2018年04月15日

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」(1)



 「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」は2006年に公開された「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズの長編作品。テレビシリーズ「2nd GIG」の続編で、舞台は2年後。少佐が公安9課を離れており、荒巻課長は9課の組織を大きくしてトグサに隊長を命じていた。
 原作は士郎正宗、監督は神山健治、脚本に神山健治、菅正太郎、櫻井圭記、キャラクターデザインに後藤隆幸、西尾鉄也。音楽は菅野よう子、制作はProduction I.G、製作はProduction I.G、バンダイビジュアル、バンダイエンタテインメント、電通、日本テレビ、徳間書店、ビクターエンタテインメント、マンガエンタテインメント。1話完結、105分。

★ストーリー
 舞台は少佐が公安9課を去って2年が経っていた。荒巻は少数精鋭の体制から組織を改編し、課員を増員してトグサを隊長に任命して事件に当たっていた。そんな中で、梵字の刺青を入れた男たちが次々と自殺を遂げる事件が発生する。この事件を裏で操る超ウィザード級ハッカー「傀儡廻」と9課の対決を描く。本作は最初から事件を見つめる第三者の目が登場しており、この目の正体を見極めるのが視聴者側のおもしろさ。
 バトーは新体制の中で新入隊員の訓練教官を務めつつ、単独で事件捜査を進める。そんな中で少佐に出会う。少佐はバトーに「Solid State には近づくな」と警告を残す。バトーは少佐が「傀儡廻」ではないかと疑い始めるが、事件は「傀儡廻」が宗井議員を暗殺しようとしたことから意外な方向に。
 シリーズを通して社会情勢や政治体制に深く入り込む内容で一回の視聴で理解するのは困難。9課は宗井議員による政府の最重要施設「財団法人聖庶民救済センター」での純血の日本人のエリートを育成を暴いた。その裏には「傀儡廻」によって虐待を受けている子供を合法的に見せかけて電脳化し、聖庶民救済センターに送り込む「ソリッド・ステート・システム」があった。このインフラの制作者コシキタテアキと少佐との最後の会話が傀儡廻の正体を導き出すが、その追及はなされないまま形の上で事件は解決して物語は閉じる。
posted by KAZU at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション