2017年11月23日

「ゴルゴ13劇場版」(1983年)(1)



 「ゴルゴ13・劇場版」は1983年に東宝系で公開された「ゴルゴ13」のアニメ劇場作品。3DCGをアニメに取り入れた作品で、今見るとオモチャのように見えるけれど、これが世界初のアニメ劇場版での3Dアニメということだそうだ。
 原作から大きくは外れていないが、監督や演出の違いで随分と感じが変わるものだ。先にTV版を見たから余計だが、お決まりのセリフがなかったり、神掛かったオーラがなかったりとデューク東郷が「人」に近付いている。仕草や習慣もちょっと変えられている。ストーリーは「帝王の罠」といくつかの作品を元にひとつのストーリーに構成されているようで、劇場版の枠に合うように長編作品にまとめ上げられている。やはり何度も書いているけれど、劇場版は無理がありすぎて違和感を感じるところが多い。
 ゴルゴ13が仕事の前後に女を抱くシーンは原作ではお馴染みですが、それ以外にも性表現が多くて大人向け。
 監督は出崎統、プロデューサーに稲田伸生、脚本に長坂秀佳、音楽は木森敏之、CG製作にトーヨーリンクス、CGディレクターに御厨さと美。製作は東京ムービー新社、フィルムリンク・インターナショナル。93分。
posted by KAZU at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

怒る前には五つ数えましょう



 最近はテレビは余り見ないのですが、昨日「林修の今でしょ!講座」を見ました。血圧が上がり気味なので血圧の話は興味深く拝見。
 血圧上昇予防の1つに、子供を叱る時は激昂して血圧が急上昇しないように叱る前に五つ数えましょうと言うことでした。確かに効果的だと思います。
 ここで僕の頭の中に浮かんだのは怪物くん。怪物くんが人間世界へ修行に行くことになり、怪物ランドを出発する時、怪物大王が「お前は短気だから怒る前に五つ数えなさい」と諭します。なので人間世界では怒る前に必ず五つ数えることをしっかり守るのですが、血圧上昇を予防する訳では勿論ありません(笑)。まあ五つ数える間だけ待ってやる、みたいな。五つ数えて爆発した後はむちゃくちゃです。
 アニメ化初作品のオープニング「おれは怪物くんだ」で♪一、二の三、四でたたんでのした♪は短気な怪物くんか四つ数えて五つ目でもう手を出してしまっているのです。
 怪物くんに五つ数えることは、むしろ血圧を上昇させる効果があるのです。
posted by KAZU at 00:57| Comment(0) | TrackBack(0) | Journal