2021年10月20日

「シン・エヴァンゲリオン劇場版 :||」(1)



 エヴァファンから絶賛を浴びた「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」ですが、劇場へ足を運ぶことなく、今回漸く見ることができました。エヴァの集大成として大変評価の高かった作品です。確かに見るものを引きつける最後の局面、人と人との絡みはお見事でした。反面、設定が難解・複雑、重いと言われることも多く、殊に設定について言えば僕もよく分かりません。「Q」と「:||」を反復して見ているのでがやっぱり理解しがたいですね。まだテレビシリーズの最終回+αの方が見ていて解りすかったです。

 物語は「Q」の続き、地上に取り残されたシンジ、アスカ、レイの3人の彷徨とミサトたちヴィレの旗艦AAAヴンダーの最終ミッションへの動向の二本柱で進みます。シンジは自分の起こしたこととその結果を目の当たりにして自己の中に閉じ籠もります。かつてのクラスメイトに会っても心を開こうとしませんが、ネルフを離れて自己を維持できなくなったレイが崩壊してしまうのを見て漸くミサトの元へ戻る決心をします。再びエヴァに搭乗しようとするシンジ。それを拒否するクルー。しかし、ミサトはそれを遮ってシンジを初号機に乗せます。ネルフのゲンドウの思慮深い裏の裏をかく用意周到な罠はとうとうヴィレを追い詰めますが、アスカとミサトの命を代償にして局面を打開。レイの魂と邂逅したシンジをマリが助け出します。ゲンドウが成したかったことが、余りにも個人的な願望であったことは今更ながらショックを受けますね。死んだ人間を生き返らせること=悪魔と契約を結ぶことです。「魔法先生ネギま」然り、「星を追う子ども」然り。
 エピローグはカヲルとレイ、シンジとマリの穏やかな日常を描いて幕を閉じます。繰り返しを求める世界、次のリピートで別の出口が見つかるのでしょうか。
posted by KAZU at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション