2023年03月03日

水木一郎さん追悼(4)/「超電磁ロボ コン・バトラーV」「超電磁マシーン ボルテスV」



 1970年代の真ん中あたりになると堀江美都子、水木一郎、ささきいさお、子門真人、大杉久美子の5人でアニメと特撮の主題歌の殆どを歌っていたのではないかと思われるような時代になります。
 高校のクラスメイトの間でよく話題にのぼったのが「超電磁ロボ コン・バトラーV」とそれに続く「超電磁マシーン ボルテスV」。この流れは後の「機動戦士ガンダム」シリーズへとつづきます。
 「超電磁マシーン ボルテスV」はオープニングもエンディングも水木一郎さんの歌唱。この時代のヒーローもののオープニング主題歌は僕が以前から言っている正統派主題歌。タイトルコール、勧善懲悪、必殺技連呼の曲。「超電磁ヨーヨー、超電磁竜巻、超電磁スピン」と必殺技を連呼したあとタイトルで締めます。エンディングは「身長57メートル、体重550トン」とボルテスVのスペックが入るのが話題となりました。こちらもタイトルで締めています。
 「超電磁マシーン ボルテスV」はオープニングは今や堀江美都子さんの代表曲に数えられる「ボルテスVの歌」。水木一郎さんはエンディング「父をもとめて」を歌います。やさしくて力強い歌唱。歌詞にはキャラ名もタイトルも一切出てこない、当時としては異色の曲でした。


若き日の水木一郎さんと堀江美都子さん。「ボルテスV」のジャケットから。
posted by KAZU at 11:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Journal