2023年05月03日

「金田一少年の事件簿スペシャル」

 「金田一少年の事件簿スペシャル」は2007年11月に読売テレビで「秋のミステリーアワー」と題して放映された「金田一少年の事件簿」のスペシャル版。テレビシリーズ終了から7年ぶりのアニメ作品。11日と19日にそれぞれ1時間枠で「オペラ座館・最後の殺人」と「吸血鬼伝説殺人事件」が放映された。
 原作は天樹征丸・さとうふみや(漫画/講談社「金田一少年の事件簿」)、監督は伊藤尚往、シナリオは島田満、音楽は和田薫、キャラクターデザイン・総作画監督に竹田欣弘、制作協力は東映、制作はytv、電通、東映アニメーション。
 2つのエピソードは上手く1時間にまとめられており、快作。シリーズの原作は全く見ていないが、テレビシリーズの最初の頃は犯人が復讐を遂げたり、自ら命を絶ったり、事件が終結しているが、後になればなるほど、一が復讐を遂げるのを邪魔したり、命を経つのを防いだり、説得したりする場面が増えてくる。本作の2つのエピソードもそのパターンで、ある意味おもしろくない結末だ。悪は復讐を遂げ、犯人は自殺するというパターンが好き。

「オペラ座館・最後の殺人」





「吸血鬼伝説殺人事件」



posted by KAZU at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション