
「キューティーハニーF」は1997年2月〜1998年1月までテレビ朝日系列で放映されたテレビアニメ第2作。原作は永井豪、キャラクターデザインは下笠美穂、音楽は佐橋俊彦、制作は東映動画、製作はテレビ朝日、東映エージエンシー、東映。全39話。
企画から阪した飯坂友佳子による少女漫画が原案となっているため、少女漫画チックな作品になっている。その分ギャグ要素、お色気要素の少ない。男性キャラは美形揃い。時代を経てのリメイク版というよりは、別設定による新版の感じ。ハニーが必殺技を繰り出す感じ、怪人が毎回一人倒れていくパターン、どことなく「セーラームーン」を見ているような感じがするのは、「セーラームーン」の大団円のあとを引き継いだ番組とのこと。僕はちょうど日本にいなかった時期なので全然知りませんでした。
★ストーリー
第1部(1話〜13話)
聖チャペル学園に通う女子高生・如月ハニーは寮生の帰宅日、16歳の誕生日を父と過ごすために外出する。ところが黒覆面の男たちに襲われ父は拉致され、自宅は焼け落ちる。そこへ謎の男(黄昏のプリンス)が現われ父からの誕生日プレゼントだとチョーカーと指輪を渡される。ハニーはそのチョーカーと指輪で様々な変身ができるキューティーハニーになる。飛行船に捕らわれた父はハニーの目前で大爆発するが、黄昏のプリンスは「父は生きている」と言う。パンサークローの手から父を取り戻すハニーの戦いが始まる。

第2部(14話〜23話)
シスタージルを倒して、平和が戻った雰囲気のなかで葉月聖羅が転校してくる。彼女は激しくハニーを憎んでいる。ハニーと聖羅は共に空中元素固定装置から生まれた人工生命体。聖羅はプリンスゼラによって育てられ、父の愛を一身に受けたハニーを憎むよう記憶を操作される。不完全な空中元素固定装置で変身の度に破滅に向かっていく聖羅とハニーの戦いが始まる

第3部(24話〜39話)
父と聖羅を失ったハニーの前にシスタージルが復活して立ちはだかる。ジルは世界各国のパンサークローの精鋭を集めて新パンサー軍団を結成、ハニーの空中元素固定装置を狙う。聖羅の空中元素固定装置とハニーの空中元素固定装置の共振によって新たな力を得たハニーとパンサークローの最後の戦いが始まる。
