2023年05月13日

ゲッタードリルとタンバリン



 黄金週間に「世界のフレームドラム展」というのに行ってきました。タンバリンを含むフレームドラムはフレーム(枠)に革を張った楽器の総称だそうで、同じ仕組みの楽器は世界各地で生まれて共通のオリジンがあるわけではないそうです。各地によって枠は木材であったり、竹であったり、陶器であったり。革は山羊、牛、トカゲ、ヘビと様々。そこにじゃらじゃらと音のなるリングやシンバル状の金具、弦などが付いています。
 見ているだけで楽しいですが、見ていると全ての音を聞いてみたくなります。楽器は。タンバリン奏者・田島隆さんのもので、展示されている楽器は全てそのまま演奏に使えるそうです。

田島隆さんのホームページ
https://tazyjapan.myportfolio.com/takashi-tajima

 田島さんのお話の中でおもしろかったのは、タンバリンの奏法・ドリル奏法、手をドリルのように回すことで連続音を出す奏法を編み出したとのこと。そのヒントになったのが何と「ゲッターロボ」の「ゲッター2」なんだそうです。「ゲッター2の右手のドリルを真似て…」スゴイ。ちなみに初代「ゲッターロボ」のゲッター2は右手がペンチ、左手がドリルです。「ゲッターロボG」になってゲッターライガーの右手がゲッタードリルになります(後に更にアタッチメントになりますが)。田島さんが「右手のドリル」とおっしゃってたので、田島さんの記憶違いか「ゲッターG」のライガーだったの分からないですけどね。

posted by KAZU at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | Journal