
「L change the WorLd」は2008年2月に公開されたSF劇場作品。「デスノートthe Last name」のスピンオフ作品。Lが命を失う23日間の活躍を描いた作品。
原作は大場つぐみ、小畑健(作画)の漫画「DEATH NOTE」、監督は中田秀夫、脚本は小林弘利、音楽は川井憲次、特撮監督に神谷誠、CG制作はデジタル・フロンティア、制作は日活撮影所、製作は「L」FILM PARTNERS(日本テレビ放送網、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送、集英社、ホリプロ、讀賣テレビ放送、バップ、松竹、ワーナー・ブラザース映画、日活)、企画・製作は日本テレビ放送、配給はワーナー・ブラザース映画。129分。
★ストーリー
「デスノート」のスピンオフ作品だが、キラは登場せずLが主人公。死神を欺くために自らデスノートの期限いっぱい、23日後に心不全で死亡するように自分の名前を書き、残された命を事件の解決に尽くす。
タイのある村でウイルス兵器による感染事故が勃発。主導したと思われる国が事件の証拠隠滅のため爆弾に村ごと焼き払う。調査中のFはその村での唯一の生き残り「BOY」を連れて脱出する。自らも感染しており追跡してきたヘリに爆撃されて死亡する。「BOY」はFに託されたデータを持ってLに保護される。
環境保護団体「ブルーシップ」はウイルスでもって人口を減らす「人類削減計画」を実行しようとする。発案者はアジア感染症センターの久條。アジア感染症センター所長の二階堂はタイで使用されたウイルスは自分が作ったものであり、それを久條が持ち出して使用した事を知る。ワクチンを開発するもこの計画を阻止するため全てを消却、娘が人質になることを恐れて自ら感染して殺される。二階堂は娘にウイルスを託しワタリに届けさせるが…。残りわずかな日数の命をかけてLが事件解決に乗り出す。