2019年01月30日

怪獣王子の怪獣たち(7) 〜鳥人司令〜



 その名の通り遊星鳥人の司令官。ラスボスですが初登場は割と最初の方。ゴズラスの回あたりに出てきます。子供の頃の記憶を掘り起こすと、もっと鳥人に似ている鳥型のタイプだと思っていました。今こうして写真を見ると随分人型です。
 鳥人指令が倒れて鳥人たちの地球侵略は終結しますが、すぐさま昆虫人間が現れます。余りに都合良すぎない?と子供心に思いました。
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2019年01月29日

怪獣王子の怪獣たち(6) 〜角竜・剣竜〜



 鳥人指令が最後に送った2大怪獣が角竜と剣竜。怪獣王子の怪獣はここまではテラノドンのようにとても飛べない鳥とかはあったものの、そんなにかっこ悪いとは思わなかったのですが角竜はいけませんね。恐竜は「トリケラトプス」、大型獣なら「サイ」が大好きな僕に取っては見るのもいやになるような不格好な角竜でした。
 今では、角竜、剣竜、鎧竜という呼び方は殆どしなくなりましたが、思い出すのは「恐竜探検隊盆フリー」のエンディング「恐竜よいつまでも」の歌詞。
♪剣竜、角竜、鎧竜、吠えろ大きくいつまでも♪ 
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2019年01月28日

怪獣王子の怪獣たち(5) 〜ヨロイ竜〜



 ヨロイ竜はりゅう鳥盤目曲竜類の仲間。全身が装甲で覆われている恐竜です。よく知られているのはアンキロサウルス。「怪獣王子」のヨロイ竜も頭がカメを思い起こす形でアンキロサウルスのよう。ただ尻尾には骨のハンマーはなかったように思います。同じヨロイ竜“アンキロサウルス”から水爆実験により復活したと設定されている東宝の怪獣アンギラスは全然ヨロイ竜ぽくないです。
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2019年01月27日

怪獣王子の怪獣たち(4) 〜シシ竜〜



 シシ竜は竜盤目獣脚類を指す用語ですがかつての分類で別系統の種類を一緒にまとめて呼んでいたようで最近は使われることがなくなりました。後から登場するツノ竜、ヨロイ竜、剣竜という名前は今でも割と見かけますが。
 さて「怪獣王子」のシシ竜は古い時代の直立したタイプのアロサウルスがモデルのようです。指はちゃんと3本ですね。口が大きく裂けて細かく並んだ歯は肉食竜らしい姿をしています。ここまで口が裂けていると極端すぎるくらいのデフォルメ。ネットを探してもこの写真しか見つからず、古い資料をお金を出して手に入れるのもどうかと思い、この写真をお借りしました。今更ながら高校入学時に大量の資料を処分したのが惜しまれます。
 
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2019年01月26日

怪獣王子の怪獣たち(3) 〜ゴズラス〜



 遊星鳥人が火山島に侵略の拠点を置いて、送り込んだ2つめの怪獣。“猿人怪獣”と呼ばれるように恐竜や爬虫類をモデルにしたものではなくてどうみてもゴリラです。ただ本編を通して登場する怪獣の中ではシンプルながら特異な存在で、記憶に割と鮮明にそのフォルムが残っています。この後鳥人が殲滅されるまでの間に登場する怪獣は恐竜をモデルにしたものばかりでしたから。
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2019年01月25日

怪獣王子の怪獣たち(2) 〜テラノドン〜



 「怪獣王子」に最初に鳥人が送り込んだ怪獣。その名の通り翼竜の怪獣。現在はプテラノドンと[P]を発音するラテン語読みの方が通ってますが、僕が子供の頃はまだ英語読みの「テラノドン」(ティラノドン)も通っていた時代。およそ翼竜とは思えない小さな翼とぶっとい胴体。まず飛べそうにないですが、劇中では勿論飛んでました。
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2019年01月24日

怪獣王子の怪獣たち(1) 〜ネッシー〜



 「怪獣王子」は「マグマ大使」の後を受けて東急エージェンシーが放った、特撮テレビ映画。残念ながら完結を見ることなく放映打ち切りになり、見ていた小学生にしてみれば「何これ?」な状態。不幸な作品だったため資料がすごく少ない。特に鳥人を倒した後の昆虫人間編になってからは更に少なくなり、火山島を離れて砂漠に進出してからの怪獣の写真がこれまた少ない。
 デザインは古代の恐竜や鳥、魚を巨大化させたもので、名前をそのままのものが多い。古い時代の復元図をそのまま用いていたりして、今見るとおもしろい。さて、最初はネッシーから。

〇ネッシー
 伊吹博士の双子の息子タケル・ミツルは飛行機事故により火山島ではぐれた。兄タケルは火山島で育ち、火山の地熱で孵ったブロントザウルスと暮らしていた。突如侵略してきた遊星鳥人たちは火山島に基地を構える。鳥人たちの武器で母ネッシーは殺されてしまう。子ネッシーとジャングルに逃げ込んだ。
 子ネッシーはグングン成長し、母親を遥かに超える巨体と強靱な体を持つ巨大怪獣となる。設定上、子の方は怪獣並でよく知られたネッシーの頭の上に乗るタケルの写真は比率が合わないとの事。空想科学特撮ですから、そんなことはこだわらない方がいいですね。


posted by KAZU at 18:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 特撮