2020年07月12日

「かくしごと」(6)



★サブタイトル
 タイトルは第○号と表記。AパートとBパートを別々の小タイトルで描く回も多かったが、殆どシームレスに繋がっている。

第01号 かくしごと/ねがいごと
第02号 ビーサンとB4/おかない かかない しあげない
第03号 やりくりサーカス/漫画の実情と筋肉
第04号 ノルマエ・ナマエ/コマ割りスケッチ
第05号 それでも鉢は廻ってくる/泊めたねっ!
第06号 スクールランドセル



第07号 いぬほしき/子を継ぐ者
第08号 おれたちの下描き/残念記念組
第09号 師走は君の嘘
第10号 I"S(伊豆)
第11号 最終回平気彼女
第12号 ひめごと

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2020年07月11日

「かくしごと」(5)

★主題歌
〇オープニング/「ちいさな日々」



 爽やかに駆け足で流れていくメロディが心地よい一曲。オープニング映像は可久士と10歳の姫が中心で、最初と最後にちょっとだけ18歳の姫が登場する。メインキャラクターがさりげなく全員登場していてオープニング映像としては満点。
(作詞:山村隆太、作曲:阪井一生、編曲:飛内将大、歌唱:flumpool)

〇エンディング/「君は天然色」
 大滝詠一によるエンディング。大滝詠一さんは他にもアニメやドラマの主題歌を担当していますが、主題歌に限らず歌っているのを聞く機会は余りなくて新鮮でした。この曲は様々なアニメやドラマで使用されていますが、40年ほど前の曲なのに寸分も古さを感じさせません。最初この曲を聞いた時に「妄想代理人」のオープニング、平沢進の「夢の島思念公園」を思い浮かべた。何となく曲のイメージが似ていませんか?エンディング映像はオープニングと異なり、可久士と18歳の姫が中心に描かれます。本編と同様に美しい画で心癒されます。
(作詞:松本隆、作曲:大瀧詠一、編曲;多羅尾伴内、歌唱:大滝詠一。作詞だけ松本隆さんで、あとはみんな大滝さんがやっているということですか。)


姫のお誕生日会の記念写真
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2020年07月10日

「かくしごと」(4)

 キャラクター&キャストの続き。今回は1回しか登場していないキャラも網羅しました。



○古武シルビア(こぶシルビア)/ 小澤亜李
 姫のクラスメイト、めぐろ川たんていじむしょ所長。川で流された猫を救った勇者 (可久士のこと)を捜すためにめぐろ川たんていじむしょを立ち上げる。

○東御ひな(とうみひな)/ 本渡楓
 姫のクラスメイト、めぐろ川たんていじむしょ所員。コンシェルジュ付きのタワーマンションに住んでいる。金持ちのお嬢様。

○橘地莉子(きつちりこ)/ 和氣あず未
 姫のクラスメイト、めぐろ川たんていじむしょ所員。

○相賀加代(あいがかよ)/ 大野柚布子



 姫のクラスメイト。転校してきて孤立しかけていたのを姫が声をかけて助けられる。姫を「救世主」呼び感謝している。姫のお誕生会にも招待される。

○アユ / 広瀬世華



 姫のクラスメイト。“めぐろ川たんていじむしょ”をお誕生会に招待する。姫は一旦断ろうとしたが、可久士の後押しで招待を受け、姫の11歳のお誕生会に招待されて登場する。

○戒潟魁吏(いましがたかいり)/ 大塚明夫



 姫の母方の祖父。日本画家。可久士と娘との結婚に反対だったため可久士からは「クソみたいな人間」といわれているが、孫にベタベタで毎年「だてなおと」の名でランドセルを送っている他、グランドピアノ、子犬を姫のために贈っている。可久士が1年間意識不明で入院していた時は、その治療費を出している。本編には何度も登場するが、運転手付高級自家用車に乗ったまま顔は見せない。

○石川なんとかェ門 / 内山昂輝



 可久士の異母妹の子、つまりは甥。姫にとっては従弟に当たる。下の名前は劇中に登場しない。可久士の父・歌舞伎役者石川斎蔵(いしかわさいぞう)の孫で「歌舞伎界の若きホープ」として期待されている。姫のことを「姉さん」と呼び、最終回に登場して姫に石川家の事情を話す。




○大和力郎(だいわりきろう)/ 小山力也
 「少年マンガジン」の編集長。毎回、マンガジンの台割を決めている。

○内木理佐(うちきりさ)/ 沼倉愛美
 「少年マンガジン」副編集長。

○不二多勝日郎(ふじたかつひろ)/ 緑川光



 可久士の知り合いの漫画家。ダークファンタジーの巨匠。

○阿藤勇馬(あとうゆうま)/ 河西健吾



 可久士の元アシスタント。志治仰が骨折した折に十丸院が手配したアシスタント。大変優秀ですぐにデビューした。可久士のところに居た期間が短かったため、経歴には載っていない。

○もりどくん / 大槻ケンヂ



 可久士がサイン会を行った書店で、同じ日にサイン会を行っていたゆるキャラ。
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2020年07月09日

「かくしごと」(3)

 キャラクター&キャストの続きを。


○志治仰(しじあおぐ)/ 八代拓
 G-PROのチーフアシスタント。背景の担当。劇中何度か腕を骨折する。姫18歳の時点では実家の書店の店員として登場。

○芥子駆(けしかける)/ 村瀬歩
 G-PROのアシスタント。消しゴムかけの担当。

○筧亜美(かけいあみ)/ 佐倉綾音
 G-PROのアシスタント。仕上げ担当、編み掛けを得意とする。やたらと突っ込みが多い性格。雰囲気も容姿も「魔法先生ネギま!」の綾瀬夕映を思い出させます。

○墨田羅砂(すみたらすな)/ 安野希世乃
 G-PROのアシスタント。大学生。どことなく声が姫の母親と似ています。最終回では漫画家で「少年マンガジン」の看板作家となっており、New G-proを立ち上げて事務所を構えている。CV:安野希世乃さんは劇中での漫画業界の解説ナレーションも担当。

○十丸院五月(とまるいんさつき)/ 花江夏樹



 「少年マンガジン」の可久士の担当編集。僕が一番笑えた名前「止まる印刷機」。因みに印刷は機械を回してなんぼの世界、機械を止めることは御法度です。劇中では

○六條一子(ろくじょういちこ)/ 内田真礼



 姫の小学校の担任。日焼けした肌、ジャージ、不審者を捕捉するための“さすまた”がトレードマーク。可久士の漫画の大ファンで、漫画関係者以外で可久士の事情を知る一人。可久士に臨海学校で「かわいい」を連発され、運動会の前日に「やはり子供には母親が必要だと思うんです」と言われプロポーズだと勘違いしている。

○ナディラ / 加藤英美里



 家事代行サービスのスタッフでインドネシア人。ややたどたどした日本語ながら意思疎通に不足はない。ただ感覚が日本人とはかなりズレていて可久士が首をかしげることも多い。

○マリオ / 浪川大輔



 可久士が通勤途中で着替えをするショップ「マリオットランチマーケット」店主。漫画関係者以外で可久士の事情を知る一人。可久士のことをクラーク・ケントと呼ぶ。

○千田奈留(せんだなる)/ 逢田梨香子



 アイドル志望の女子高生。可久士が作品に登場する新キャラの女子高生が描けず困っていたところに姫と出会う。可久士が話を真剣に聞いてくれたことで大人の男性として憧れることに。画も上手く、絵画教室の講師のボランティアをしている。可久士のことは「姫パパ」と呼ぶ。最終回ではアイドルにならず週刊誌の記者として登場。可久士の遭った事故を調査していた。

○汐越羊(しおこしよう)/ 古城門志帆



 可久士が通う料理教室の講師。可久士が姫の運動会の弁当を作るために料理教室に通い始めて出会った。可久士の何気ない「汐越先生がお母さんだったら、子供は幸せでしょうね」という言葉を口説かれていると勘違いしている。

○城路久美(じょうろくみ)/ 原由実



 眼鏡にポニーテールの花屋さんの店員。「お花好きのお母さんとか、いいよな」という可久士の何気ない言葉とお花のプレゼントを告白だと思っている。オープニングでは花屋さんの車を運転している姿が描かれている。ほんの一瞬横顔が見える。
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2020年07月08日

「かくしごと」(2)

★キャラクター&キャスト
 タイトルからして「隠し事」と「描く仕事」を掛けていますが、キャラクターの名前はダジャレのオンパレード。何とも楽しい名前ですが、普通に読んだら違和感がないところは見事なネーミングです。



○後藤可久士(ごとうかくし)/ 神谷浩史
 本作の主人公にしてストーリーテラー。基本的に可久士の目線で物語は進みます。高名な歌舞伎役者の妾との隠し子。本妻の元に生まれた異母妹がいる。漫画家で目黒区に娘の姫と二人暮らし。下ネタ漫画「KTMCMC(きんたましまし)」でヒット、現在は「週刊少年マンガジン」(豪談社)でゴルフ漫画「風のタイツ」を連載している。仕事場G-PROは渋谷区のマンションの一室に構えている。娘に職業を隠しており会社勤めということにしているので、朝スーツで家を出て途中で着替え仕事場に出勤する。過保護な父親で姫を第一に最優先している。
 声を演じるのは神谷浩史さん。声はキャラクターの色からもそうだが、夏目貴志系ではなく 阿良々木暦系。「物語シリーズ」のコミカルシーンを見ている気分になる。

○後藤夫人 / 能登麻美子
 可久士の妻、姫の母親。名は劇中に登場しない。姫が小さな頃に海難事故で行方不明になっている。声は能登さんなのに、余りに登場場面が少なくて残念。

○後藤姫(ごとうひめ)/ 高橋李依



 可久士の娘で10歳、小学4年生。素直で無邪気な少女。最終回のみ姫の視線で物語が語られる。母方の祖父は高名な画家で、その才能を受け継ぎ高校で絵画コンクールに入賞している。

○後藤ロク(ごとうロク)/ 花江夏樹



 後藤家の飼い犬。母方の祖父の家で飼われている犬の四代目で祖父からプレゼントされて後藤家のペットとなった。大型犬種で姫10歳の時は子犬だったが、姫18歳の時は姫より大きくなっていた。最初は家が留守になるので可久士が職場へ連れて行っていた。
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2020年07月06日

「かくしごと」(1)



 今年の春アニメで大変アニメファンの評価の高かった作品のひとつ。美しい画とギャグ、そしてちりばめられた最終回への布石。11話までは笑って終わってしまうのに第12話(最終回)では何度見ても泣いてしまうストーリー展開が見事です。

 「かくしごと」は2020年4月から放映されたテレビアニメ。原作は久米田康治の同タイトルの漫画。監督は村野佑太、音楽に橋本由香利、音楽制作はエイベックス・ピクチャーズ、制作は亜細亜堂、製作はかくしごと製作委員会。全12話。“ハートフルコメディ”と言う言葉がぴったりな作品。

☆ストーリー
 第1話のっけから訳ありの家庭事情をにおわせる展開。後藤可久士は漫画家で下ネタ漫画「風のタイツ」を描いている。父親が下ネタ漫画を描いているということが周囲にバレると娘の姫(10歳)がいじめられると心配し、娘には勿論周囲にもバレないように目黒の家からスーツで出かけ、途中でゆるい仕事着に着替えて渋谷区のオフィスへ向かうという生活を続けていた。第11話までは可久士と姫の日常をコミカルに描いている。
 可久士の妻は娘が生まれて間もないころに海難事故で他界していたが、遺体が見つかっていないということで可久士は漫画を描いて儲けたお金を行方不明の妻の捜索に投じていたのだが…。ある日、雑誌にこのことが美談記事として取り上げられたが、このシリアスな記事がギャグ漫画家のイメージを一気にたたき潰し、何を描いても誰も笑ってくれないという状況に追い込まれ、とうとう筆を折る。
 生活を支えるために慣れない肉体労働を続けていたが、倉庫での作業中に荷物の崩落事故に遭って意識不明になる。18歳になった姫はおばから届けられた鍵で親子三人が暮らすはずであった鎌倉の家を訪ね、父親の仕事のことを知る。その日に可久士は意識を取り戻すのだが、可久士の記憶は姫が10歳のまま止まっていた。かつての仕事仲間、姫の友達の協力もあって、最終回で可久士は記憶を取り戻し18歳の姫と再会する。最悪の事態を予感させる描写で、一時はどうなるかと思ったけど、ハッピーエンドで幕を閉じる。


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2020年07月02日

バッカスV世号



 「スターウルフ」でスペースコマンドが操る小型の高速宇宙船。クルーは7名定員で小型とは言え、全長が70メートルの設定。本編の中でも離陸、回頭しながら発進する姿はなかなかの迫力ものでした。旧式の老朽船をキャプテン・ジョウが改造した強固な造りは、スペースコマンドの乱暴な操縦でもびくともしませんでした。
 テレビシリーズの「スターウルフ」はエドモンド・ハミルトンのスペースオペラを原作としながらも、だんだん原作とは離れていく展開で人気はいま一つでしたが、キャプテン・ジョウが宍戸錠さんだったのと、このバッカスV世は印象深いです。
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