2018年06月30日

「魔法使いの嫁」(2)



 主人公の羽鳥チセは、物心ついた時から怪異の類をみることができたため、周りの人から異物を見るような目つきにさらされてきた。父が弟を連れて去り、母は投身自殺して、不幸と孤独感からノエルの勧めで自らをオークションにかける。イギリスで闇のオークションにかけられたチセに獣骨の頭を持つ魔法使い・エリアス・エインズワースは500万ポンドで落札する。エリアスはチセに自分の弟子にするため、自分の妻にするために落札したことを告げる。自暴自棄であったチセはこの魔法使いの下で魔法の修行をしながら様々な人々、人ならざるものと出会い、生きて行こうと前向きになっていく。

★キャラクター&キャスト
〇羽鳥智世(チセ)/ 種ア敦美
 本作の主人公。赤毛の少女、15歳。「夜の愛し仔(スレイ・ベガ)」で魔力を生み出し、蓄える能力を持つが、今のままでは3年程度の寿命しかないとされている。

〇エリアス・エインズワース / 竹内良太
 異形の魔法使い。角のある獣骨の頭を持つ。魔力で人の姿になることもできる。陰に潜み、全身からイバラの蔓を発して触手のごとく操る。「裂き喰らう城(ピルム・ムーリアリス)」「茨の魔法使い」とも呼ばれる。その正体は自信も正確にはつかんでいない様子。チセに対して熱い感情を抱いており、彼女が傷つけられた時、彼女が離れて行った時、共に激しい体の変化を見せる。

〇シルキー / 遠藤綾
 エリアスの家に住む家事を司る妖精。「銀の君」ともよばれている。めったに表情を見せることはなく喋ることもない。しかし、家に住む者に対する愛情は深い。かつてはバンシーだったが、憑いていた家を失って彷徨っている時に絶えてしまい、行く当てもなくさまよっていたところをスプリガンに導かれてこの家にたどり着いた。本編では1話を割いてその心あたたまる経緯が描かれる。

〇ルツ / 内山昂輝
 チセがエリアスの仕事で赴いた教会の墓場で出会った墓守犬。元はイザベルが飼う黒犬「ユリシィ」。チセと使い魔の契約を結ぶ。
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2018年06月24日

「魔法使いの嫁」(1)



 「魔法使いの嫁」は2017年10月から2クールにわたって放映されたファンタジーアニメ。原作はヤマザキコレの同タイトルの漫画作品。監督・構成は長沼範裕、脚本は高羽彩、キャラクターデザインに加藤寛崇、音楽は松本淳一、制作はWIT STUDIO、製作は魔法使いの嫁製作委員会(Production I.G、松竹、フライングドッグ、マッグガーデン、WIT STUDIO)、全24話。
 事前の情報は全く知らず、第2話が放映されたときに見て、あわてて1話もみたくらいです。ジャンルとしてはファンタジーに入るのでしょうが、一部で「少女漫画のよう」と評された面もあり、また喜怒哀楽の激しいドラマチックな場面もあり。映像の美しさと相まって魅力的な作品でした。原作者のコンセプトもあるのでしょう、イングランドを舞台にイギリスの伝説的な妖精や魔法の世界に基を置く物語です。

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2018年06月23日

♪かけがえない永遠のたからもの



 ここのところ更新が滞っております。4月は忙しかったのですが、忙しくてもペースに乗っているので記事も書けるのですが、5月に高校の、6月に中学の同窓会があり、旧知に会うと色々と思うところがあって、なかなか元のペースに戻らないものですね。やっとここに来て、落ち着いてきました。
 現在放映中のアニメも全然見てなくて「魔法使いの嫁」が終わってからは新しい作品にとっついていません。話題の作品から取り残されていくばかりです。
 唯一、今凝っているのは「もーっとおジャ魔女どれみ」のエンディング、こむろゆいの歌う「たからもの」。この曲を暗譜してフルートで吹けるところまできました。歌詞が頭に全部入ってないのでもうちょいな出来ですが。2番の歌詞が覚えられません。

最後のフレーズが吹き分けるのが難しいのです。
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2018年06月07日

Tokyo et Paris



「のだめカンタービレ巴里編」のエンディングに使われた「東京et巴里」も「夏目友人帳参」のエンディング「君ノカケラ」と同様に宮本笑里のヴァイオリンが響く曲ですね。solitaのフランス語と宮本笑里のヴァイオリンが奏でるボレロを機会がありましたら是非聞いてみてください。

過去記事はこちら。
http://animenomori.sblo.jp/article/163607388.html
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2018年06月01日

ヴァイオリンが奏でるアニメソング



 先日たまたま聞いた水樹奈々さんの「迷宮バタフライ」。“ヴァイオリンが主役?”と言われる程の間奏に流れる音色に、ヴァイオリンの響く曲を三曲続けて聞きました。
 「迷宮バタフライ」は「しゅごキャラ!」で水樹奈々さんが声を演じるほしな歌唄のデビュー曲。そう、キャラクターソングです。ジャケットの幾斗のヴァイオリン、ストーリーにも大きくかかわるヴァイオリンの音色が何とも言えません。



 次に選んだのが「夏目友人帳 参」のエンディング「君ノカケラ feat 宮本笑里」。ゴスロリファッションで熱唱するほしな歌唄とは全く違って、中孝介の歌うバラード。その愛の言葉の上に宮本笑里さんのヴァイオリンがやさしくかぶさってきます。



 そして最後は「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」のメインテーマ「宇宙戦艦ヤマト2199」のヴァイオリンバージョン。宮川泰さんが作・編曲してそのままもってきたら、さすがに1970年代の音楽。息子の宮川彬良さんが編曲して葉加瀬太郎の奏でるヤマト。聞く前はもっと圧倒的に快進撃するヤマトを想像したのですが、葉加瀬太郎さんて優しいんですね。このヤマトは愛を秘めて堂々と進むヤマトでした。
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