2020年09月20日

「東京ESP」(3)

★キャラクター&キャスト



◎超能力解放戦線
○教授=東北斎 / 川原慶久
 考古学者で美奈美の父、京太郎の養父。海外の小国で聖柩と石版を発見、光る魚により周囲の人間に幻惑を見せる能力を得る。秘密を隠蔽しようとした日本政府の外交官により殺されかけるが、治癒能力者の妻の力で自分だけが生き延び帰国する。帰国後政府高官を見つけるが何者かに高官は抹殺されてしまう。「超能力解放戦線」を組織しESP能力によるテロを起こし、「ESP特区」の設立を目論む。真の目的は真の黒幕を誘い出し暴くこと。

○東西羅 / 久川綾
 教授の妻、美奈美の母。教授と同じく考古学者であったようだ。能力は治癒能力。最後瀕死の中で能力を使い夫を助けて果てる。

○東美奈実 / 三澤紗千香
 教授の娘。テレポーターで京太郎よりも遥かに長い移動距離を誇る。父親の復讐に手を貸しているが、京太郎に対しては非情になれないところがあり、何度も命令に背いている。厭世的で冷めた性格。父の復讐劇に京太郎を巻き込みたくなくて彼の前から姿を消す。しかし、リンカが京太郎を戦いに巻き込んだことから激しくリンカに敵意を抱く。

○黒井弧月 / 今野宏美
 小節の妹、「怪盗ブラックフィスト」の名を姉と争う。光る魚を自力で見つけ超能力者となり、美奈美の誘いに乗って超能力解放戦線に所属。高校襲撃にも参加。能力はテレポートだが、自身の瞬間移動意外に、物を転送・呼び出す能力も持つ。

○格之進 / 江原正士
 甲冑を身に着け、面で顔を隠た体躯の大きな男。「気功」の達人。強大な飛行能力を持ちタンカーや国会議事堂を浮遊させた本人。負傷から回復した小節の強烈なパンチに倒される。

○助三郎 / 麦人
 格之進と同様、面頬で素顔を隠し甲冑を着た男性。能力は探知能力。目標を意識の中で探知し鎖を使って追尾・攻撃できる。歩と紫の攻撃に破れる。

○リン・リンチェイ / 松岡由貴
 美奈美にスカウトされて高校を襲撃した一人。チャイナドレスを着た中国人の少女。中華料理店の店員だったが、店長につるし上げられていた時に光る魚により超能力を得る。能力はテレキネシスで物体を反発させる。

○奈室亜美江 / 原田ひとみ
 美奈美にスカウトされて高校を襲撃した一人。帽子をかぶった色黒の少女。能力は催眠術。

○釘宮小鳩 / 小林ゆう
 美奈美にスカウされた少女の一人。教授に取り入ろうとテロを計画するも、リンカたちに気付かれ、リンカと同じ能力だったため一枚上手のリンカに敗れる。
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2020年09月19日

「東京ESP」(2)

★キャラクター&キャスト



○漆葉リンカ / 木戸衣吹
 本作の主人公。東京に住む高校1年生。光る魚により物質透過の超能力を得る。ただし生物は透過できない。超能力を使う時のみ髪が真っ白に変わるため「白い少女」の異名がついた。元刑事の父親から格闘技を仕込まれており、特殊警棒を使い、蹴り技が得意。

○東京太郎(あずまきょうたろう) / 河本啓佑、田村睦心(子供時代)
 リンカの高校の先輩、テレポーター。半年前にチンピラに絡まれていたところをリンカに助けてもらったことがきっかけで、カラスの頭の覆面を被って「怪人クロウ・ヘッド」と名乗り“正義”のために活動していた。子供の頃は海外で暮らし、考古学者の両親をテロで失い、教授に引き取られ帰国する。美奈美が3人の男に強姦されそうになった時に3人と共に走る列車の前にテレポートし、自身は逃げる。その後は殺人を犯したという積みの意識にさいなまれることとなる。

○黒井小節 / 相沢舞
 「盗賊の家柄」を自称する高校生。着ているものも含めて透明化の超能力を持つ。能力獲得後「怪盗ブラックフィスト」を名乗って盗みを行っていた。リンカと京太郎により捕縛されてしまう。復讐のため超能力集団の仏田たちに手を貸すも命を狙われ竜胆に助けられる。以後は竜胆を「おじさま」と慕いリンカたちに協力することに。もともとボクサーでパンチ力は常人の遥か上をいく。

○江戸山紫 / 田所あずさ
 都内に住む小学生。ショートヘアで眼鏡の少女。家はヤクザ。空飛ぶペンギン・ペギィを飼っていたことでリンカたちと知り合う。仏田の事務所に監禁されているときに光る魚により超能力を得る。能力は過去視(サイコメトリー)。モノに宿った残留思念を読み取り持ち主の技能を再現できる。

○大空歩 / 緒方恵美
 眼鏡の中学生、老師の弟子で格闘術にも長けている。能力は未来予知で数秒後の未来を何通りも予知することができる。母親は政治家でESP規制派であったため、母親にも能力を隠していた。

○ペギィ / 水原薫
 光る魚を追っていた空飛ぶペンギン。「回収者(コレクター)」で超能力者から光る魚を吸い取って能力を消してしまう。飛行能力は体の大きさに似合わず、何人もの人間を運べる程に大きい。

○漆葉竜胆 / 稲田徹
 リンカの父、元刑事。周囲のものを引き寄せる強力なテレキネシスを使う。超能力発動時のみ髪が金髪になる。

○養谷藩田衛門(ようだにぱんだえもん) / 井上和彦
 元警視庁の武術指南、竜胆の師匠。通称「老師」。常にパンダの着ぐるみを着ている。能力は遠隔視。

○鍋島警部 / 安原義人
 竜胆の元同僚の刑事。白い少女がリンカではないかと独自操作を行っていた。リンカに任意同行を求めるところまで行ったが、事件解決のため超能力者に協力を要請する。

○釜田ツユ / 田中涼子
 鍋島警部と行動を共にする女性刑事。

○平城重太郎 / 藤原啓治 ・平城京香 / 浅野まゆみ
 京太郎の両親で考古学者。教授とともに海外の小国で発掘調査に参加していた。発掘した聖柩と石版の秘密を隠蔽しようとした日本政府の外交官に殺される。

○ケイシーさん / 平松広和
 竜胆の行きつけのバーのマスター。女性口調で喋る。リンカの家が燃えた後、リンカたちの住む場所を提供している。

○大空麗亜 / 大浦冬華
 衆議院議員、歩の母。ESP規制派の急先鋒で息子の歩が超能力者であると分かってショックを受ける。国会議事堂浮遊事件の際に助けに着た歩と和解した。

○ペリコ / 茅原実里
 日本に渡った際に光る魚を取り込んで超能力を得た雌のペリカン。能力により人の言葉を理解し喋れるようになった。無人島に幽閉された京太郎に良き伴侶を紹介するという約束で、脱出に協力する。能力はテレパシー。教授の幻影を見せる思念波を相殺できる程の力を持つ。
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2020年09月18日

「東京ESP」(1)



 「東京ESP」2014年7月からテレビ放映されたSFアクションアニメ作品。原作は瀬川はじめの同タイトルの漫画作品。監督は高柳滋仁、キャラクターデザイン・総作画監督に滝山真哲、音楽にEvan Call、音楽制作はランティス。制作はXEBEC、製作は[東京ESP]製作委員会。全12話。
 東京を舞台に描かれた超能力と超能力を得た人物を描いたバトルアニメで、原作の第一部をアニメ化しているため、最終話での終結感は殆どなく「後半に続く」形で終わっている。舞台、東京の描写は緻密。東京を殆ど知らない僕でもリアルさに驚く程。また直接ストーリーに絡まないが「喰霊-零-」のヒロイン土宮神楽と諫山黄泉が第1話と最終話に、「防衛省超自然災害対策本部特殊戦術隊第四課(特戦四課)」のメンバーも第1話に登場する。

★ストーリー
 東京に住む主人公・漆葉リンカはある日、空を飛ぶ光る魚の群を見る。その一匹が体に入り込むことで、リンカは物質を透過する超能力を身につける。また彼女の父親・竜胆は周囲の物質を引き寄せる強力な念動力を手にする。リンカは同様に光る魚によって超能力を得た学校の先輩の東京太郎、江戸山紫、黒井小節、大空歩らと共に、“正義”のために教授の率いる超能力者集団と対決する。ストーリーは比較的単純だが、人同志の複雑な関係、教授らにまつわる過去の出来事など背景にあるものは人のドロドロした心の奥深いところを描いていてなかなか辛辣な物語になっている。
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2020年09月16日

「喰霊-零-」(がれい-ぜろ-)(6)

★主題歌
○「Paradise Lost」



 第3話のエンディング、第4〜第11話のオープニング、第12話では再びエンディングで使用される。神楽を演じる茅原実里が歌うダイナミックな楽曲。最初に第3話で使用された時は「えっ、これがエンディング?」と思った程にオープニング向きの曲だ。オープニング映像では神楽と黄泉の仲むつまじい映像と対策室の面々と共に主要キャラクターが描かれる。作詞:畑亜貴、作・編曲:菊田大介、歌:茅原実里。

○「夢の足音が聞こえる」



 第2、第4〜第11話のエンディング。黄泉を演じる水原薫の歌唱。曲はエンディングとしては申し分ない曲なのだけれど、悲しいかな茅原実里さんの歌唱力と差がありすぎて聞き劣りします。エンディング映像は黄泉の歩く姿だけが流れます。作詞:畑亜貴、作・編曲:虹音、歌:水原薫。

◎挿入歌
 挿入歌はもともとイメージソング集に収録されているものとのこと。サントラとは異なり歌詞が付いているので短いながらも効果的に使用されて印象も強い。

○「Dark Side of the Light」(第1話)
作詞:渡邉美佳、作曲・編曲:上松範康、歌:飛蘭
第1話。

○「Unusual Days」(第7話)
作詞:畑亜貴、作曲・編曲:黒須克彦、歌:美郷あき
第7話(店内放送として使用)。

○「霊喰い」(第8話)
作詞:yui[要曖昧さ回避]、作曲・編曲:橘尭葉、歌:妖精帝國
第8話。

○「Reincarnation -Last harmony-」(第12話)
作詞・作曲・編曲:上松範康、歌:yozuca*、飛蘭


★サブタイトル
 漢語とよみがなで構成される。「発露」「邂逅」「呵責」などストーリーを象徴する漢語が使われていて、なかなか端的に表現していておもしろい。

1 葵 上 -あおいのうえ-
2 憎 発露 -にくしみのはつろ-
3 邂逅 砌 -かいこうのみぎり
4 務 大義 -つとめのたいぎ-
5 頑 思 -かたくなのおもい-
6 美 敵 -うつくしのてき-
7 呵責連鎖 -かしゃくのれんさ-
8 復讐行方 -ふくしゅうのゆくへ-
9 罪 螺旋 -つみのらせん-
10 悲劇 裏 -ひげきのうら-
11 運命 乱 -うんめいのみだれ-
12 祈 焦 -いのりのこがれ-
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2020年09月15日

「喰霊-零-」(がれい-ぜろ-)(5)

★キャラクター&キャスト
 最後に第1話の主人公である特戦四課を。

◎防衛省超自然災害対策本部特殊戦術隊第四課(特戦四課)



 本作のオリジナルキャラクター。

○観世トオル / 前野智昭



 第1話の主人公、コールサイン「特務77」。ライフルを武器に戦う。かつての恋人・宝生アオイを死に追いやった悪霊を追う。アオイは自らが除霊している。黄泉に斬り殺される。

○春日ナツキ / 喜多村英梨



 第1話のヒロイン。コールサイン「特務33」トオルの作戦時のパートナー。退魔装備をしたバイクを駆る。黄泉に斬首され殺される。

○進藤マサキ / 柿原徹也



 コールサイン「特務55」。黄泉に腕を切り落とされた上、殺される。

○葛野クドウ / 小山力也



 コールサイン「特務11」。現場を上空から指揮する実戦の要。黄泉に手足を切断された上殺される。

○和泉マミ / 矢作紗友里



 指令車から後方支援を行う特戦四課オペレーター。魍魎に憑依されて、司令官を殺害後、拳銃自殺させられる。

○金春キリヤ / 宮本充



 特戦四課の司令官。沈着冷静で大胆不敵、一見不可能な作戦も可能にする行動派の司令官。操られたマミに殺される。
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2020年09月13日

「喰霊-零-」(がれい-ぜろ-)(4)

★キャラクター&キャスト

○土宮雅楽 / 小村哲生



 土宮家の27代当主、神楽の父。妻は悪霊との戦いで死亡。神楽を幼い頃から厳しく鍛えている。神楽の危機に揺るぎない態度で黄泉を圧倒する。しかし神楽が黄泉に止めを刺すことができず、白叡に神楽を守らせた隙に致命傷を負う。殺生石の力でその場は命を長らえたが、神楽に殺生石と白叡を譲り絶命する。

○土宮舞
 土宮雅楽の妻、土宮家26代当主。神楽の母。悪霊との戦いで命を落とす。

○諫山奈落 / 麦人



 諫山家当主、黄泉の養父。黄泉の実の両親を襲った悪霊を祓い、残された黄泉を養女として引き取った。雅楽が当主に就いたため雅楽に代わり分家の取り纏め役に就く。悪霊と化した姪の冥に生きたまま臓腑を抜かれて殺される。

○諫山幽 / 石森達幸



 諫山奈落の実弟。諫山家の使命を拒んだが、血縁のない黄泉を次期当主にしようとする兄に反対する。兄の死後、兄の遺言と偽って家督を継ぎ実務を冥に任せる、冥はその時既に悪霊と化していた。悪霊と化した黄泉に生きたまま臓腑を抜かれて殺される。

○飯綱紀定 / 城山堅
 飯綱紀之の父。諫山奈落との約束で息子・紀之と黄泉の婚約を歓迎していたが、奈落が亡くなり、幽が当主となると婚約を破棄する。



○柳瀬千鶴 / 堀川千華
 神楽の中学校の友人。水泳部所属。ポニーテールの少女。あだ名は「ヤッチン」。人知を超えた神楽の環境を受け入れて、友達として神楽を支えた。

○真鍋美紅 / 升望
 神楽の中学校の友人。水泳部所属。あだ名は「ミク」。

○中林美鈴 / 篠原恵美



 神楽の通う中学校の保健医。魍魎に操られカテゴリーDと化した。神楽に除霊されたが、神楽が初めて斬ったカテゴリーDが顔見知りであったことから神楽に大きな精神的ダメージを与える。表向きは交通事故で亡くなったことになっている。

○板橋香奈 / 増田ゆき



 美鈴の後に赴任した後任の保健医。

○弐村剣輔 / 白石稔



 環境省超自然災害対策室のエージェント。最終話の2年後の後日譚で神楽と共に東京タワーにまとわりついた悪霊を除霊する場面に登場。原作「喰霊」の主人公だそうだが、本作では神楽の後輩・同僚という感じに描かれているのみ。
 因みに写真の2年後の神楽は高校生の年齢。髪ものびて、年齢以上に大人びた雰囲気。
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2020年09月12日

「喰霊-零-」(がれい-ぜろ-)(3)

★キャラクター&キャスト



○岩端晃司 / 稲田徹
 超災害対策室のエージェントで、現場責任者。モヒカンで超いかつい顔に十字の傷跡をもつ男。ベテランの退魔師。戦闘経験は豊富で、手に様々な退魔具をアタッチメントして装着して戦う。最後まで生き残り、2年後も現役で活躍中。

○ナブー / 若本規夫
 超災害対策室のエージェント、アフリカ人の双子。双子の名前は同じという民族風習の部族の出身。見分けはつかない。リボルバー式のライフルを武器に戦う。片方は黄泉に殺害されるが、もう片方は最後まで生き残り、岩端と共に現役で活躍中。

○桜庭一騎 / 白石稔



 超災害対策室のエージェント、飯綱紀之の親友。スーツケースの形をした退魔具を用いて戦う。悪霊化した黄泉により殺害される。




○神宮寺菖蒲 / 相沢舞
 超災害対策室の現室長、車椅子の美女。元室長の峰不死子の後を継ぎ超災害対策室を統括している。終盤、退魔師として自分の夫?恋人?を除霊したことを匂わせる。現役の退魔師で右足にガトリング砲、車椅子の車輪に刀剣が仕込まれている。雅楽が重症を負った際に二階堂桐と共に黄泉に対峙する。かなり善戦したが桐が重症を負い、車椅子を破壊される。黄泉が止めを刺さずに見逃し生き残る。2年後、現場を離れ戦いのショックで幼児退行した桐を見守っている。。

○二階堂桐 / 土谷麻貴
 超災害対策室のエージェントで、神宮寺菖蒲の秘書。クナイとワイヤーを使う退魔師。黄泉との戦いで善戦するも室長の危機に自ら体を張って守り重症を負う。2年後は戦いのショックで記憶喪失・幼児退行となっている。

○マイケル・小原 / 平松広和



 超災害対策室の武器を開発している、フンドシ一丁の外人のおっさん。神楽の使う舞蹴拾弐號を鍛えたその人。神楽が刀の手入れの最中に突如登場。その後は登場しなかったが、富士の樹海に黄泉を追撃しようとした神楽の前に再び現われて、舞蹴拾参號を与える。

○峰不死子



 本名は帝富士子。前・超災害対策室長であり、戦後対策室を立ち上げた人物。神宮寺菖蒲に室長を譲って引退していたが、最終話では神宮寺が戦列を離れたために復職していた。

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