2020年01月07日

「幼女戦記」(1)



 「幼女戦記」は2017年にTOKYO MX、KBS京都、サンテレビ、テレビ愛知等で放映された、ファンタジー要素を含んでいるSF戦記もののアニメ作品。。原作はカルロ・ゼンによるライトノベル。キャラクター原案は書籍版の挿絵を担当した篠月しのぶ、監督は上村泰、シリーズ構成・脚本 猪原健太、キャラクターデザイン・総作画監督は細越裕治、音楽に片山修志、制作はNUT、製作は幼女戦記製作委員会。おもしろいのは第一次世界大戦の様相をふんだんに取り込んでいるため軍事考証に大藤玲一郎が参加しているところ。原作書籍版の第3巻までをアニメ化している。全12話。
 原作の構成はなかなか複雑らしいが、1クールのアニメ作品、第1話以外は時系列通りにストーリーは進み、展開も難解な部分はなく分かり易い。初めて見る人にも自然と入り込めると思う。舞台は私たちの世界とは異なる異世界で第一次世界大戦あたりの科学水準のヨーロッパにあたる場所。但し一部第二次世界大戦あたりの科学水準の兵器、ブースターロケット、潜水艦、戦車などが登場するのがいかにも異世界。

★ストーリー
 時は現代の日本、合理主義を貫くエリートサラリーマンの主人公は冷徹に合理主義的説明をもってとある同僚にリストラ宣告する。ところが未来に絶望した男は電車のホームで主人公を入ってくる電車の前に突き落とす。電車にはねられる寸前で時間が停止し、神 (存在X) が現れ自分は転生を司る者だと述べ、主人公の合理主義者に走るあまりに神への信仰が欠如していることを咎め、改心しない主人公に対して通常の転生を認めず、記憶を留めたまま別世界の孤児院の少女ターニャ・デグレチャフとして転生させる。
 この世界では科学技術は20世紀初頭の水準で、戦乱の世の中。魔術が存在する。類希な魔導の力を持っていたターニャはこのまま孤児院で貧しい暮らしを続けるよりもと幼女ながら志願兵となり士官学校へ進み、軍人としてキャリアを積んで後方勤務で穏やかに生涯を送ろうとするのだが。本人の意思に反して運命か存在Xの介入なのか、最前線へ送り込まれ続ける運命をたどる。
 ターニャは未来のために模範的な帝国軍人を振る舞うが戦果を挙げ、士官候補生で「銀翼突撃章」を賜り、二つ名「白銀」で呼ばれる。更に士官としてライン戦線で活躍「ラインの悪魔」と呼ばれるようになる。成績優秀なため陸軍大学へ入学するが、図書館で出会った参謀本部のゼートゥーア准将に意見を述べるように言われ、将来の戦局と展望、手段を話してしまう。この自らが書いた論文の「魔導大隊設立」が実行に移され、ターニャは第二〇三航空魔導大隊総隊長に選抜される。策を講じて計画の白紙化を目論むも失敗し、結果的に厳しい訓練は精鋭を育て無敵の「第二〇三航空魔導大隊」を生み出す。「幼女の皮をかぶった化け物」と評されるターニャ・デグレチャフの生きざまを描く。ターニャの具体的な活躍については是非本編をご覧ください。
posted by KAZU at 07:32| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション