原作は天樹征丸・さとうふみや(漫画/講談社「金田一少年の事件簿」)、監督は伊藤尚往、シナリオは島田満、音楽は和田薫、キャラクターデザイン・総作画監督に竹田欣弘、制作協力は東映、制作はytv、電通、東映アニメーション。
2つのエピソードは上手く1時間にまとめられており、快作。シリーズの原作は全く見ていないが、テレビシリーズの最初の頃は犯人が復讐を遂げたり、自ら命を絶ったり、事件が終結しているが、後になればなるほど、一が復讐を遂げるのを邪魔したり、命を経つのを防いだり、説得したりする場面が増えてくる。本作の2つのエピソードもそのパターンで、ある意味おもしろくない結末だ。悪は復讐を遂げ、犯人は自殺するというパターンが好き。
「オペラ座館・最後の殺人」


「吸血鬼伝説殺人事件」

