2019年12月31日

Qualia (クオリア)/能登麻美子



 13歳の時から自他共に認めるアニメファンですが、作品のストーリーにのめりこんで主人公に感情移入する見方を続けてきたので、正直声優さんにはそれほど興味がなかったのです。それが2004年「マリア様がみてる」を見てからその多彩なキャラクターを生み出す声優さんに興味が湧いてきました。
 「マリみて」の藤堂志摩子の声を演じた能登麻美子さんは僕の大好きな声優さんの一人。独特の声の響きと表現力は一押しです。その能登麻美子さんのちょっと古いのですが2012年のフォトエッセイ「Qualia」。「マリみて」の頃よりもこの写真が僕の思い描く能登さんのイメージに一番近くて好きです。
 先日鑑賞した「はたらく細胞」のナレーションを担当していたのでふと思い出して読んでみました。
posted by KAZU at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 声優さん

2019年12月30日

「はたらく細胞 原画展」に行ってきました



 今日ははるばるATCまで「はたらく細胞 原画展」に行ってきました。



 展示されている原画はアニメに使用されたものではなくて漫画のものが中心です。仕事がら漫画の原画を見ることもありますが、珍しくオールアナログです。ペン書き、面相筆と平筆でのべた塗り、ホワイトでの線消し、光条、スクリーントーン、カッターでの削り落とし。久々に良いお仕事を見せてもらいました。
 漫画本になってしまうと二階調の画像になってしまうので黒髪は黒ベタなんですが、原画で見るとはっきり筆の跡が見て取れます。展示は撮影禁止なのでお見せできないのが残念。

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2019年12月26日

「2020年からの挑戦」



 かつてのアニメや特撮番組で遠い未来のこととして描かれたストーリーがありました。「快獣ブースカ」では最終回ブースカとチャメゴンは何も知らされないまま往復20年の宇宙の旅に出発して幕を閉じます。「シルバー仮面ジャイアント」最終回「アンドロメダ2001」では早瀬兄弟と子供たちを乗せた宇宙船は片道30年のアンドロメダへ旅立ちます。アンドロメダへの到着は2001年。「鉄腕アトム」の誕生日は2003年4月7日です。
 当時は遠い未来のことでしたが、20年後ブースカが帰ってくる年には帰って来ず(番組は制作されず)。アンドロメダへ旅立った子供たちは既にアンドロメダへ到着し、帰途に就いているはずですが、帰還は早くて2031年。アトムの誕生日には残念ながらアトムを作れる程の科学力を人類は手にしませんでした。
 さて、「ウルトラQ」の第19話「2020年の挑戦」は2020年の未来のケムール星から襲来したケムール人の話。ケムール人は発達した医学で皮膚や内蔵を移植して500年の寿命を得ましたが、肉体そのものの老化は如何ともし難く、1960年代の地球へ若き肉体を求めてやって来ます。
 いよいよ人類は来年、ケムール人がいた未来へ到達します。半世紀前に人々が想像した未来はそこにはありません。人々が夢見た程に人類の進歩は速くなかったのです。ケムール人の医学には遠く及びません。令和2年、「2020年からの挑戦」です。
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2019年12月25日

「僧侶と交わる色欲の夜に…」(2)

★キャラクター&キャスト登場人物
○深谷美桜 / 原舞香
 本作のヒロインで大学4年生。中学時代、クラスメイトの九条に片想いしていた。九条のことは「九条くん」と呼ぶ。

○九条隆秀 / 鈴城葉
 本作の主役の一人で、実家の寺を継いで僧侶。中学時代から美桜のことが気になっていた。美桜のことは「深谷」と呼び捨てで呼ぶ。

○九条雪隆 / 恋津田連也



 隆秀の弟で、美桜と同じ大学に通う。寺を嫌って家を出たが、美桜目当てに戻ってくる。

○九条清隆 / 狂々パーマ
 隆秀の父で、寺の住職。息子とそっくりな、落ち着いた僧侶。本編での出番は少ない。九条が美桜を両親に紹介した場面くらいしか喋っていない。

○九条栞 / 秋山ねりね



 隆秀の母。隆秀の母とはとても思えない若々しい美女。


★主題歌
「meaning of life」(第1-12話)
作詞 - HH / 作曲・編曲 - ISAO / 歌 - Confetti Smile

★サブタイトル
第一話 僧侶の前に…俺だって男だよ
第二話 僧侶だって、恋愛するし、結婚もするし、それに…
第三話 カラダの相性は悪くなさそうだと思ったんだけど
第四話 ……俺に触られるのは……いや?
第五話 俺が何も考えないで――ああいう事してると思う?
第六話 俺も好き。好きだ
第七話 脱がせて。目、見ながら
第八話 俺達の間に愛があるか、確かめてもいい?
第九話 子どもなんだよ
第十話 深谷は、俺のものだ
第十一話 自分が苦しんで初めて人の苦しみがわかる
第十二話 誰にも渡したくない
第十三話 深谷と九条のラブラブ日記


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2019年12月24日

「僧侶と交わる色欲の夜に…」(1)



 「僧侶と交わる色欲の夜に…」は2017年に公開されたアニメ作品。原作は真臣レオンのComicFestaに掲載されたネット配信コミック作品で、これを元に1話5分の短編アニメ作品として制作された。1話5分のアニメというと「旦那が何を言っているか分からない件」を思い出すが、同じ5分でも内容は大違い。
 監督は荒木英樹、シリーズ構成・脚本にたかだ誠、キャラクターデザイン・総作画監督はあおばみずき、音楽にFish☆Man、音響制作にCloud22、制作はアニメーションスタジオ・セブン、製作・著作は九条くんの煩悩を見守る会。本編12話+総集編の全13話。公開された通常版とR18指定の大人版がある。コミックのアニメ化らしくショートストーリーの1話完結にはなっておらず、全話で1本のストーリーな感じに仕上がっている。
 ComicFestaのネット配信コミックからの初のアニメ作品で、以後次々とアニメ化されて配信されている。R-18指定でノーカット版はアニメZONE配信の完全版でのみ見ることができる。
 通常版ではアダルトシーンは止め絵や「TERA劇場」というミニコーナーに差し替えられていて、特に止め絵のところは違和感がいっぱい。完全版では局部モザイク描写のかなりきわどい映像になっている。原作がちゃんとあってそのアニメ作品なので、ストーリーはきちっと描かれていて低俗的な作品ではないけれど、アダルトシーンだけに注目するとここまで描く必要あるのか?と思ってしまう。

★ストーリー
 ヒロインの深谷美桜は大学生。中学の同窓会に出かけ、当時の片想いの相手九条隆秀と再会する。ところが、彼は実家が仏教の寺で、家業を継いで僧侶になっていた。帽子を脱いだ頭は剃髪されており、僧侶になってしまえば色恋には無縁だろうと、勝手な思い込みで美桜はがっかりする。落ち込んだ気分で深酒をしてしまい帰り道で泥酔して倒れ込んだところを九条が助け起こして、家まで送る。ベッドに倒れ込んだ美桜にコップの水を持ってきた九条だったが、美桜の下着を見た九条は「僧侶の前に、俺だって男だよ」「煽られれば欲情だってする」「僧侶だって恋愛もするし、結婚もする、セックスだってするよ」と美桜におおいかぶさる。その夜は最後までいかなかったのだが…翌日、九条は頼みがあると美桜を実家の寺へ連れて行き、両親の前で「婚約者の深谷美桜さんです」と紹介する。両親から気の進まない見合いをするように言われておりそれを避けるための婚約者芝居をしてくれていう。ところが中学時代から九条も美桜のことが好きだった。寺に住み込みで手伝うようになり、大学にも通いと忙しい毎日のなかで、美桜と九条の愛情と身体の絡み合いを描く。
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2019年12月23日

「はたらく細胞」(8) /「ポカリスエット」×「はたらく細胞」

★第11.5話「熱中症〜もしもポカリスエットがあったら〜」



 「はたらく細胞」と「大恊サ薬・ポカリスエット」とのコラボ作品。本編の第11話「熱中症」の映像を基本に一部を新たなカットで差し替えている。約10分弱のショートストーリー。



 本編では成す術がなくなった汗腺細胞の隊長が壊れて雨乞いをし、結果点滴注射で水分が補給されて世界が助かるのだけれど、本作では雨乞いの変わりに「ポカリスエット、ポカリスエット」と汗腺細胞隊長が祈ると、どこからともなく上空にポカリスエットのボトルを装着した飛行艇が現れポカリスエットをぶちまけるという映像になっている。水だけを摂取すると「自発的脱水」を生じるという解説と、適度な電解質と糖分を含むポカリスエットを摂取すると急速に水分を補給することができるという解説が加えられ、ポカリスエットの宣伝をしている。


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2019年12月22日

「はたらく細胞」(7)

★名シーンをいくつか

第2話 すり傷


 かわいい血小板ちゃん。

第3話 インフルエンザ


 常に笑顔を絶やさず鉈を振るうマクロファージ。

第4話 食中毒



 免疫系ながら細菌には余り歯が立たない好酸球。周囲から何と言われようと動じないクールな好酸球だが、一人アニサキスに攻撃を加え撃退する。その後の周囲からの賞賛には顔を真っ赤にする。因みに、第7話「がん細胞」では他の免疫系に混じってがん細胞と戦っていた。

第7話 がん細胞


 翼を生やして転移しようとするがん細胞にマクロファージの鉈が命中、転移を阻止する。



 NK細胞、キラーT細胞、好中球が揃ってがん細胞に向かう。

第11話 熱中症



 万策尽きた汗腺細胞隊長は雨乞いを始める。
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