2022年05月14日

「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」(1)



 「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」は2021年4月から1クール、AT-X他で放映されたアニメ作品。原作はしめさばによる同タイトルのライトノベル。キャラクター原案にぶーた、監督に上北学、キャラクターデザインに野口孝行、音楽に菊谷知樹、音楽制作にポニーキャニオン、制作はproject No.9、製作は『ひげひろ』製作委員会。全13話。
 本作は足立いまるによる漫画を見て知り、そのあとアニメ化を知りましたが起承転結の「起」の部分を見たころで視聴意欲が減退してしまいました。ところが、アニメそのものはかなり好評で再度見直して、最後まで見た次第。
 主人公の吉田が、上司の後藤さんに告白して振られ、同僚の橋本とやけ酒のあと帰宅途中で電信柱の下に座っている制服姿の女子高生を見つける。深夜であり「補導されるから家に帰れ」という吉田に「やらせてあげるから泊めて」と返す。酔っていても激しく拒否する吉田に「じゃあ、タダで泊めて」とそのまま自宅に連れ帰る。朝目覚めるとみそ汁を作る女子高生・沙優がいた。そこから吉田と沙優の奇妙な同居生活が始まる。
 当然のことながら未成年者を保護者の同意なしに同居させた時点で犯罪であり、北海道から家出して身体を提供していろいろな男のところを渡り歩いた女子高生の事情からいっても、もっとドロドロした人間関係があるはずなのだが、本作では実にドライにえがいていて醜いドロドロ感がない。それに吉田を初め取り巻く人物、後藤さんにしても、三島、橋本、あさみ、矢口もみんな思慮深く、状況を正しく判断しできる善良な人ばかり。沙優の兄も然り。この周りの人たちとの交流がこの作品の魅力だと思う。


★キャラクター&キャスト
〇吉田 / 興津和幸
 本作の主人公。26歳、IT企業に勤めるサラリーマン。東京のワンルームのマンションで一人暮らしをしている。正義感強く、正しい倫理観を持ちつつも、沙優を追い出さず根性を俺が叩き直すという名目で同居生活を許す。

〇荻原沙優 / 市ノ瀬加那
 本作のヒロイン。北海道旭川市の高校生。家出してから宿を得るために援交を繰り返して、吉田と出会う。吉田から家事全部をするという条件で同居を許される。
posted by KAZU at 06:53| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション