2022年04月30日

「美少女戦士セーラームーンCrystal」(3)



デス・バスターズ編
 Crystalの前2シーズンが完全デジタルなのに比べて、このseasonVは以前の手法に戻しているとこのことで、画像がやわらかくなっていますが、キラキラ感は増して、演出は主人公たちが女性であるにもかかわらず熱血漢あふれます。
 セーラーサターンはお約束通り消滅しますが、テレビシリーズの破滅の悪魔的な最後ではなくてセーラー戦士として最期を迎えるところはサターンファンとしては嬉しい限りです。喋り口もやや年齢が上の感じてよかったです。最後のシーンは次作を予感させる形で終わっています。随分時間が経ってから劇場版「Eternal」へと続きます。


★キャラクター&キャスト



〇天王はるか=セーラーウラヌス / 皆川純子
〇海王みちる=セーラーネプチューン / 大原さやか
〇冥王せつな=セーラープルート / 前田愛



〇土萠ほたる=セーラーサターン / 藤井ゆきよ
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2022年04月24日

「美少女戦士セーラームーンCrystal」(2)



ブラックムーン編
 テレビシリーズによりもストレートで切れ味のよい展開です。まあ、ちびうさの登場が早すぎて面食らうところもありますが。あやかしの四姉妹はマーキュリー、マーズ、ジュピターを捕らえますが、セーラームーンの「ムーンクリスタルハレーション」で倒されてしまいます。ブラックムーンの四人はワイズマンに不審を抱きつつも結局ひとりずつ消されていくことになります。やはりここでも原作を再現しているとは言え、演出は派手でした。
 意外とキスシーンはリアルに描かれていて、うさぎと衛のキスシーンはいいのですが、プリンス・デマンドがうさぎの唇を奪うシーンや、ブラックレディがタキシード仮面とキスするシーンはリアルすぎて、うさぎがかわいそうです。

★キャラクター&キャスト
○ちびうさ=セーラーちびムーン / 福圓美里



○冥王せつな=セーラープルート / 前田愛

◎ブラック・ムーン
○ワイズマン=デス・ファントム / 岩崎ひろし



ブラック・レディ / 福圓美里



○プリンス・デマンド / 宮野真守
○蒼のサフィール / 代永翼
○紅のルベウス / 高橋広樹
○碧のエスメロード / 桑島法子



▷あやかしの四姉妹
○ペッツ / 水田わさび
○カバベラス / 半場友恵
○ベルチェ / 笠原留美
○コーアン / 雪野五月
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2022年04月23日

訃報・松島みのりさん



 声優の松島みのりさんが亡くなられました。アニメ黎明期から活躍されほんの数年前まで50年以上も声のお仕事をされてました。心からご冥福をお祈りいたします。

 松島みのりさんというと、やはり「キャンディ・キャンディ」のキャンディを思い浮かべますが、案外主役が少なくてサブキャラクターやゲストキャラが多かったですね。少女の声は勿論、少年の声もお得意でした。「怪物くん」のヒロシや「キン肉マン」のミートくんは印象深いです。僕自身は小学校、中学校時代のサブキャラ、ゲストキャラをよく覚えてます。クレジットで「みのり」とひらがな書きは目に入りやすかったのかもしれません。

「スーパージェッター」の水島かおる…僕の中では一番かな。



「黄金バット」のマリー…松島さんの声ではマリーの声がかわいいです。
「あかねちゃん]の上条茜
「怪物くん」のヒロシ…怪物くんの声が強烈なので余り目立ちませんが。
「アタックNo.1」の八木沢静…八木沢三姉妹の二女。
「どろろ」のどろろ
「ふしぎなメルモ」のメルモの弟トトオ
「デビルマン」の妖獣オーロラ…「デビルマン」の女性妖獣はなかなか名優さんが多いです。人にあらざる者はやはり難しいということでしょう。
「マジンガーZ」の弓さやか…これは初代ではなかったと思う。
「てんとう虫の歌」のひよ
「キャンディ・キャンディ」のキャンディ…超有名ですね。
「ドカベン」の山田サチ子
「リトル・ルルとちっちゃい仲間」のルル…数少ない主役のひとつ
「キン肉マン」のミート君…愛されたキャラ、永く務められました

 吹き替えでもご活躍で海外特撮では
「宇宙家族ロビンソン」のペニー・ロビンソン
「宇宙大作戦」のウフーラ
「謎の円盤UFO」のエリス中尉
「キャプテン・スカーレット」のキャロル・エンジェル
などなど。


「謎の円盤UFO」エリス中尉
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2022年04月22日

訃報・柳生 博さん



 また一人名優さんが亡くなられました。ドラマや映画で出演作品は数多く、テレビに出演された時でしたか、医師や学者の役が多くてセリフを覚えるのが大変だ、とおっしゃっていたのを覚えています。僕の中では長く続けられたNHKの「生きもの地球紀行」のナレーションが大好きでした。
 特撮では「円盤戦争バンキット」やテレビ版の「日本沈没」と1970年代の作品が頭に残っているのですが、中でも忘れられないのがNHKの少年ドラマシリーズの「その町を消せ!」のパラレルワールドの少女・千鶴子の父親役。逆レーザー光線で拷問にかけられるシーンが印象に残っています。この作品も1978年と70年代。柳生さんは僕の親の年代ですので、40歳くらいだったはず。写真もお若いですね。

 ご冥福をお祈りいたします。
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2022年04月20日

メタル宇宙人ガルト星人



 平成ウルトラセブン「“EVOLUTION”5部作」でEPISODE:3「ネバーランド」とEPISODE:5「アカシックレコード」に登場する異星人。この「“EVOLUTION”5部作」で起こる事件を陰からあやつる首謀者である。
 量子通信システム観測所の職員・タシロとして地球に潜入しており、定点観測者と同様“人類進化の傍観者”だとカザモリには言っていた。最初はセブンとは敵対する態度は取らずに、傍観者に徹するような態度を見せていた。裏でアカシックレコードを「植物系生命体は進化の袋小路に陥った人類を滅ぼして地球を統治する」という内容に書き替えていた。要するに地球侵略者だったわけだが…。
 EPISODE:5の冒頭でセブンのアイスラッガーかわす実力を見せてカッコイイと思ったのに、最後には巨大化して自身の操る怪獣ガイモスとともに戦いに出たのはさすがに驚いた。何で今更巨大化するんだ…。この点だけが惜しまれる。
 セブンのワイドショットで倒れた後、アカシックレコードは「人類と植物系生命体は平和に共存していく」という内容に戻る。物語はここでハッピーエンドで幕を閉じることになるが、平成ウルトラセブンは新たな可能性を暗示して終わっている。
 なぜ突然ガルト星人なのかというと、たまたま調べ物で関智一さんのことを調べていてふと思い出した次第。ガルト星人の声は関さんが演じているが、人間態であるタシロを関さん自身が演じている。
posted by KAZU at 06:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ウルトラセブン

2022年04月19日

「美少女戦士セーラームーンCrystal」(1)



 「美少女戦士セーラームーンCrystal」は2014年から2016年まで放送されたアニメ作品。1990年代に放映されたテレビシリーズに対し、原作に忠実な形で制作された作品。
2014年7月から2015年7月まで第1期・第2期が配信され、2015年4月から9月まで地上波で放映された。第3期は深夜アニメで2016年4月から6月まで地上波放映された。
 原作は武内直子の漫画「美少女戦士セーラームーン」、チーフプロデューサーに松下卓也、音楽に高梨康治、キャラクターデザインに佐光幸恵(第1期・第2期)・高橋晃(第3期)、制作は東映アニメーション、製作は講談社・東映アニメーション。話数は38エピソードとなっている。第3期の第1話は前編・後編の2話仕立て。主題歌にはももいろクローバーZが起用された。声優陣は月野うさぎのみが三石琴乃の続投で、他は一新されている。第1期、第2期は全編デジタル制作で明らかに雰囲気を異にする。本編も基本的に原作通りでシリアスな内容になっている。
 第1期は「ダーク・キングダム編」、第2期は「ブラック・ムーン編」、第3期は「デス・バスターズ編」をアニメ化している。



第1期「ダーク・キングダム編」
★ストーリー
 テレビシリーズの“無印”に当たる部分です。テレビシリーズではうさぎが一人で妖魔と戦うエピソードが続いて、その後ようやく亜美が登場しますが、本作では第2話で亜美が、第3話でレイが、第5話でまことが、第8話で美奈子が登場してスピーディに展開します。原作は見ていませんのでどれ程忠実に再現されていて、どこが違うのかは分かりませんがシリアスでハード、演出は「聖闘士☆星矢」並に派手。変身シーンは涙が出るくらいカッコイイです。殊にジュピターのは大好きです。ダーク・キングダム四天王が元はエンディミオンに仕えた騎士であったというのが、テレビシリーズとは大きく違う設定でしょうか。

★キャラクター&キャスト



月野うさぎ=セーラームーン / 三石琴乃
水野亜美=セーラーマーキュリー / 金元寿子
火野レイ=セーラーマーズ / 佐藤利奈
木野まこと=セーラージュピター / 小清水亜美
愛野美奈子=セーラーヴィーナス / 伊藤静
地場衛=タキシード仮面 / 野島健児
クイーン・セレニティ / 小山茉美
ルナ / 広橋涼
アルテミス / 大林洋平



◎ダーク・キングダム
クイン・メタリア / 松岡洋子



クイン・ベリル / 渡辺美佐
ジェダイト / 岸尾だいすけ
ネフライト / 鳥海浩輔
ゾイサイト / 松風雅也
クンツァイト / 竹本英史



左からクンツァイト、ゾイサイト、ネフライト、ジェダイト
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2022年04月16日

「美少女戦士セーラームーン セーラースターズ」(6)


セーラーギャラクシア、セーラーちびちび、セーラームン

 無事に「美少女戦士セーラームーン」テレビシリーズ全200話を見直しました。正確には最後のシリーズである「セーラースターズ」は殆ど見ていなかったので、最終回に迫る感じは、無印を見ているような感覚でした。
 さすが女の子向けの作品の最終回。ハッピーエンドで終わりました。一旦消滅した他のセーラー戦士たちが最後に復活するというパターンはもう驚きません。ただ、本編中でギャラクシアが言っているように「戦士」と名の付くものが戦闘を放棄するのはやはり納得がいきませんね。特に日本人はそうなんですが、「話せば分かる」という感覚も地球上を超えて銀河にまで舞台を拡げるなら、「話しても通じない」恐ろしく価値観の違う文化が存在するに違いありません。オリジナル展開が多いテレビシリーズですから原作の真意はどうなのかはわかりませんが。
 さて、もともと最新の劇場版作品を見る前に、全部見ておこうと思ったのがきっかけでした。しかし、考えてみると最新劇場版はCrystalシリーズの最新続編。やはりCrystalも最初から見ておくべきだと、見始めました。原作を忠実に再現しようとしたCrystal、実は全く見ていません。ももいろクローバーZが主題歌を歌っているということは知っていますが。ある意味楽しみです。


無印のイメージシーン。少女向けアニメにしてはちょっとびっくりな亜美の過激なシーン。
posted by KAZU at 08:42| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション