2020年01月30日

「劇場版 幼女戦記」(3)


登場するキャラクターはほぼこの写真の中に

★キャラクター&キャスト
 大半のキャラクターはテレビ版と同様で、新出はメアリーの上司であるウィリアム・ドレイクと連合国の首脳たちくらい。

○ターニャ・デグレチャフ / 悠木碧
 本作の主人公、金髪碧眼、帝国軍の第二〇三航空魔導大隊の大隊長、階級は少佐。本作最後では中佐に任じられる。

○ヴィクトーリヤ・セレブリャコーフ / 早見沙織
 第二〇三航空魔導大隊でターニャの副官、第一中隊所属で少尉。

○アーデルハイト・フォン・シューゲル / 飛田展男
 帝国軍主任技師。大戦後の未来、冒頭で従軍記者のインタビューを受ける。

○ハンス・フォン・ゼートゥーア / 大塚芳忠
 帝国軍参謀本部・戦務参謀次長、准将。

○クルト・フォン・ルーデルドルフ / 玄田哲章
 帝国軍参謀本部・作戦参謀次長、准将。

○エーリッヒ・フォン・レルゲン / 三木眞一郎
 帝国軍参謀本部・参謀将校、中佐。

○マクシミリアン・ヨハン・フォン・ウーガ / 赤城進
 帝国軍参謀本部鉄道部所属、大尉。レルゲンの直属の部下として登場。

○マテウス・ヨハン・ヴァイス / 濱野大輝
 帝国航空魔導師士官、第二〇三航空魔導大隊の副長、第二中隊長、大尉。

○ヴィリバルト・ケーニッヒ / 笠間淳
 帝国の航空魔導師士官、第二〇三航空魔導大隊の第三中隊長、中尉

○ライナー・ノイマン / 林大地
 帝国の航空魔導師士官、第二〇三航空魔導大隊の第四中隊長、中尉。

○ヴォーレン・グランツ / 小林裕介
 帝国航空魔導師士官、第二〇三航空魔導大隊第二中隊所属、少尉。

○メアリー・スー / 戸松遥
 協商連合出身で合州国義勇軍兵士。アンソン・スーの娘。

○ウィリアム・ドレイク / 森川智之
 合衆国義勇軍魔導部隊指揮する連合大国の中佐。メアリーの上官。

○ピエール・ミシェル=ド・ルーゴ / 土師孝也
 自由共和国を宣言して南方大陸を拠点として帝国と戦いを続ける武将。デグレチャフの司令部急襲で敗れる。

○セヴラン・ビアント / 小柳良寛
 共和国の航空魔導師、中佐。自由共和国に参加し、ルーゴの右腕として活躍したが、デグレチャフの司令部急襲に敗れる。
posted by KAZU at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2020年01月29日

「劇場版 幼女戦記」(2)

個※ストーリーの続きを。



 物量に物を言わせた連邦軍が攻勢に転じ、ティゲンホーフ市が包囲されつつあるのを知ったデグレチャフは司令部からの命令に従うと一旦は判断したものの、戦略拠点としての重要性を見い出し、救援にかけつける。連邦軍は首都をコケにしたデグレチャフがそこにいる事を知り、総力をもってティゲンホーフ市を攻撃する。二日間に渡る防衛戦が行われ、結果帝国は連邦軍を退ける。この戦いの中でデグレチャフとメアリーの二度目の戦闘が行われた。単独ではデグレチャフを上回る強大な防衛魔力を持っており攻勢に出るが、冷静さを取り戻したデグレチャフに敗北する。デグレチャフは拳銃で数発体躯を撃ち抜くが、どうして最初に頭を狙わなかったあのか不思議。「殺すのも殺されるのも大嫌いだ」というデグレチャフの意思の現れか。メアリーは投げナイフで刺され、数発の銃弾が貫通しながらも存命しているように描かれているが、普通なら死んでいるでしょ。



 本作のテーマはデグレチャフとメアリーの戦い。戦闘の行方より二人の戦いで本編は終了です。戦闘の後、参謀本部に後方勤務を願い出るデグレチャフ。2か月戦線を離れるようにと言われたものの、提出した提言「大戦における部隊運用と作戦機動」が受理され、セートゥーアから新戦闘団は発案者自らが運用して立証せよと命じられる。これによってデグレチャフは中佐に任じられ新戦闘団(サラマンダー戦闘団)を結成・指揮することとなる。


posted by KAZU at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2020年01月27日

「劇場版 幼女戦記」(1)



 「劇場版 幼女戦記」は2019年3月に角川ANIMATIONの配給で劇場公開されたアニメ作品。原作はカルロ・ゼン、キャラクター原案は篠月しのぶ、監督は上村泰、総作画監督は細越裕治、脚本は猪原健太、音楽は片山修志、制作はNUT、製作は劇場版幼女戦記製作委員会。101分、PG12指定がなされている。
 テレビ版の後を受けての後のストーリーとなるが、冒頭に軍事記者が大戦後の未来の世界でシューゲルを取材するところから導入され、物語が過去へと飛ぶ。テレビ版で登場したキャラクターについては本作のキャスティングは同じ。



 テレビ版12話で共和国軍残党が南方で自由共和国を旗揚げ戦線を続行、デグレチャフが単身で出撃しようとするのを制止されたところで物語は終わっている。劇場版では二○三大隊が南方戦線で戦闘中のところから始まり、共和国軍司令部を強襲して戦果をあげる。さらに連邦領へ越境偵察任務で飛び、そこで連邦の戦闘準備の模様をキャッチ。そしてあろうことか戦線布告を知る。発砲を禁じられていた二○三大隊は戦線布告で待ってましたとばかりに攻撃を行う。さらに連邦の首都モスコーを襲撃。帝国の国旗を掲げ国歌を歌って連邦を辱めるにする。この戦闘でアンソン・スーの娘メアリーが、合衆国義勇軍として連邦を訪れており、デグレチャフと初戦闘となる。強大な魔力を持ってはいるが、復讐に凝り固まるメアリーには勝ち目はなく、初戦はあっさり敗北する。(つづく)


posted by KAZU at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2020年01月23日

訃報・宍戸錠さん

 俳優の宍戸錠さんが亡くなられた。ご冥福をお祈りいたします。86歳だったそうだから、両親と同じ年代。自宅で倒れておられたということでショックを受けた。母は今年86だ。
 宍戸錠さんが出演された映画はアクション物をはじめたくさんあるかと思いますが、若い頃の作品は見たことがありません。僕がすぐに思い出すのは「ゲバゲバ90分」と2本のテレビ特撮作品。この特撮作品では司令官とキャプテン、貫禄十分です。



 ひとつ目は日活俳優さんが主演を務めた「電撃!!ストラダ5」(1974)。「レインボーマン」「ダイヤモンド・アイ」と続いた流れの3作目が「電撃!!ストラダ5」。主人公は国際警察の秘密部隊5人の男女“ストラダ5”ですが、この5人を束ねる司令官ジュピターが宍戸錠さん。本編では本部から指令を出すシーンが多く、たまに現場にも出ますが登場場面は少なめで、登場しない回もあったとか。オープニングで「アテンション ナウ ストラダ ファイブ、コチラ ジュビター。シュゴウ ポイント エム ワン ダッシュ アンド ダッシュ ピリオド。」と毎回台詞が入ります。



 ふたつ目は宇宙を舞台にしたアクション作品「スターウルフ」(1978)。エドモンド・ハミルトン原作のスペースオペラの映像化作品。宇宙船バッカスV世を駆るキャプテン・ジョウ役。この作品の主人公はスターウルフこと新星拳ですが、宍戸錠さんはバッカスV世のエースパイロットにして傭兵部隊スペースコマンドの隊長なので毎回登場、その登場シーンも多いです。活躍した特撮といえばこの作品でしょうね。
posted by KAZU at 01:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2020年01月15日

「幼女戦記」(7)

★番外編 (Cパート)
 本作ではエンディングの後にCパートが作られている回がいくつかあります。ストーリーに直接絡まないショートエピソードばかりですが、本編でちらっと出てくるカットに「?」が付くことがあり、それの種明かしのようなところもあります。



 9話の本編でグランツ少尉がセレブリャコーフ少尉に包帯を巻くシーン。前に寝かされている男が「腹が…腹が…」と悶え苦しんでいます。Cパートではターニャがタイヤネン准尉の家族への傷痍退役の報告書を書くシーン。「まさか、腐ったじゃがいもで部下を失うことになるとはな…」
 一番の見どころは10話でしょうか。潜水艦で帝国に戻る途中の艦内。朝の様子が描かれます。ターニャが「寝込みのセレブリャコーフ少尉にいたずらをはたらく阿呆は誰もいなかったかね」と言うと、冷や汗を流すグランツ少尉。ヴァイス中尉が「ご安心ください。いくら敵司令部破壊に浮かれていても、回収先の潜水艦が沈んではたまりませんからね」と言うと他のみんなが笑います。誰でもここは合点がいかないところでしょう。グランツ少尉が冷や汗を流すところで、彼が何かやらかしたのだろうと言うことは想像できますが。



 詳細はCパート。船室で全員が眠っているシーン。グランツ少尉が下からの大きな音で目を覚まします。激しく寝相の悪いセレブリャコーフ少尉がベッドから落ちており、仕方なく彼女をお姫様だっこしてベッドに戻そうとしますが…。夢の中で戦闘中のセレブリャコーフ少尉は「爆裂術式」と唱えて演算宝珠が光り始めます。事態に慌てたグランツ少尉が声をかけますが、寝ぼけたセレブリャコーフ少尉がグランツ少尉にパンチをくらわして鎮静化します。
 他のみんながヴァイス中尉の言葉に笑ったのは、それを知ってのことか、あるいはグランツ少尉と同じ目に遭ったということになりますね。
posted by KAZU at 00:34| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2020年01月12日

「幼女戦記」(6)

★主題歌



○オープニング
「JINGO JUNGLE」 (第2話(ED)、第3話、第4話、第7話〜第11話、第12話(ED))
作詞・作曲・編曲・歌 - MYTH & ROID
 シンガーソングライターによる楽曲で、尚且つ編曲まで本人ということで極めて個性的なオープニングソング。ストーリーの陰部ばかりをかき集めたオープニング映像は暗く主要キャラが次々と現われては消えていく。歌詞はつかみ取りにくくストーリーをイメージで表現したような曲。

○エンディング
「Los! Los! Los!」 (第3話、第4話、第6話、第7話、第9話〜第11話)
作詞 - hotaru / 作曲 - 八木雄一 / 編曲 - eba / 歌 - ターニャ・デグレチャフ (悠木碧)
 ターニャ自身が歌うエンディングソング。こちらも個性的だが、オープニングよりも親しみやすいか。映像は止め絵だが1カットの時間が短い。

○挿入歌
「戦線のリアリズム」 (第8話、第9話(劇中))
作詞・作曲・編曲 - Heart's Cry / 歌 - 新菜まこ
 前の二曲に比べると極めてノーマルな主題歌。“戦記”だけに戦闘シーンが続く本編中でほっとする一曲。第9話での劇中で流れるシーンはなかなか効果的だ。わざわざ8話でエンディングで使用した意図がちょっとわからない。

★サブタイトル
第壱話 ラインの悪魔
第弐話 プロローグ
第参話 神がそれを望まれる
第肆話 キャンパス・ライフ
第伍話 はじまりの大隊
第陸話 狂気の幕開け
第陸.伍話 戦況報告
第質話 フィヨルドの攻防
第捌話 火の試練
第玖話 前進準備
第拾話 勝利への道
第拾壱話 抵抗者
第拾弐話 勝利の使い方
posted by KAZU at 08:56| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2020年01月11日

「幼女戦記」(5)

※キャラクター&キャストのつづき。敵方のキャラクターを。



○アンソン・スー / 堀内賢雄
 協商連合の航空魔導大隊隊長、大佐。優秀な軍人であり魔導師。ノルデンではターニャに銃剣で刺されて落下、死亡したと思われたが生き延びる。この時に娘からもらったクリスマスプレゼントの新型短機関銃をターニャに奪われる。2年後再度第二〇三航空魔導大隊を急襲し、一旦ターニャを追い詰め自爆しようとするが、ヴィーシャに背後から撃たれ、さらにターニャが娘がくれた機関銃で蜂の巣にされて戦死。

○オルヴァ=ジュール・カゾール / 斧アツシ
 協商連合十人評議会の陸軍評議委員。

○メアリー・スー / 戸松遥
 協商連合出身で合州国へ母と共に渡った少女。アンソン・スーの娘。

○セヴラン・ビアント / 小柳良寛
 共和国特殊作戦軍第二魔導中隊司令の航空魔導師、中佐。容姿は壮麗にして実力ある軍人。ライン戦線ではアレーヌ市で蜂起した市民軍を援護するが、第二〇三航空魔導大隊により阻止される。また後に共和国ライン方面作戦本部が既に撲滅されているのを目の当たりにすることになる。

○オーギュスト・ホスマン / 武虎
 共和国軍の航空魔導師、共和国軍特殊作戦軍第一魔導大隊長、少佐。野性味あふれる豪腕の航空魔導師だが、ライン戦線で転属してきた第二〇三航空魔導大隊の常識を外れた能力に強襲され死亡。

○ピエール・ミシェル=ド・ルーゴ / 土師孝也
 共和国軍国防次官兼陸軍次官、少将。帝国の共和国本土占領後に、自由共和国を宣言して南方大陸を拠点として戦いを続ける。本作では最終話に指揮を執りつつ「自由共和国宣言」をする場面に登場。
posted by KAZU at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション