2019年10月05日

「とある科学の一方通行」(1)



 「とある魔術の禁書目録V」が終了して、即次に始まったのが「とある科学の一方通行」。本来ならリアルタイムで視聴するところなんですが、「禁書目録V」をリアルタイムでみることができなかった(単にスタートを見忘れただけですが)ため、追いつけず、結局まとめて追いかける形になりました。ようやく11話で追いつき、12話の1週間遅れのネット配信で視聴を完了しました。久しぶりにリアルで見た作品。

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 「とある科学の一方通行」は2019年7月から放映された「とある…」シリーズのアクセラレータにスポットを当てたスピンオフ作品。原作は鎌池和馬・山路新、監督は鎌仲史陽、キャラクターデザインは八重樫洋平、音楽は井内舞子。音楽制作はイマジンが担当、制作はJ.C.STAFF、製作はPROJECT-ACCELARATOR。全12話。
 原作の1巻〜7巻の「死霊術師(ネクロマンサー)」編をアニメ化している。ラストオーダーを救出する際に演算に全能力を使っていたために、自身に向けられた銃弾が脳に到達した直後にベクトル変換で銃弾を返したが、脳の損傷は大きくカエル顔の医師の治療で生命と能力を維持することができた。そしてラストオーダー共々入院中であるところから物語は始まる。
 第1話は対アクセラレータ用兵器を盗んで病院に侵入した3人の能力者のエピソードでプロローグ的な存在。おおまかに状況をせつめいしているエピソードでもある。ストーリーとしての本編は第2話から始まります。第1話の事件の翌日の夜、死霊術師・エステル=ローゼンタールが病院に侵入してアクセラレータに協力を要請してくる。一方「警備員(アンチスキル)」の武装組織「DA」が彼女を狙って病院に侵入してくる。一旦エステルはDAに確保されてしまうが、命を賭してでもというエステルの懇願にアクセラレータはDAを撃退する。DAの兵器の中枢部から川へ飛び込み自殺した少女の死体が出てきたことからアンチスキルが事件解決に動き出す。エステルの説明から死霊術を利用した兵器で、「プロデュース」の研究者だった菱形幹比古が妹・蛭魅をレベル6にする計画の一端であることが分かる。アクセラレータはミサカ10046号が誘拐されたことを機に菱形の計画阻止のために動き出す。
 おもしろいのは、死霊術師の家系ローゼンタール家の設定。ローゼンタール家の究極の目的は完全な魂魄と完全な身体を持つ「完全なるゴレム」=「神」を作ることにある。初代が死体に疑似魂魄を植え付けるという禁忌を犯したために中国へ追放された。4代目イサクが道教の跳屍術を融合、5代目ネイサンが中国「春秋左氏伝」(左伝)に伝えられる四凶の悪神の名を持つ4つの疑似魂魄(ナンバーズの悪霊)、檮杌(とうこつ)・饕餮(とうてつ)・渾沌(こんとん)・窮奇(きゅうき)を生み出す。中国の悪神というもののおよそ神の姿ではなく怪物で、本作でも本来の伝説の姿ではなくメカの形で描かれている。
posted by KAZU at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション