2017年10月29日

「劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い」(1)



 「劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い」は2017年8月に角川ANIMATIONの配給で劇場公開された「プリズマ☆イリヤ」のスピンオフ、ストーリー的にはテレビ版のつづき、時系列では過去の物語を描いた作品。原作はひろやまひろし、TYPE-MOON、監督は大沼心、脚本は井上堅二、水瀬葉月、キャラクターデザインに平田和也、音楽に加藤達也、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND、音楽制作はランティス、制作はSILVER LINK.、製作は「劇場版プリズマ☆イリヤ」製作委員会。
 僕自身は「プリズマ☆イリヤ」のテレビ版をかなり最初の方で見るのを止めてしまったのでいま一つ背景がつかめていないのですが、細かいところはやはり「テレビ版プリズマ☆イリヤ」を全部見てからでないと理解できないかなと思いました。

★キャラクター&キャスト
○衛宮士郎 / 杉山紀彰
stay nightの士郎同様、切嗣に助けられた少年。「正義の味方」に憧れており性格もそのまま。勿論本作の主人公です。

○朔月美遊(さかつきみゆ)/ 名塚佳織



由緒ある旧家・朔月家が秘匿し続けてきたあらゆる願いを無差別に叶える神稚児。町を突如襲った闇に飲み込まれかけた屋敷から、切嗣と士郎に救出される。

○間桐 桜 / 下屋則子
士郎の通う高校の弓道部の後輩。聖杯戦争に士郎を巻き込みたくない一心で戦うも兄に殺される。現在公開中の「Fate/stay night[Heaven's Feel]」に通じるヒロイン。

○一義樹理庵 / 花江夏樹
士郎の通う高校の生徒会長。士郎の友人だが、美遊を探して士郎を監視しており美遊を見つけると士郎を攻撃、美遊を奪取する。

○衛宮切嗣 / 小山力也
士郎の養父。過去の聖杯戦争での過ちを償い世界を救済するため士郎と旅をつづけており、冬木の町を飲み込み拡大する闇を消し去った美遊を助け出す。

○言峰綺礼 / 中田譲治
冬木教会の神父。聖堂協会の監視者たる誇りだけは高き神父だが、本作では動かない。
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2017年10月15日

「連載50周年記念特別展 さいとう・たかを ゴルゴ13」



 小学生の時は漫画は読みました。実は月刊「少年画報」の大ファンでほぼ6年間欠かさず読みました。ところが中学生になってからはピタリと読まなくなりました。漫画を読む機会は散髪屋に行った時に待ち時間に読むだけ。中でも「エコエコアザラク」と「ゴルゴ13」はその時の楽しみのひとつだったのです。
 今日は「連載50周年記念特別展 さいとう・たかを ゴルゴ13」を朝一番見に行ってきました。開場前から並びました。少し早く着きすぎただけなんですが。


入り口でいきなり手渡された「ゴルゴ13×外務省」(中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル)

 入ってもう期待以上の展示、興奮しぱなっしでした。さいとう・たかを氏のお仕事は一人で全部仕上げるのではなくてスタッフとともに仕上げる形。原画、単に原画もありましたが、漫画の版下は台紙に原画が貼ってあるだけというものではなく、3次元、コラージュ、修正液でのコマ抜きの白画線。印刷版下としてもすごく興味のあるものでした。
 勿論、各話から選抜されたページはさすがと言う他ありません。表情を余り変えないゴルゴ13でさえ表情が違う。



 名言も数多く紹介されており、ファンならずとも頷くこと間違いなし。

 ああ、それとゴルゴ13は「世界一白ブリーフの似合う男」なんだそうです。白ブリーフなんて長いこと使ってませんが、これくらいは真似てみようかな。。。
posted by KAZU at 17:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 番外編

2017年10月13日

なか卯のメタリックカード



 先月28日から始まった、なか卯の「 劇場版「Fate/stay night[Heaven's Feel]」×「なか卯」 タイアップ キャンペーン」。対象商品を食べるともらえる書き下ろしメタリックカード、6回食べてレアカードを除く5枚が集められたというのは幸運。
 レアカードは欲しいけど、食事をした結果ですから。カードのために食べるなんて本末転倒はしません。それにしても息子が食べた分も入れて「アーチャー」が3枚、これも運か。
 10月19日からの第2弾もいってみましょうか。
posted by KAZU at 00:57| Comment(0) | TrackBack(0) | Journal

2017年10月06日

「寄生獣 - セイの格率 - 」から「発狂した宇宙」

 何度見ても見飽きないというエピソードというのがありますね。最近の作品では「君に届け」の「episode.6 友達」、これは何度見ても泣いてしまいます。それから「好きっていいなよ。」の「第一話 キスをした」、これもついつい何度も見てしまいます。



 そしてこの「寄生獣-セイの格率-」の「stage:10 発狂した宇宙」。前半のヤマ場、学校を舞台にした新一の最後の戦い。恐怖、苦悩、怒り、決意、安堵。どの表情を取っても新一がカッコイイ。





 悲鳴をあげる里美に、分かりづらいが、「大丈夫だ!」そう叫んでいた。
posted by KAZU at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2017年10月02日

「海底大戦争」(1966年)〈2〉

★キャラクター&キャスト
○安倍 / 千葉真一



本作の主人公。日本の記者。

○ジェニー / ペギー・ニール



本作のヒロイン。アメリカの記者。



○ブラウン中佐 / フランツ・グルーバー
アメリカ軍の中佐。新型追跡魚雷の記者会見で説明するなどこのミッションの責任者と思われる。実質上基地の司令官。記者に対しては高圧的に出るが、最後まで安倍たちの安否を気づかう。

○潜水艦艦長 / ブラウン・ガンサー
アメリカの潜水艦艦長。ブラウン中佐とは仲が良いが任務に対しては軍規を優先して中佐に対しても命令調で指示する堅物。吹き替え版では英語で何と呼ばれているか分からないが、「艦長」なら大佐だろうからブラウン中佐よりも上官。



○ハワード教授 / アンドリュー・ヒューズ
アメリカ基地に常駐する原子力の権威。前半では謎の人物ぽい描写だったが、後半で海底帝国に拉致され協力を要請される。クライマックスでは脱出で活躍、サイボーグ化されかけた安倍とジェニーを治療している。

○ムーア博士 / エリック・ニールセン
海底帝国の狂信的な首謀者。基地脱出時にハワード教授に撃たれても安倍と激しく争うも海底基地と運命を共にする。

○ヨゼフ・ハイム博士 / マイク・ダーニン
サイボーグの権威。人間を改造してサイボーグ半魚人を作り出す。最後は自ら作り出したサイボーグ半魚人に殺される。

○ルイーザ / ビバリー・ケラー
海底帝国の三頭の一人。ムーア博士、ハイム博士と共に基地内を闊歩する。

○チャン / 三重街恒二
海底基地の戦闘やサイボーグコントロールを預かる中国人らしき男。

posted by KAZU at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2017年10月01日

「海底大戦争」(1966年)〈1〉



 「海底大戦争」は1966年日米合作で製作されたSF映画作品。制作は東映が主体で行われたがキャストの大半は外国人。監督は佐藤肇、脚本は大津皓一、原案は福島正実、
音楽は菊池俊輔、特撮は矢島信男・山田孝・武庫透。製作は東映、ラム・フィルム、カラー・シネマスコープ。カラー84分。
 子供の頃に雑誌の怪獣・怪人特集に登場していた「半魚人」がこの作品のものと知ったのは随分後になってからだった。ただそのデザインは秀逸で一度見ると忘れられない。成田亨氏が別名義でデザインを担当したというから頷ける。随所に特撮が取り入れられ、さらに水中撮影も加えて見どころのある作品。ただ外国人が多くて演技は英語でなされているが、日本語版は当然ながら吹き替え。訳が上手くないのか違和感丸出しなのが惜しい。



★ストーリー



 アメリカが廃棄核燃料を海底深くに沈めているという基地のある島近辺が舞台。冒頭アメリカの新型追跡魚雷の公開試射を報道陣を潜水艦に招いて行われる。その際、標的となった無人の潜水艦に人影が走る。近辺の海域で日本の漁船が遭難して船には異常がなかったが、忽然の乗組員が消えていた。船には水掻きのある足跡が付いていた。またアメリカの基地でも潜水具の足ヒレのような足跡が発見されていた。
 不信を抱いた日本の記者安部とアメリカの記者ジェニーは試験が行われた海域に潜った。そこでジェニーが半魚人(作中ではモンスターと呼ばれている)に襲われ、写真を撮るもののカメラを水中へ落としてしまう。軍のブラウン中佐は全く取り合おうとしない。安部とジェニーはカメラを捜すべく再度海に潜る。海底で見つけた洞窟に上陸するがそこで半魚人に囲まれて捕らわれてしまう。
 目を覚ました二人を迎えたのは海底基地を作り、海底帝国を築こうとする狂信的な科学者たちの集団だった。彼らはサイボーグの権威ハイム博士の手で人を改造したサイボーグ(半魚人)を作り超音波で操り帝国のために働かせていた。首謀者であるムーア博士は安部に海底帝国のスポークスマンになるよう求める。同意しなければ二人をサイボーグにすると迫る。アメリカ基地のハワード教授も拉致され帝国に協力するよう求める。一方ブラウン中佐は安部とジェニーの捜索を続け、発見したカメラの映像で見つけた半魚人の謎をつきとめようとする。一旦は軍本部から操作中止の指示が出るも、再度捜索を続けとうとう海底帝国の基地を発見する。潜水艦からの攻撃でサイボーグコントロールのシステムが壊れ、暴走したサイボーグ半魚人たちが殺戮を繰り返す中、安部たちは脱出を図る。
posted by KAZU at 10:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮