
1999年10月21日に発売されたOVAの第3作。ぬ〜べ〜の左腕の鬼・覇鬼の弟、絶鬼が甦り学校に姿を現わす。ただならぬ妖気にゆきめ、玉藻、いずなが学校に集結する。ぬ〜べ〜の500倍の妖力を持つという絶鬼にいずなは重傷を負う。ゆきめの力も一時的に動きを止めることしかできない。学校が破壊され、次々と児童がケガを負う。鬼の妖気に呼応してぬ〜べ〜の中の覇鬼が復活しつつあった。ぬ〜べ〜は決死の作戦で一旦退けることに成功したものの、更に這い上がる絶鬼。「最初から歯が立たない」と参戦しなかった玉藻は人間の無力とも思える抵抗に、妖狐の奥義を繰り出して絶鬼を沈め、さらにぬ〜べ〜が封印して史上最大の激戦は終了する。絆や愛を強調した演出はちょっと度が過ぎるかなとも思いますが、ハッピーエンド。鬼の兄弟にも絆はあったというカットをはさんでいますが、あれはどう解釈すべきなんでしょう。

〇覇鬼 / 江川央生
鬼三兄弟の長男、絶鬼の兄、赤鬼。ぬ〜べ〜の左手に美奈子先生の力を借りて封印された鬼。
〇絶鬼 / 緑川光

鬼三兄弟の次男、覇鬼の弟、青鬼。覇鬼の封印を解くため焦熱地獄から這い上がってきた。ぬ〜べ〜の500倍の霊力を持つとされる。
〇美奈子先生 / 勝生真沙子
小学生時代のぬ〜べ〜の担任、故人。ぬ〜べ〜の身体の内から覇鬼を封印している。
〇校長 / 松尾銀三
崩れ行く校舎の中で児童を助ける姿が描かれている。
