
「ゴースト・イン・ザ・シェル (Ghost in the Shell)」は2017年に公開されたアメリカ製作のSF劇場作品。原作は士郎正宗の漫画「攻殻機動隊」、監督はルパート・サンダース、脚本はジェイミー・モス(英語版)、ウィリアム・ウィーラー、アーレン・クルーガー、製作はドリームワークス、リライアンス・エンターテインメント、アラッド・プロダクションズ、上海電影集団公司(中国語版)、フアフア・メディア。配給は パラマウント映画、 東和ピクチャーズ。107分。全編英語で制作されているが、北野たけしが演じる荒巻のみ日本語で演じている。
★ストーリー 「攻殻機動隊」を知らなくてもスッと入っていけるのは、さすがにアメリカの娯楽映画だと思う。予備知識なくても見られるのでその点はおすすめ。
人の脳で直接ネットにアクセスする電脳技術が発達した近未来。人が身体の一部を機械化(義体化)することを選べるようになった時代が舞台。事故で脳以外に大きなダメージを受けたためハンカ・ロボティックス社によって全身を義体化されたミラは特捜組織「公安9課」に配属される。サイバー犯罪やそれにまつわるテロ行為を取り締まるべく「少佐」と呼ばれて仲間を統率、任務に励行していた。ある日ハンカ・ロボティックス社の社員を狙ったサイバーテロ組織の犯行を捜査する内に、ミラは自らの記憶がハンカ社によって操作されている事実にたどり着く。ミラの記憶を取り戻し、ハンカ社の非人道的な実験を暴いて潰していく様を描く。
アメリカ人が脚本を書くと何故かこういう手合いのものになりがちで、おもしろみがないというか、ワンパターンというか。黒く染まった悪を倒すという最後の勧善懲悪シーンはスカッとするけど楽しめない部分も多いな。
★キャラクター&キャスト(キャラクター、キャスト、声優の順)〇ミラ・キリアン少佐(草薙素子) / スカーレット・ヨハンソン / 田中敦子
〇バトー / ピルー・アスベック / 大塚明夫
〇荒巻大輔 / 北野ビートたけし
〇オウレイ博士 / ジュリエット・ビノシュ / 山像かおり
〇クゼ / マイケル・ピット / 小山力也
〇トグサ / チン・ハン / 山寺宏一
〇ラドリヤ / ダヌーシャ・サマル(山賀晴代)
〇イシカワ / ラザルス・ラトゥーエル / 仲野裕
〇カッター / ピーター・フェルディナンド / てらそままさき
〇ダーリン博士 / アナマリア・マリンカ / 加納千秋
〇ハイリ(素子の母親) / 桃井かおり / 大西多摩恵
〇モトコ(素子) / 山本花織 / 内野恵理子
〇ヒデオ / アンドリュー・モリス / 今村一誌洋