2020年04月10日

人類の叡知は軌道を変える



 ウルトラマン第25話「怪彗星ツイフォン」の最後の場面、平田昭彦さん演じるイワモト博士が小林昭二さん演じるムラマツキャップに紙切れを差し出す。

ムラマツ「3026年7月2日午前8時5分、何です?これ?」
イワモト「電子計算機がはじき出したんだ。計算によると、彗星ツイフォンは同じ軌道を通って再び地球に近づき、今度は地球と衝突するんだよ。」
フジ隊員「衝突!!!」
ムラマツ「しかし、人類はその時、想像もつかないような優れた科学を持ち、ツイフォンの軌道を変えることもできるだろうな。」
「地球が自分の作った武器で自滅してしまわない為にも、その時までに人類はもう少し賢くなっていなければ」
イワモト「なっているさ。僕は信じるよ。」

 人類は自らが思っている程バカではないと思う。ツイフォンが同じ軌道を巡ってやってくるのは1000年も先のことだから実感が湧かないけれども、今回の“新型コロナウイルス禍”、人類の叡知が治療薬とワクチンを開発してくれることを信じる。
 今シーズンの季節性インフルエンザの感染者は30万人を超えているようだが、話題にものぼらない。新型コロナウイルスの感染者はその1000分の1だ。運悪く罹患して、アトロポスが運命の糸を切ったとしても、それは神様が決めたこと。覚悟はできている。
posted by KAZU at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | Journal

「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」(1)



 「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」は2020年1月TOKYO MAX他で放映された「魔法少女まどか☆マギカ」シリーズのアニメ作品。テレビ作品としては実に9年ぶりの映像作品となる。「まどか☆マギカ」の基礎知識は必要だと思うが、上手くまとめられていて、この作品だけで見て十分楽しめる。原作のゲームや舞台作品があるので区別するときは前に“TVアニメ”を冠する。
 原作はMagica Quartetのゲームシステム、総監督・シリーズ構成は劇団イヌカレー(泥犬)、メインキャラクター原案は蒼樹うめ、キャラクターデザイン・総作画監督は谷口淳一郎、音楽に尾澤拓実、音楽協力に梶浦由記(『魔法少女まどか☆マギカ』より)、音楽制作にアニプレックス、制作はシャフト、製作はMagia Record Anime Partners。全13話。

★ストーリー
 宝崎市に住む魔法少女・環いろはは自分がどんな願いを叶えてもらって魔法少女になったかを覚えていない。キュウべえに聞いても分からず、繰り返す夢から自分の妹ゆいの病気を治すことと引き換えに魔法少女になったことを思い出す。
 妹が入院していた「里見メディカルセンター」へ向かう途中魔女と出遭い、やちよやももこたちと知り合う。最初はなわばり荒らしかと警戒していた神浜市の魔女たちととも打ち解け、更にいろは自身が神浜市へ引っ越ししてきて、様々なうわさと向き合いつつ戦う内に、これらのうわさと妹・ういがつながっているのではないかと感じ、核心へ向かっていく。第1期はうい以外の人物がほぼ出揃って、戦いの幕が切って落とされたところで終了する。
posted by KAZU at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション