2022年08月30日

「魔法科高校の優等生」(2)

★主題歌
〇「101」



 オープニング。軽快なリズムに乗って深雪、ほのか、雫の三人から始まり、ヒロインたちが次々と登場する。主に第三高校との九校戦の競技別、チーム別にコスチュームを変えての姿が楽しい。作詞・作曲・編曲ともにじん、歌は三月のパンタシア。

〇「ダブル・スタンダード」



 自宅で達也により調整中の下着姿で横たわる深雪の姿から始まる艶かしいエンディング。作詞はSHOW、作・編曲は野井洋児、歌はフィロソフィーのダンス。

★サブタイトル
 シリーズ中、唯一内容を表わしたサブタイトルが付けられ、更に直訳の英語が添えられている。余りに直訳過ぎて笑ってしまうものも。

#01 一生大事にします/I'll cherish this for the rest of my life
#02 ご一緒してもいいですか?/May I join you?
#03 少女探偵団、始動よ!/The Girl's Detective Club is here!
#04 友達/Friends
#05 手出しはさせません/I won't let anyone interfere
#06 九校戦、開幕です/The Nine Schools Competition begins
#07 数学的連鎖アリスマティック・チェイン/Arithmetic Chain
#08 氷熱地獄インフェルノ/Hell of Ice and Flames
#09 あなたがいたから/Because you were by my side
#10 負けたくない/I don't want to lose
#11 お兄様、ご武運を/Brother, good luck
#12 飛びます!/I will fly!
#13 ゆずれない想い/I can't lose
posted by KAZU at 07:38| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2022年08月28日

「魔法科高校の優等生」(1)



 「魔法科高校の優等生」は2021年7月から放映された「魔法科高校の劣等生」シリーズのスピンオフ作品。原作は佐島勤、森夕によるスピンオフ漫画「魔法科高校の優等生」。監督は橘秀樹、シリーズ構成・脚本は玉井☆豪、音楽は岩崎琢、制作はCONNECT、製作は魔法科高校の優等生製作委員会(アニプレックス、KADOKAWA、スクエア・エニックス、ストレートエッジ、ムービック)。全13話

★ストーリー
 「魔法科高校の劣等生」第1期の入学編と九校戦編を深雪の視点から描いた作品。第1期では1年の女子生徒は美月、雫、ほのか、エリカが中心だったが、本作では九校戦で活躍した英美、スバル、和美の3人、第三高校の女子学生、愛梨、栞、沓子、水尾佐保が加わって花を添えている。殊に第三高校の1年生3人が絡む部分がオリジナル性が高い。

★キャラクター&キャスト



〇一色愛梨(いっしきあいり)/ Lynn
 第三高校の1年生、「一色家」の令嬢。通称「エクレール・アイリ」。プライドの高いお嬢様で、道には厳しいが内輪には優しい。逆に外には冷徹な態度をとる。九校戦の代表選手で栞、沓子と行動を共にすることが多い。

〇十七夜栞(かのうしおり)/ 種ア敦美



 第三高校の1年生。九校戦の代表選手。「数学的連鎖(アリスマティックチェイン)」を得意とする。元々数字落ちの家系の生まれで、3年前に愛梨と対戦したことをきっかけに愛梨に目をかけられ、触発されて能力を高めてきた。



〇四十九院沓子(つくしいんとうこ)/ 木戸衣吹
 第三高校の1年生。九校戦の代表選手。古風な老人言葉で喋るのが特徴。「白川」の水に干渉する魔法を得意とする。敵味方にかかわらず手をさしのべる懐の広い性格。



〇水尾佐保 / 石飛恵里花
 第三高校3年生。九校戦の代表選手に選ばれ、後輩に慕われる良き3年生。
posted by KAZU at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2022年08月27日

「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」



 「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」は2017年6月に公開された「魔法科高校の劣等生」シリーズ劇場版。原作は佐島勤、監督は吉田りさこ、脚本は佐島勤・ライトワークス、音楽は岩崎琢、制作はエイトビット、製作は劇場版魔法科高校製作委員会(アニプレックス、KADOKAWA アスキー・メディアワークス、スクウェア・エニックス、ムービック)、配給はアニプレックス。全90分。
 原作者書き下ろしによる完全新作ストーリー。時系列は第2期「来訪者編」の第11話のリーナがアメリカへ帰国した後につながる。

★ストーリー
 陸軍の戦略級魔法「マテリアルバースト」に対抗するため、海軍では秘密裏に戦略級魔法「隕石爆弾(ミーティアライト・フォール)」を開発していた。複数の調整体魔法師を使って精神の強制リンクにより、小惑星の軌道を変えて地球に落とす実験が行われた。小笠原諸島にある雫の家の別荘に遊びにきていた達也は、軍から緊急に呼び出されて、落下してくる小惑星をマテリアルバーストで粉砕する。小笠原諸島南盾島の研究所の兼丸孝夫所長は、次にUSNRの廃棄戦略軍事衛星「セブンスプレイグ」の軌道を変更して外宇宙へ飛ばし抑止力として働いている衛星を消滅させる実験にとりかかる。
 一方、研究所の所員盛永明子は調整魔法師の酷い扱いに、自分が担当していた九亜を脱走させる。九亜は保護してくれるばずの七草真由美には会えなかったが、間違って深雪たちの乗る飛行機に隠れたために無事に脱出に成功する。事情を知った達也は、九亜から仲間を助けてくれと頼まれ活動を開始する。
 他方、アメリカに帰国したリーナは帰国した空港で命令を受けそのまま小笠原諸島へ向かう。命令は研究所「南方諸島工廠」の破壊とデータの消去。ところがリーナがたどり着いた時には、既に達也が研究施設を破壊してデータを消去した後だった。先の実験は失敗して宇宙の彼方へ飛んでしまうはずの「セブンスプレイグ」が落下しつつあった。核廃棄物を積んだ「セブンスプレイグ」が落下した場合の被害は計り知れない。達也はリーナの力を借りて宇宙空間へ上がり、落下してくる「セブンスプレイグ」を無害化して消滅させた。深雪たちは無事に調整体魔法師「わたつみシリーズ」を救出して九亜は仲間たちとの再会を果たす。

★キャラクター&キャスト



〇綿摘未九亜(わたつみここあ)/ 小原好美
 本作に登場する少女、キーマン。調整体魔法師「わたつみシリーズ」のNo.22。マテリアル・バーストに対抗するため海軍が秘密裏に開発を進める戦略級魔法「隕石爆弾(ミーティアライト・フォール)」の演算処理に利用するために作られた。精神の強制リンクにより自我の消失化が進行しており、担当研究員・盛永から脱走を指示される。真由美とは合流できなかったが、エリカたちに助けられ、達也に他の調整体の救出を依頼する。



〇兼丸孝夫 / 安原義人
 小笠原諸島南盾島の研究所「南方諸島工廠」の所長。陸軍の戦略級魔法に対抗するため「隕石爆弾(ミーティアライト・フォール)」の開発を強引に進める。自らの実績のため、リスクを度外視。調整体魔法師に対しても気配りすることなく道具として扱う。USNAの廃棄戦略軍事衛星「セブンスプレイグ」の抑止力を無力化するため「軌道離脱実験」によって外宇宙へ飛ばしてしまおうとするが失敗し地球に落下させることになる。実験機器とデータは全て達也に破壊され失う。



〇盛永明子(もりながめいこ)/ 岡寛恵
 「南方諸島工廠」の研究員。海軍が進める戦略級魔法「隕石爆弾(ミーティアライト・フォール)」の実験に参加していたが、調整魔法師わたつみシリーズの酷い扱いに九亜の脱走させ七草家に九亜の保護を求めた。

★主題歌



〇「SPEED STAR」
 劇場版ということでエンドロールで流れる。ともかく攻めの一曲、前向きに前進前進--的な曲。物語の一件落着的な穏やかな雰囲気ではなくて、達也の、深雪の、リーナの魔法師の未来に掛ける意気込みを感じる。作詞はメイリア、作・編曲はtoku、歌唱はGARNiDELiA。
posted by KAZU at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2022年08月26日

「魔法科高校の劣等生 追憶編」



 「魔法科高校の劣等生 追憶編」は2021年12月に放映された「魔法科高校の劣等生」シリーズの3作目の作品。第2期のつづき。原作は佐島勤、監督は吉田りさこ、脚本は中本宗応、音楽に岩崎琢、制作はエイトビット、製作は魔法科高校2製作委員会。1話完結(71分)。

★ストーリー
 本作冒頭は第2期の後、深雪が達也、水波と3人で暮らしており、沖縄へ出かける準備をしているところから始まり、深雪が4年前の沖縄戦の時のことを振り返る、額縁形式の展開になっている。本編はまた司波兄妹の母・深夜が存命の時。司波深夜が達也、深雪、桜井穂波を伴って沖縄へ旅行に出かけた折りの物語。達也が軍とかかわりを持つ発端でもある。
 既に深雪は四葉の後継者であり、達也は深雪のガーディアン。母は達也を使用人扱い、深雪は兄を気にしつつもそれを傍観していた。達也はガーディアンとしての使命を果たすべく、深雪に対して主人のようにふるまっていた。散歩につきそった達也は深雪が軍人に絡まれたところを助ける。「深雪は僕が守る」。それがきっかけで達也に対する深雪の気持ちが変化していく。
 沖縄で過ごすある日、母・深夜の体調がおもわしくなく、兄妹は軍基地の見学に二人で出向くことになる。深夜は達也に対外的には二人は兄弟であるから、妹を「深雪」と呼ぶよう命じられる。深雪は兄から「深雪」と呼ばれることに戸惑いつつもそこに喜びを感じていた。
 そんな中突如、大亜連合が沖縄に侵攻してきた。深夜たちは軍のシェルタ−にかくまってもらうことにし、基地に赴く。ところが、すぐにシェルターに案内されず控室に通される。訝る達也の前に、反乱を企てた兵士が現れ、深夜、深雪、穂波は撃ち殺されてしまう。達也は巻き戻しを使って三人を蘇生し、自らアーマースーツを借りて軍と共闘する。接近して艦砲射撃を繰り返す敵に対して、防御能力を持たない達也は苦戦するが穂波が魔法障壁で時間稼ぎをする中、戦略級魔法を発動して敵艦を沈める。強引な魔法障壁の行使で穂波は倒れるが、達也の蘇生を断り死を選ぶ。
 このことがあって以来、深雪は「お兄様にいただいた命」を大切にすることを誓う。

★キャラクター&キャスト



〇司波深夜 / 井上喜久子
 達也と深雪の母、真夜の双子の姉、故人。系統外魔法「精神構造干渉」を扱う魔法師。達也に「人工魔法演算領域」を植え付け、深雪以外への情動を取り除いた。物語の開始時には既に亡くなっている。



〇桜井穂波 / 遠藤綾
 調整体魔法師、司波深夜のガーディアン。普段は深夜の身の回りの世話もしている。
司波兄妹からは姉のように慕われていた。大亜連合の沖縄侵攻時に防御力を持たない達也の魔法発動の時間を稼ぐため盾となり障壁魔法を酷使して死亡した。


★主題歌



〇「Ripe Aster」
 ラストシーンから曲が始まりエンドロールへとつながって流れていく、シンガーソングライター八木海莉の穏やかな平和に満ちたメロディ。八木海莉作詞、八木海莉・おかもとえみ作曲、eba編曲、八木海莉歌唱。
posted by KAZU at 12:33| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2022年08月25日

訃報・清川元夢さん



 声優・俳優の清川元夢(きよかわもとむ)さんの訃報が流れました。1935年(昭和10年)の生まれですから87歳ですか。丁度僕の両親の年代です。ほんの1、2年前までクレジットに名を連ねており、生涯現役でした。ご冥福をお祈りいたします。
 低音で優しい声なので、20年くらい前から穏やかな激昂しない老人の役が多くて、年齢相応な演技に、なるほどと頷いてしまいます。ニュースでは「新世紀エヴァンゲリオン」のネルフの副指令・冬月コウゾウをあげているところが多かったですが、あの雰囲気です。
 僕が印象深いのは、
・「機動戦士ガンダム」(1979年)のアムロの父・技術士官のテム・レイ
・「灼眼のシャナ」(2005年)の“屍拾い”ラミー
・「イヴの時間」(2007年)の“イヴの時間”の常連で老人のアンドロイド、シメイさん
・「一騎当千 Dragon Destiny」(2007年)の徐庶元直(この人も仙人、長老みたいな人)
・「のだめカンタービレ」(2007年)のシャルル・オクレール(審査員として来日、のだめにパリ留学を推薦した人)
・「夏目友人帳 伍」(2016年)の第9話「険しきをゆく」の高貴な老妖怪・朱遠
いずれも中年を過ぎた男性ばかりです。強烈な印象は受けませんが、「灼眼のシャナ」の“屍拾い”ラミーなどは好きなキャラクターです。
posted by KAZU at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 声優さん

2022年08月24日

「魔法科高校の劣等生 来訪者編」(3)

★主題歌
〇「Howling」



 オープニング。軽快でテンポのよいリズミカルな楽曲。映像はメインキャラクターが次々と現れて、本編を象徴するシーンも登場します。作詞はSakuとASCA、作曲・編曲はSaku、歌はASCA。

〇「名もない花」



 エンディング。力強いバラード調。前半はメインヒロインが止め絵で登場。後半の海辺の場面では深雪とリーナが私服で海風に吹かれる。作詞は佐藤ミキとイワツボコーダイ、作曲はイワツボコーダイとmaeshima soshi。編曲はmaeshima soshi、歌は佐藤ミキ。

★サブタイトル
 本作も第1期と同じく「来訪者編」とローマ数字だけになっている。
第1話 来訪者編I
第2話 来訪者編II
第3話 来訪者編III
第4話 来訪者編IV
第5話 来訪者編V
第6話 来訪者編VI
第7話 来訪者編VII
第8話 来訪者編VIII
第9話 来訪者編IX
第10話 来訪者編X
第11話 来訪者編XI
第12話 来訪者編XII
第13話 来訪者編XIII
posted by KAZU at 08:11| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2022年08月23日

「王立宇宙軍オネアミスの翼」再上映



 先日、映画館に行ったらこんなフライヤ−があった。

「35年の時を経て、4Kリマスター版で今再びスクリーンに登場!」

 1987年に公開された「王立宇宙軍オネアミスの翼」がリマスター版で再上映するのだそうです。自分の記憶では1984年くらいだと思っていたのですが…。劇場へ見にいきました。その後テレビで放映されたのを見た記憶があって、それが1987年くらいだっと記憶していたのですが…記憶はアテになりませんね。
 いずれにしても稀有な設定、人が初めて宇宙から地球を見る感動の一端を感じることのできる作品です。見たことのない方は是非。おすすめです。


前回公開時のタイトルは「オネアミスの翼 王立宇宙軍」
posted by KAZU at 07:19| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション