2019年01月12日

「蒼天の拳 REGENESIS」(4)

※キャラクター&キャストのつづきを。今日は敵役。

〇シメオン・ナギット / 杉田智和、高垣彩陽(幼少期)



 天斗聖陰拳の拳士。「ジェネシス」の祭祀を引き継ぐ一族の長で、ミガドルの神を崇める。「ナハシュの予言」にある「ミガドルの雷」を実現させるため、エリカの父の残した核兵器の設計図を手に入れるためエリカを拉致する。拳志郎に敗れ、ヒムカに致命傷を負わされた後、自決した。

〇ヒムカ=霞拳心(かすみけんしん)/ 小山力也、豊永利行(少年期)



 ジェネシスの教義を守る「ナハシュの民」の出身。裏切り者の母と共に殺害されるところを、川に落ち霞鉄心に助けられる。鉄心により記憶を封じられ養子として育てられた。北斗神拳の修行を積み伝承者並の実力を身につける。鉄心とヨーロッパに使節団として同行、現地の女性に恋をするが突然の爆撃で彼女を失い、絶望の内に姿をくらませる。



 後に自分の記憶は封印されたものと知り、自ら秘孔を突いて記憶を取り戻す。シメオンに仕えながら天斗聖陰拳を学ぶ。北斗と天斗の両刀を使い一時は拳志郎をも倒す。その野望は「戦争を企む愚者を一掃し、世界を再創生する」という事。



〇田楽伝(でんがくでん)/ 島田敏
 紅華会幹部の田学芳にそっくりな双子の弟。紅華会の復活を姑息な手を使って企てるも失敗ばかりしている。終盤は玉玲の心意気に打たれてジェネシス壊滅に協力する。

〇河馬超(かばちょう)/ 堂坂晃三
 楽伝の部下。河馬面の男だが、楽伝よりは常識をわきまえてはいる。
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2019年01月11日

「蒼天の拳 REGENESIS」(3)

★キャラクター&キャスト
 大半のキャラクターは前作と同じだが、キャストは入れ代わっている者も多いので再掲した。まずはメインキャラクターから。

〇霞拳志郎(かすみけんしろう) / 山寺宏一



 本作の主人公。第62代北斗神拳伝承者。前作では犬並みの嗅覚を活かしたエピソードもあったが本作では「くせえなぁ」と文句をタレルにとどまる。「?已經死了(ニイイチンスラ)…お前はもう死んでいる」、「北斗の文句は俺に言え!」が決め台詞。兄弟子であった霞拳心により秘孔「新血愁」を突かれ、義弟羅門に秘孔「心霊台」を突かせて延命の末、拳心を倒す。最期は砂漠の上で死す。

〇潘玉玲(はんぎょくれい)/ 冬馬由美

 潘光琳の妹。拳志郎の妻。光琳の死後は「青幇」の総帥。拳志郎の宿命を受け入れ見守る。物語の最後は拳志郎の子を身ごもっているような様子が描かれている。

〇霞羅門(かすみらもん)/ 榎木淳弥



 拳志郎の弟(異母兄弟)。第63代北斗神拳伝承者リュウケン。若き身でありながら、拳志郎に次期伝承者を託される。

〇エリカ・アレント / 上坂すみれ
 直観像記憶(一度見たものは忘れない力)により財宝のありか「希望の目録」を記憶に持つ少女。科学者である父が開発した核兵器の設計図をも記憶している。飛燕によりオランダ軍の手から救出され、上海へ移動。そこで拳志郎と出会い、インドネシアに移り住む。自らの能力を忌み嫌い拳志郎に殺してくれと懇願するも、拳志郎は全ての記憶を消す秘孔を突いて解放する。

〇葉子英(ようしえい)/ 渡辺明乃
 葉の息子。父の死後は玉玲を支え、エリカを守る。緋鶴に一目惚れして告白するも、緋鶴自身が聞いていなかったために空振りに終わる。

〇流飛燕(りゅうひえん)/ 子安武人



 エリカの護衛で彼女を救い出し上海まで連れてくる。病に冒されており余命がわずかであったが、エリカの人柄にひかれ命をかけて守る。ヤサカにより致命傷を負い、拳志郎に「北斗神拳は人々を幸せにする拳、復讐はするな」と言い残して死出の船出をする。

〇流緋鶴(りゅうひかく)/ 小林ゆう



 飛燕の義理の妹。物盗りの孤児。飛燕の荷物を盗むが追ってきた飛燕に親代わりの男を殺される。飛燕の強さにひかれて勝手に飛燕に同行する。飛燕が拳志郎に殺されたと吹き込まれインドネシアへ渡る。しかし仇はヤサカであり、拳志郎と玉玲の生きざまにヤサカへの敵討ちよりもエリカを守ることに力を尽くす。

〇ヤサカ / 佐藤せつじ



 北斗神拳を憎悪する西斗月拳の男。拳志郎に敗れるも飛燕の遺言で止めは刺されなかった。拳志郎から北斗の血を継ぐ者であることを教えられ飛燕を殺した償いに代わってエリカを守ることを誓う。ジェネシスのアジトでヒムカと戦い敗れるが、最後に崩れ落ちる天井を支えてエリカ達を逃がして果てる。文字通り命を賭けてエリカを守り抜いた。
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2019年01月10日

「蒼天の拳 REGENESIS」(2)



★ストーリー
 前作で紅華会が壊滅し、拳志郎が玉玲を取り戻し、玉玲の記憶が戻る。しかし上海での中国政府による青幇への圧力が増大、軍が青幇を滅ぼそうとしていた。シャルル・ド・ギーズはユダヤの民の安息の地を作るため「希望の目録」を持つ少女エリカ・アレントを極十字聖拳の流飛燕に護衛させて上海へと招く。ところがギーズに会う直前に西斗月拳のヤサカに襲われ命を落とす。飛燕とエリカは青幇に守られることに。さらにヤサカは飛燕をも殺害。拳志郎と対峙する。西斗の都での対決でヤサカはそこで自分が北斗の血を継ぐ者あること、西斗月拳の宿命を知り、エリカを守ることに。そしてヤサカは飛燕に止めを刺したのが天斗聖陰拳の使い手であることを拳志郎に伝える。ここまでが第1期。
 第2期はエリカの身を隠すために舞台をインドネシアに移す。エリカは直感像記憶の持ち主で一度見たものを記憶できる能力があった故に「希望の目録」を記憶にとどめていたが、更に科学者であった父の核兵器の設計図をも記憶していた。天斗聖陰拳のシメオン・ナギットとその部下のヒムカは「ナハシュの予言」にある「ミガドルの雷」(核爆弾)によって世界を再創世しようと、宗教結社「ジェネシス」を操ってエリカを狙っていた。シメオンは拳志郎に倒されたが、ヒムカの正体は霞鉄心の下で北斗神拳を学んだ拳志郎の義兄・霞拳心であり剛健。北斗神拳と天斗聖陰拳の両方の使い手拳心は、拳志郎の「新血愁」を突いて余命3日としてしまう。羅門は拳志郎の秘孔「心霊台」を突いて延命し、奥義を纏った拳志郎は拳心を葬っている。
 「北斗の拳」シリーズらしいところは、あれほど憎しみに凝り固まっていた拳心が死の間際には拳志郎を認めるところ。そしてシリーズ初の主人公の死でもって物語を閉じている。

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2019年01月09日

「蒼天の拳 REGENESIS」(1)



 年末に「蒼天の拳 REGENESIS」が終了しました。なかなかリアルタイムで見ることができず、まとめて視聴。「今度の拳志郎には姓がある」というキャッチで始まった「蒼天の拳」ですが、この「蒼天の拳 REGENESIS」は少しSFチックな要素があってちょっと馴染めませんでした。

 「蒼天の拳 REGENESIS」は2018年に放映された「蒼天の拳」の続編。4月〜6月に第1期が、10月〜12月に第2期が放映されて完結した。原作は 漫画「蒼天の拳」(原哲夫 監修 武論尊)で、第2部である「蒼天の拳 リジェネシス」(作画は辻秀輝、脚本は八津弘幸)を軸にストーリーが進むが、原作の設定を変更して原作通りには展開していないとのこと。拳志郎が死してストーリーを終えることには違いはないらしいが。敗れることのないタフな主人公を売りにしてきただけに、余りにもあっけなく秘孔を突かれるなど視聴者をがっかりさせるシーンに評判はよくなかった。またフルCGアニメで制作されており、こちらの方も今までの劇画調から一転している。僕は演出さえよければCGだからと言って特に問題はないかと思うが、ファン視聴者からは賛同を得てはいない。
 監督は鹿住朗生、シリーズ構成・脚本に尾崎悟史、キャラクターデザインは 勅使河原一馬、佐藤宏美、音楽に西村麻聡、制作はポリゴン・ピクチュアズ、製作は株式会社蒼天の拳。全24話。

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2019年01月05日

君に君に逢えて、ワタシは生まれたの



 お正月のテレビ番組を見ていた時、凧揚げのシーンで何やら懐かしいメロディが流れていました。「高く高くのぼれ、天までのぼれ」というような歌詞が付いていたと思いますが、ネットで検索しても出て来ません。記憶違いなのかな。
 このメロディに似たアニメの主題歌に「キミニアエテ」があります。「君に君に逢えて、ワタシは生まれたの」。「この醜くも美しい世界」のBGMで使われて最終回のエンディングであった曲。メロディを聞いた時になつかしくなって、ついついネット配信で見てしまいました。物語の最後が余り好きではないのですが…。

「キミニアエテ」
作詞:くまのきよみ、作曲:渡辺剛
うた:川澄綾子(ヒカリ)、清水愛(アカリ)
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2019年01月01日

Le Sanglier de feu

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明けましておめでとうございます。

年末ばたばたとしている間に、あっと言う間に年が明けてしまいました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
posted by KAZU at 23:40| Comment(4) | TrackBack(0) | Journal