですが、僕は余りピアノを聞くことがなくて、手塚さんの振ったピアノコンチェルトを聞いたのは1曲だけ。曲名忘れていますし(笑)。大フィルのピアノ首席奏者という肩書の巨漢の男性ピアニストで凄いパワーだったのだけ覚えています。
 ドラマ版の主題歌は「ベートーベン交響曲第7番」になっていますが、高校2年の時に手塚さんの指揮でこの曲を聞いて以来、ベートーベンの交響曲の中で常に三本の指に入る曲です。若い頃は5番、6番、7番でした。聞き込んでいく内に完成度の高い3番が一番好きになり、6番は耳が聞こえにくくなったベートーベンの心の中に響いている田園風景だと聞かされて、何だか悲しくなり、今は2番、3番、7番です。
 クラシック音楽がたくさん聞かれるアニメといえば「銀河英雄伝説」があります。曲数から言えば「銀英伝」の方が圧倒的に多いのですが、「銀英伝」はあくまでBGM。「のだめ」は出演キャラクターの演奏という設定ですから全然コンセプトが異なります。クラシックが苦手なアニメファンがこの作品でクラシックファンになってくれれば嬉しいです。
posted by KAZU at 20:26| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション
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