2020年04月17日

「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」(6)

★サブタイトル
 各エピソードに登場する象徴的なセリフまたは単語をぽつりと独り言のように書き留めたようなサブタイトル。そこから中身を想像するのは難しいが、見終わったあとに確かめるとなかなか印象的です。

第1話 やぁやぁ、知ってる?魔法少女のその噂
第2話 それが絶交証明書
第3話 友達にしてごめんね
第4話 過去じゃないです
第5話 あなたが割って入る隙間なんてないんですよ?
第6話 なんだってしてやるよ
第7話 一緒に帰りたい
第8話 絶対に返信しちゃだめよ
第9話 私しかいない世界
第10話 私の名前
第11話 約束は午後三時、記憶ミュージアムにて
第12話 どうしてこんなにみじめなんですか
第13話 たったひとつの道しるべ

★ウワサ


絶好階段のうわさ

 本作のキーワードである“ウワサ”。単なる噂話ではなくて、物語を紡ぎ出す原動力になっています。抽象的なものでなく魔女とよく似た実体を持つものとして描かれます。ただ魔女ではないので消滅してもグリーフシードは落としません。
※Key word----------
「神浜市へ行くと魔法少女は救われる」
「絶交階段」
「口寄せ神社」
「フクロウ幸運水」
「ひとりぼっちのさいはて」
「透明人間」
「記憶ミュージアム」

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2020年04月16日

「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」(6)

★主題歌
○オープニング
「ごまかし」



 いろは、やちよ、鶴乃を演じる優麻倉もも、雨宮天、夏川椎菜の声優ユニットTrySailによるオープニング主題歌。第1話ではエンディングに使用され、第2話から第13話まで使用されたオープニング主題歌。前テレビシリーズと同様ストーリーは重いテーマながら曲は明るい。
(作詞・作曲:渡辺翔、編曲:湯浅篤、歌唱:TrySail)

○エンディング
・「アリシア」



 第2話〜第12話まで使用されたエンディング主題歌。ClariSの21枚目のシングルCDということだが、前作CheerSのご紹介の時も書いたが、デビュー10年を経ても最初のフレーズでClariSとわかる歌声は素晴らしい。
(作詞・作曲:毛蟹、編曲:湯浅篤、歌唱:ClariS)

・「ニグレド」
 第13話で使用されたエンディング主題歌。第1期の最後を飾るにふさわしいエンディング。これから物語は深淵に近付くわけですが、その暗黒部を象徴するかのようなメロディと歌詞。前途多難を予感させます。
(作詞:シト、作・編曲:尾澤拓実、歌唱:シト)

○挿入歌
・「ウワサ数え唄」
 第1話で使用された、キュウべえを演じる加藤英美里が「♪ウーワサ、ウワサ…」と甲高い声で歌う挿入歌。
(作詞:泥犬、作曲:J・A・シーザー、編曲:日高哲英、歌唱:加藤英美里)

ウーワサ、ウワサ♪
内緒のウワサ♪
誰にだけなら、教えてみよか♪
誰の手繋いで通ろうか♪

・「国宝ハイエンド」
 第3話で使用された挿入歌。ゲームのキャラクターで、本作の本編には登場しないアイドル歌手の魔法少女・史乃沙優希が歌うキャラクターソング。レナが見るテレビに写って歌っていた。殆どBGMに近くて、とぎれとぎれ。
(作詞・作曲:渡辺翔、編曲:佐々木裕、歌唱:史乃沙優希(Machico))
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2020年04月14日

「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」(5)

★キャラクター&キャスト
◎「まどか☆マギカ」の魔法少女

○巴マミ(ともえマミ)/ 水橋かおり



 見滝原中学校の3年生。見滝原市のベテラン魔法少女で銃を武器にする。神浜市に入ることができないキュウべえから真相究明の命を帯びて神浜市に潜入する。後にマギウスの翼に加担。美樹さやかの登場に精神的混乱をきたし暴走した果てにリボンでいろはを捕らえて闇に消える。

○佐倉杏子(さくらきょうこ)/ 野中藍



 風見野市で活動する槍を武器にする魔法少女。神浜市に魔法少女が集まっているとの噂を聞きつけて神浜市へやってきた。風見野や見滝原で魔女が減っており魔女狩りをさせて欲しいとやちよと交渉する。やちよが「魔法少女を傷つけず、他の魔法少女が戦ってる魔女を横取りしない事」を条件に許可。一旦はマギウスの翼に加担するも離れ、以後はいろは達をサポートする。

〇美樹さやか(みきさやか)/ 喜多村英梨



 見滝原中学校の2年生。巴マミとチームを組む新人魔法少女。刀剣を武器とする。マミと戦うやちよを助けるが、マミの実力にかなうはずもなく窮地に追いやられる。最後はやちよを救出して戦線を離脱する。

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○小さいキュゥべえ / 加藤英美里



 神浜市でいろはが出会った子供の形態をしたキュウべえ。人の言葉を話すことはできない。最後はいろはを追って闇の中に姿を消す。本作のキーキャラクターのひとつ。

○キュゥべえ / 加藤英美里
 インキュベーター。少女たちに「どんな願いでも一つだけ叶える代わりに、魔法少女となって魔女と戦って」と契約を持ちかける謎の生き物。
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2020年04月13日

「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」(4)

★キャラクター&キャスト
◎マギウスの翼

「魔法少女たちの救済」を掲げる魔法少女の集団。

○アリナ・グレイ / 竹達彩奈



 マギウスの一人。金髪で長髪、帽子をかぶった天才的芸術家。絵の具を武器に変える魔法少女で、魔女空間を描き出す。

○里見灯花(さとみとうか)/ 釘宮理恵



 マギウスの一人。「里見メディカルセンター」にうい、ねむと共に入院していた。超現実主義者でキュゥべえから魔法少女の真実を聞き、「穢れの自動浄化システム」を考案。その魔法少女の救済という目的を達成するために「穢れの自動浄化システム」を実用に移す。ういといろはの記憶は失っている。



○天音月夜(あまねつくよ)/ 内田真礼
 マギウスの翼の幹部の魔法少女で「白羽根」の一人。月咲の双子の姉。常に語尾に「ございます」を付けるお嬢様言葉で話す。マギウスの翼のメンバーであることは隠して水名女学園に通い、箏曲部の部長を務める。

○天音月咲(あまねつかさ)/ 内田彩
 マギウスの翼の幹部の魔法少女で「白羽根」の一人。月夜の双子の妹。僕は全身が見える場面では二人の違いはわかるけれど、顔だけでは見分けがつきません。

○梓みふゆ(あずさみふゆ)/ 中原麻衣



 マギウスの翼に所属。やちよとは元親友の仲。マギウスに共感して従いつつも迷いの表情を見せる。

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○環うい(たまきうい)/ 石見舞菜香
 環いろはの妹。病で「里見メディカルセンター」へ入院していた。いろはの契約により完治。本編では過去の姿としてのみ登場、今の姿は見せていない。

○柊ねむ(ひいらぎねむ)/ 諸星すみれ
 マギウスの一人。“うわさ”を生み出した張本人。灯花、ういと同じく。「里見メディカルセンター」に入院していた。灯花が考案した「穢れの自動浄化システム」の実現のために魔法少女になる。ういといろはに関する記憶を失っていた。本編にはういと同様、過去の姿のみ登場。
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2020年04月12日

「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」(3)

○二葉さな(ふたばさな)/ 小倉唯



 「透明になりたい」という願いで魔法少女になった。巨大な盾を武器としている。母親(CV:岡田幸子)の再婚で義父(CV:小林康介)・義兄(CV:渡辺紘)・義弟(CV:美坂朱音)と暮らすが家族に溶け込むことができず引きこもっていた。電波塔の上から飛び下り「ひとりぼっちのさいはて」の結界内でAIのアイと過ごしていたがいろはたちによって外の世界へ連れ出される。「アマガミ」の中多紗江を彷彿させるルックスと性格の持ち主。

○十咎ももこ(とがめももこ)/ 小松未可子



 神浜市立大附属学校に通う高校生の魔法少女。大鉈を武器としている。かつてやちよのチームに所属していた。レナ・かえでとチームを組んで魔女狩りをしている。三人のリーダー格。

○秋野かえで(あきのかえで)/ 大橋彩香



 神浜市立大附属学校に通う中学生の魔法少女。杖を武器にしている。ももこ・レナと組んでチームで魔女狩りをしている。

○水波レナ(みなみレナ)/ 石原夏織



 神浜市立大附属学校に通う中学生の魔法少女。薙刀を武器としている。ももこ・かえでとチームを組んで魔女狩りをしている。「絶交階段のうわさ」の事件以来、かえでとは気まずい仲になっている。
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2020年04月11日

「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」(2)

★キャラクター&キャスト
 1クール13話の作品としてはキャラクターが多くて人間関係を追いかけるのがなかなか大変です。登場する人物のほぼ全てが魔法少女であり、その数が敵味方入り乱れて10人を超します。この点に関しては原作を知っていると理解しやすいと思う。最初のテレビシリーズ「魔法少女まどか☆マギカ」に登場する見滝原の魔法少女たちも登場する。



○環いろは(たまきいろは)/麻倉もも
 本作の主人公。宝崎市に住む中学3年生のアーチェリーを武器とする魔法少女。自分がどんな望みを叶えられて魔法少女になったか忘れてしまっており、それが妹・ういの病気を治すことだと知り、妹を探すために神浜市を訪れる。妹の存在は消えており、両親が揃って長期海外出張となり、神浜市のやちよの家であるみかづき荘に下宿して神浜市立大附属学校に通いながら妹を捜す。「記憶ミュージアム」のマミとの戦いで最後は小さいキュウべえと共に闇の中に落ちていく。

○黒江(くろえ)/ 花澤香菜
 宝崎市に住むいろはの知り合いの魔法少女。「好きな人とつきあいたい」という願いごとを叶えてもらい魔法少女になる。「神浜市に行くと魔法少女は救われる」という「神浜市のうわさ」を聞いて、いろはを伴って神浜市に出かける。そこでやちよと遭遇する。この事件後は登場しない。TVアニメ版オリジナルキャラクター。

○七海やちよ(ななみやちよ)/ 雨宮天



 神浜市立大学に通う大学生でモデル、槍を使う魔法少女。自他共に認める最強レベルの魔法少女。契約時の願いは「自分が生き残ること」。結果周りを蹴落として仲間を失ってきた。仲間を否定しつつ優しいのですぐに仲間を作ってしまう性格。最後はさやかに抱えられて「記憶ミュージアム」を脱出する。

○由比鶴乃(ゆいつるの)/ 夏川椎菜



 自称「最強の魔法少女」。神浜市立大附属学校に通う高校生、扇と炎を使う魔法少女。自ら「最強」というだけあって戦闘能力は高い。父親(CV:増岡太郎)が営む中華料理店「万々歳」を手伝う。

○深月フェリシア(みつきフェリシア)/ 佐倉綾音



 神浜市で傭兵をしている玄翁(げんのう)を武器とする魔法少女。一人称は「オレ」言葉づかいも行動も粗野だが、実力はある。両親を失っており家もない。魔女を強く憎んでいる。
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2020年04月10日

人類の叡知は軌道を変える



 ウルトラマン第25話「怪彗星ツイフォン」の最後の場面、平田昭彦さん演じるイワモト博士が小林昭二さん演じるムラマツキャップに紙切れを差し出す。

ムラマツ「3026年7月2日午前8時5分、何です?これ?」
イワモト「電子計算機がはじき出したんだ。計算によると、彗星ツイフォンは同じ軌道を通って再び地球に近づき、今度は地球と衝突するんだよ。」
フジ隊員「衝突!!!」
ムラマツ「しかし、人類はその時、想像もつかないような優れた科学を持ち、ツイフォンの軌道を変えることもできるだろうな。」
「地球が自分の作った武器で自滅してしまわない為にも、その時までに人類はもう少し賢くなっていなければ」
イワモト「なっているさ。僕は信じるよ。」

 人類は自らが思っている程バカではないと思う。ツイフォンが同じ軌道を巡ってやってくるのは1000年も先のことだから実感が湧かないけれども、今回の“新型コロナウイルス禍”、人類の叡知が治療薬とワクチンを開発してくれることを信じる。
 今シーズンの季節性インフルエンザの感染者は30万人を超えているようだが、話題にものぼらない。新型コロナウイルスの感染者はその1000分の1だ。運悪く罹患して、アトロポスが運命の糸を切ったとしても、それは神様が決めたこと。覚悟はできている。
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