〇シメオン・ナギット / 杉田智和、高垣彩陽(幼少期)

天斗聖陰拳の拳士。「ジェネシス」の祭祀を引き継ぐ一族の長で、ミガドルの神を崇める。「ナハシュの予言」にある「ミガドルの雷」を実現させるため、エリカの父の残した核兵器の設計図を手に入れるためエリカを拉致する。拳志郎に敗れ、ヒムカに致命傷を負わされた後、自決した。
〇ヒムカ=霞拳心(かすみけんしん)/ 小山力也、豊永利行(少年期)

ジェネシスの教義を守る「ナハシュの民」の出身。裏切り者の母と共に殺害されるところを、川に落ち霞鉄心に助けられる。鉄心により記憶を封じられ養子として育てられた。北斗神拳の修行を積み伝承者並の実力を身につける。鉄心とヨーロッパに使節団として同行、現地の女性に恋をするが突然の爆撃で彼女を失い、絶望の内に姿をくらませる。

後に自分の記憶は封印されたものと知り、自ら秘孔を突いて記憶を取り戻す。シメオンに仕えながら天斗聖陰拳を学ぶ。北斗と天斗の両刀を使い一時は拳志郎をも倒す。その野望は「戦争を企む愚者を一掃し、世界を再創生する」という事。

〇田楽伝(でんがくでん)/ 島田敏
紅華会幹部の田学芳にそっくりな双子の弟。紅華会の復活を姑息な手を使って企てるも失敗ばかりしている。終盤は玉玲の心意気に打たれてジェネシス壊滅に協力する。
〇河馬超(かばちょう)/ 堂坂晃三
楽伝の部下。河馬面の男だが、楽伝よりは常識をわきまえてはいる。