2023年01月26日

「虫かぶり姫」(4)

★主題歌
○「Prologue」



 オープニング主題歌。井口裕香による終始明るくて快活な曲。映像も殆どがエリアーナの明るい表情で満たされている。少しだけクリストファーとグレンが剣を抜いて戦うシーンが挿入されており、物語の暗い部分も暗示している。作詞はPA-NON、作曲は吉木絵里子、編曲は華原大輔と吉木絵里子、歌唱は井口裕香。

○「革表紙」



 エンディング主題歌。穏やかな楽曲で、クリストファーの心情をイメージ的に表現した形になっている。「革表紙」というと今なら革製のブックカバーを想像してしまうが、そうではなく革装丁の書籍のことだろう。作詞・作曲・歌唱は伊東歌詞太郎、編曲は横山裕章。

★サブタイトル
第1話 見せかけの婚約者
第2話 一人芝居
第3話 そして二人は
第4話 星の旅人
第5話 王子と彼女の宝物
第6話 狩猟祭と孤独な公務
第7話 エイデルの亡霊
第8話 花守り虫と祈りを捧げる使者
第9話 真珠姫からの手紙
第10話 蝶々たちの思惑
第11話 お邪魔虫
第12話 蝶々たちの踊る聖夜の祝宴
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2023年01月24日

「虫かぶり姫」(3)

★キャラクター&キャスト



○アルフレッド・ベルンシュタイン / 島ア信長
 エリアーナの兄。妹を溺愛する宰相補佐官。愛称フレッド。

○ベルンシュタイン侯爵 / 千葉進歩
 エリアーナ、アルフレッドの父。

○ジャン / 八代拓



 ベルンシュタイン家に仕えるエリアーナの従僕。一見、のんびりした風貌ながら才知、武術を兼備した実力派。


○カスール伯爵 / 家中宏



 ツェルガの壺が発見されたと入手してを王家に献上したが贋作であった。エリアーナを認めない最後の貴族であったが、贋作をエリアーナが見抜いたことでカスール家の汚名を未然に防いだと、王太子妃の後押しを申し出る。



○アイリーン・パルカス / 七瀬彩夏
 後宮に行儀見習いとしてやって来た子爵令嬢。エリアーナを貶めようと、王宮内社交的で明るく振る舞って男性に取り入るも、全てを見抜いていたクリストファーに父親ともども弾劾される。

○パルカス子爵 / 近藤浩徳
 サウズリンド王国内で美術品の贋作を扱い利益を得ていた。カスール伯爵を陥れようとツェルガの壺を献上させるがエリアーナに見破られたため、暗殺を企てるも失敗。クリストファーに証拠を押さえれて失脚する。

○アンナ・ヘイドン / 小松未可子



 ヘイドン辺境伯家の令嬢。長生しても結婚を先延ばしにしてる。

○ロウ・ヘイドン / 稲田徹
 ヘイドン辺境伯。隣国マルドゥラと国境を接するイーディアを治める。軍備で富を得ていたイーディアだったが、エリアーナが軍備以外の方法で戦争回避を進言したことに反感を抱いている。
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2023年01月23日

「虫かぶり姫」(2)

★キャラクター&キャスト



○エリアーナ・ベルンシュタイン / 上田麗奈
 主人公。幼いころから本が好きなことから「虫かぶり姫」と呼ばれる侯爵令嬢。それが高じて「図書館の亡霊」とまで呼ばれる。一方王宮では「エリィ」「妖精姫」の愛称で呼ばれる。本によって身につけた知識は膨大で、その知見から様々な意見や助言を行ない国益をもたらしてきており、王宮内での人気も高い。

○クリストファー・セルカーク・アッシェラルド / 木村良平、島袋美由利(少年時代)
 サウズリンド王国の王太子。王位第一継承者でエリアーナの婚約者。幼少の頃にエリアーナに出会い恋心を抱く。賢者にして美男子、為政者としての手腕も高い。愛称クリス。



○アレクセイ・シュトラッサー / 内山昂輝
 「氷の貴公子」と呼ばれる侯爵令息。クリストファーの側近で公務をさぼる輩には厳しく、笑顔は見せない冷徹な男。周囲からは恐れられることも多い。

○グレン・アイゼナッハ / 内田雄馬
 クリストファーの側近で護衛を務める青年騎士。アレクセイとは正反対で笑顔で明るい性格で感情は外に出やすい。また本音をボソッと発してしまうことがあり、その度にクリストファーに咎められている。エリアーナの登城・退城の送迎を担当。女性に人気が高い。

○アラン・フェレーラ / 佐藤元
 宮廷楽師の青年。クリストファーの側近で、秘密裏に諜報活動を行うクリストファーの隠し駒。

○テオドール・ウォーレン・アッシェラルド / 羽多野渉



 クリストファーの叔父、現国王の実弟、独身。王位第二継承者。王宮書庫室の管理責任者。書庫室の管理責任者であることからエリアーナと親しい。




○国王 / 東地宏樹
 サウズリンド王国国王。クリストファーの父。おだやかな話し方をする。出番は少なくてやっと最終話になって姿を現わす。実弟テオドールとよく似ている。本編では名前は明らかにされていない。クレジットも「国王」のみ。

○アンリエッタ・ミラ・アッシュラルド / 井上喜久子
 現王妃、クリストファーの母。エリアーナが後宮に上がってから非常に気に入っており、見せびらかしたくてお茶会に連れて回る。また豊富な知見に公務にも同席させていた。エリアーナに「お母様」と呼ばれてもプライドが高くで素直に喜ばない、ツンデレ王妃。
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2023年01月22日

「虫かぶり姫」(1)



 「虫かぶり姫」は2022年10月から12月まで放映された恋愛・ファンタジーアニメ。原作は由唯による同タイトルのライトノベル。キャラクター原案は椎名咲月・喜久田ゆい、監督は岩ア太郎、キャラクターデザインは高橋瑞香、音楽に福島祐子・大隅知宇、
音楽制作はKADOKAWA、制作はマッドハウス、製作は虫かぶり姫製作委員会、全12話。
 原作は読んでいないが、椎名咲月の漫画でエピソード1は読みました。クリストファーが公衆の面前で弾劾を行ない、そこで自身の成婚に向けて最後まで反対したカスール伯爵を同意させる鮮やかな手腕はお見事。アニメの方も感動的なシーンに仕上がってます。

★ストーリー
 ベルンシュタイン侯爵令嬢エリアーナは宝石やドレスよりも本を読むことが大好きで「虫かぶり姫」「図書館の亡霊」とまで呼ばれている。4年前にサウズリンド王国の王位第一位継承者・クリストファー・セルカーク・アッシェラルドから「私と婚約してほしい」「王宮図書室の本を自由に読める」「好きなだけ本を読める時間を私が守ろう」と言われ婚約を承諾する。楽しい時を過ごしつつも、自分は名ばかりの婚約者でありいつかは婚約解消されるものと思っていた。ところが後宮に行儀見習いとしてやって来たアイリーン・パルカス子爵令嬢がクリストファー殿下と親しげに話しているのを見て、自分がいつのまにかクリストファーに恋心を抱いていることを自覚する。
 一方のクリストファーは幼少の頃にエリアーナに出会い、恋心を抱き王太子妃にと望むが、「サウズリンドの頭脳」という隠名を持つベルンシュタイン家はそれを拒む。エリアーナが社交界デビューをして婚約を承諾させたが、ベルンシュタイン家はエリアーナが成人するまでに本よりも自分に興味を抱かせること、「サウズリンドの頭脳」の隠名を使わずに全ての貴族の賛同を得ることを条件に付ける。
 語り手であるエリアーナが主人公ではあるけれど、実は美男の賢士クリストファーが様々な画策を講じつつエリアーナの愛を獲得する物語。各エピソードは絵に描いたような起承転結の物語。事件が起きて、エリィの不安がつのっていくが、クリスの登場で好転して、ハッピーエンドで終わります。


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2023年01月21日

「特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER」(4)

★主題歌
○エンディング



「ミッドナイト デカレンジャー 10 YEARS AFTER」
 作詞:藤林聖子、作曲:高取ヒデアキ、編曲:亀山耕一郎、歌:ささきいさお。テレビシリーズのエンディングを新バージョンでリメイクしている。今世紀のささきいさおさんの歌声は皆さらりと力まず歌っていて、これも良い感じに仕上がってます。

○挿入歌
「特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER」



 作詞:吉元由美、作曲:宮崎歩、編曲:京田誠一、歌:サイキックラバー。こちらもテレビシリーズのオープニングのリメイク。挿入歌というよりもBGMで使用されていた。
posted by KAZU at 14:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2023年01月20日

「特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER」(3)

★キャラクター&キャスト

○キャリー / 小林里乃



 他人の体内に潜入できるクレメント星人の少女。2年前の事件の目撃者。本作のキーマン。事件から2年を経ているが時間の経過を感じさせないキャラ。2年前と容姿は変わらない。ここはちょっとは変えてほしかったところ。

○キャリーの父 / 筒井巧



 2年前の事件の目撃者であり、キャリーを体内に潜り込ませて娘を守り、レイドリッヒに殺される。

○日渡氷狩 / 上村祐翔



 地球署勤務のエスパー。かつて事件(テレビシリーズのEpidode7,8)でジャスミンに助けられる。後に宇宙警察学校を卒業、地球署に赴任しジャスミンと再会。それがきっかけとなって結婚する。ジャスミンの回想シーンが流れるが、少年がすっかり青年になっている。10年の時の流れを一番感じるキャラ。

〇カイト・レイドリッヒ=アリエナイザーX / 小山力也(声)



 宇宙警察・銀河系管区警察局の局長。本作の黒幕。宇宙マフィアのキュルリアンファミリーと結託、2年前居合わせたマフィアをキャリーの父と共に殺して報酬を独り占めする。キャリーの宇宙検察庁での証言もあり、ジャッジメントでデリートが許可され葬り去られた。



○アサム・アシモフ=ネオデカレッド / 栩原楽人
 地球署の新人デカ。バンの転属で配属される。先輩には礼儀正しく一般人には優しい。実は黒幕カイト・レイドリッヒの手下で口の悪い悪ガキ。先輩デカを「老兵」と見下す。最後はレイドリッヒに吸収されて彼のエネルギーとなり消滅する。演じるのは「仮面ライダー響鬼」(2005年)で安達明日夢を演じた栩原楽人。

○ムギ・グラフトン=ネオデカイエロー / 秦瑞穂
 地球署の新人デカ。育児休職中の茉莉花に代わって配属。普段から口が悪く態度も悪いリバーシア星人の女デカ。ロングヘアーに黄色のメッシュを入れている。実は黒幕カイト・レイドリッヒの手下。最後はアサムと共にレイドリッヒに吸収されて彼のエネルギーとなり消滅する。演じるのは「轟轟戦隊ボウケンジャー」で猫が変身した少女・未夢を演じた秦瑞穂。

〇クローン・アブレラ / 中尾隆聖(声)



 テレビシリーズのラスボス。レイン星人のサイボーグ、死の商人と呼ばれた。カイト・レイドリッヒの手によりクローンとして巨大化した姿で復活したが、署長=デカブレイクの参戦で倒される。一度聞いたら忘れられないと言われる中尾隆聖さんの声が冴えてます。

〇イーガロイド / 中井和哉(声)
 テレビシリーズのアブレラが販売する上級戦闘員。護送船不時着後の戦いでブルー、グリーンと戦い、最後皆がウメコに戦闘を託したあとデカピンクに倒される。

〇マイケル・マイクソン / ささきいさお(声)



 冒頭、夜の街でマフィアの一味に追われるミクロフォノ星人。体内にキャリーが潜入していたため追われていた。センちゃんが駆けつけて助け、キャリーがウメコに潜入したため解放され、どこへともなく去っていった。

〇ナレーター - 古川登志夫
posted by KAZU at 07:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2023年01月19日

「特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER」(2)

★キャラクター&キャスト
 まずはレギュラー陣から。



○赤座伴番=デカレッド / さいねい龍二
 愛称バン。現在は宇宙警察特殊部隊ファイヤースクワッドに所属、宇宙全域で平和のために活躍している。地球署署長の招聘により戻ってくる。

○戸増宝児=デカブルー / 林剛史
 愛称ホージー。地球署内でコンピューター室に入り浸り「端末でゲーム三昧」と噂されているが10年前の事件を密かに一人調べていた。

○江成仙一=デカグリーン / 伊藤陽佑
 愛称センちゃん。ホージー、ウメコと共に地球署に勤務。今回の護送についての作戦は知らされていなかった。

○日渡茉莉花=デカイエロー / 木下あゆ美
 愛称ジャスミン。地球署のデカにしてエスパー。旧姓・礼紋。現在子育て休職中。かつての事件の関係者である日渡氷狩と結婚。日渡がテレポーターで赤子の息子もテレポーター。授乳によりジャスミンにもその能力が宿り、本作では大活躍する。

○胡堂小梅=デカピンク / 菊地美香
 ホージー、センちゃんと共に地球署に勤務。仙一と彼氏彼女の仲は継続中。やはりセンちゃんと同様、護送作戦についての情報は知らされていなかったし、最後までバンの作戦には気付かず、天然健在。ちなみに実生活では後にウメコはテツと結婚しています。

○姶良鉄幹=デカブレイク / 吉田友一
 愛称テツ。元特キョウの刑事、現・地球署の署長。本人はキャリーに対して「署長代理」と言っているが。最終戦闘場面で現場に出て変身・参戦した。



○白鳥スワン / 石野真子
 地球署を離れて研究機関で研究に専念している。本作ではテツに招聘されてドギー救出に協力する。

○ドギー・クルーガー=デカマスター / 稲田徹(声)
 元地球署の署長。2年前、カイト・レイドリッヒの悪事に気付き単独で赴き、キャリーの父を人質に取られた際にマフィアに銃撃されて意識不明となる。倒れる寸前にキャリーに、「警察も信じるな。信じられるのはテツ、バン、ホージー、センちゃん、ジャスミン、ウメコ」と6人の名前を伝える。点滴に細工をされて意識が戻らないようにされていたが、スワンにより助けられ、傷ついた体で短時間変身してデカレンジャーを助けた。最後の場面では職務に復帰している。
posted by KAZU at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮