2017年09月30日

「Fate/stay night[Heaven's Feel]」×「なか卯」コラボキャンペーン



 なか卯の、「Fate/stay night[Heaven's Feel]」×「なか卯」コラボキャンペーン、が始まりました。ついつい食べてしまいそう。カードはどれだけ集められるかな。
 植田佳奈さんのファンとしては“凛ルート”原作で前作「Fate/stay night[Unlimited Blade Works]」の方が断然好きなんですが、今回は“桜ルート”を原作とした「Fate/stay night[Heaven's Feel]。映画は10月封切りで3話完結。最近このパターン多いですね。テレビ版はじっくり描かれているから好きですが、劇場版だと中心の骨の部分だけしか描けない。だからと言って前後編や三部作にしてもそんなに変わらないと思うのですが。1話完結でスッキリしたいです。
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2017年09月22日

「地獄少女 宵伽」(2)


あいの振り袖は華やか。今回も見事な蝶柄。そしてなにもりもあいがきれい。

 第1期は勧善懲悪、第2期は人間の本質、第3期は現代社会を描いたものが多かったように思いますが、この第4期は特に絞られたテーマはなくて、それぞれのエピソードで違った「恨み」を描いています。第3期ではゆずきが次の地獄少女となるところまで行きながら、最初の仕事で私情に走ったために誅伐を受けるところを、あいが再び代わってやって成仏させています。今回の新キャラクター・ミチルは見事に地獄少女となって最初の仕事を片付けています。山童があいの許を辞してミチルのところへ行ったのはどういう心境だったんでしょうか。
 オープニングのナレーションはひし美ゆり子さんが担当。過去このアバン・ナレを担当した中では一番違和感がありました。俳優さんでも朗読の上手い方がたくさんおられますが、ひし美ゆり子さんはどちらかというと感情的に語る方ですから、ちょっと違うな、という感じ。「蠱惑に溺れし、哀れな縁。夢か現か、光か闇か。天の言の葉浮かんで消えて、時の随にゆらゆらと。沙汰を語るが宵伽。晴らせぬ怨み…晴らします。」
 原案はわたなべひろし、原作は地獄少女プロジェクト、監督は大森貴弘、制作はStudio DEEN、製作は宵伽製作委員会(アニプレックス、TOKYO MX、藤商事)。新作は全6話、第7話より回顧録。


今までは素肌をさらさなかったあいですが、今回のオープニングではヌードに。


★キャラクター&キャスト

○閻魔あい / 能登麻美子
○一目連 / 松風雅也
○骨女 / 本田貴子
○輪入道 / 菅生隆之
○柴田つぐみ / 水樹奈々
 本作では特別擁護老人ホームの介護士として登場。
○きくり / さかいかな
○山童 / 椎名へきる
○寒河江ミチル / 和多田美咲
 本作のキーキャラクター。父親の善行を土地の名士が逆恨みし、幽閉された上に両親ともども焼き殺される。死して魂は暴走して村人と名士、村そのものも焼き払って復讐を果たす。しかし、その暴走故に地獄のお偉いさんに睨まれることとなる。


新キャラクター、ミチル。

★サブタイトル
第一話 見えない聞こえない
第二話 あなたしかいない
第三話 いつか誰かが…
第四話 わたしを深く埋めて
第五話 風の歌が聞こえる
第六話 あやおり


番組スペシャルで姿を見せた能登さん。お美しい!
posted by KAZU at 19:37| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2017年09月17日

「LOST IN SPACE」(1998年)(2)




★キャラクター&キャスト
 テレビ版のキャストが冒頭部分で登場してます。アメリカ人なら「おおっ」とファンが喜ぶ演出ですね。残念ながら僕には全く分かりませんでした。テレビ版のジョン・ロビンソンを演じたガイ・ウィリアムスは故人となっておられます。生きていれば登場していたのでしょう。

○ジョン・ロビンソン教授 / ウィリアム・ハート
 ロビンソン家の家長であり、ジュピター号の司令官。天文物理学の教授。
○モリーン・ロビンソン博士 / ミミ・ロジャース
 ロビンソン教授の妻、生化学博士。
○ジュディ・ロビンソン博士 / ヘザー・グラハム
 ロビンソン家の長女。彼女の専門は何か、見ていてもよく分かりません。
○ペニー・ロビンソン / レイシー・シャベール
 ロビンソン家の次女。
○ウィル・ロビンソン / ジャック・ジョンソン
 ロビンソン家の長男。後にタイムマシンを開発する程のメカ通。
○ドクター・ザカリー・スミス / ゲイリー・オールドマン
 地球連邦軍の医師、ロビンソン家の担当医。その正体は反乱軍の工作員。
○ダン・ウェスト少佐 / マット・ルブランク
 ジュピター号のパイロット。戦闘パイロットであったがジュピター号のパイロットが暗殺されたため新しいパイロットに抜擢される。

○ウィル・ロビンソン(成人) / ジャレッド・ハリス
 未来のウィル。タイムマシンを開発してジュピター号が出発する前の地球へ帰ろうとする。
○将軍 / マーク・ゴダード=テレビ版のウエスト少佐
 地球防衛軍の将軍。
○ジェブ・ウォーカー / レニー・ジェームズ
 地球防衛軍の戦闘パイロット。ウェスト少佐の親友。
○カートライト校長 / ジューン・ロックハート=テレビ版のモリーン
 ウィルの通う小学校の校長。
○レポーター / マルタ・クリステン=テレビ版のジュディ
○レポーター / アンジェラ・カートライト=テレビ版のペニー
○ビジネスマン / エドワード・フォックス

テレビ版のロビンソン一家はこちら


posted by KAZU at 09:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

2017年09月16日

「LOST IN SPACE」(1998年)(1)



 「LOST IN SPACE」(邦題はロスト・イン・スペース)は1998年にアメリカで公開されたSFアドベンチャー劇場作品。1960年代に人気の高かったテレビ版「Lost in Space」(邦題は宇宙家族ロビンソン)を映画化した作品。以前から書いているように、どうもテレビ版が先で映画化されたものは失望することが多くて、余り見ないのですが、今回は吹き替え版ですが無料で見るチャンスがあったので鑑賞。監督はスティーヴン・ホプキンス、脚本はアキヴァ・ゴールズマン、音楽はブルース・ブロートン、131分。
 時代は2058年、人類の活動で地球の環境は悪化し、資源も枯渇していた。一般市民は楽天的ではあったものの事態は深刻になっていた。ジョン・ロビンソン教授は人類が生活できると見られる唯一の惑星アルファ・プライムへ家族と共に調査・移住。現地にハイパーゲイトを建設して、地球からの移民団を受け入れるという地球連邦軍の壮大な使命を受けてジュピター号で地球を出発した。
 一方反乱軍はそれを阻止するために、ジュピター号のパイロットを暗殺したりと妨害を強行。連邦軍でロビンソン一家の健康管理を行っていたドクター・スミスは反乱軍のスパイで、ジュピター号を破壊するプログラム組み込むが、反乱軍から見切りをつけられ、ジュピター号の中で気を失う。ロビンソン一家が冷凍睡眠に入った直後に破壊プログラムが実行されロボットにシステムの一部を破壊されてしまう。ドクター・スミスが家族を覚醒させて何とか難を逃れたが、ジュピター号は軌道を外れて恒星の引力につかまってしまいます。脱出のために目的地を設定できないままハイパーシステムを起動、未知の宇宙域へ飛ばされ迷子になってしまいます。
 テレビシリーズでは密航したドクター・スミスが磁石を使って軌道を変えてしまうという何とも原始的な方法ですが、今回はドクター・スミスは破壊工作を行って自分はジュピター号から離れるつもりで、密航の意図はありませんでした。この辺りがテレビ版の設定と大きく違うところでしょうか。
 テーマは家族の絆。終盤は泣かせてくれます。ただ、さすがに家族で宇宙へ移住するという強者揃い、感傷的な感情は薄くて判断も行動も冷静で論理的です。あれは一般人ではなかなか難しいでしょう。続編が作られるということが前提で制作されたそうで、最後はアルファ・プライムへハイパーシステムを使って飛び立ったところで終わっています。物語は完結していません。ストーリーをつらつら書いても面白みがないので、是非ご鑑賞ください。
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2017年09月10日

「バベルの塔展」



 中学時代から神話が好きで、僕にとっては旧約聖書は神話物語でした。「バベルの塔」は創世記に出てくる塔ですが、その名前は見当たりません。後に「バベルの塔」と呼ばれるようになったということです。一般的には「人が神に届こうとしたために天罰が下って破壊された」ということになってますね。創世記では神によって建設半ばで阻止されています。
 アニメの「バビル2世」はこの「バベルの塔」を題材にして別のストーリーを描いています。地球に漂着したバビル1世は宇宙船が壊れたので救援を呼ぶために、地球人の力をかりて巨大な塔を作ります。バビル1世の持つ異星人の力を畏怖した地球人は協力しますが、科学的知識が不足しており塔は建設半ばの事故で上部が破壊されてしまいます。
 ブリューゲルの「バベルの塔」については恥ずかしながら全く何の知識も持っていませんでした。神話の時代、旧約聖書の時代の破壊された「バベルの塔」を描いた作品だろうと漠然と思っていました。今日実物を見てそれが全然違っていることに唖然としました。思ったよりずっと小さい。そしてブリューゲルは彼の生きた16世紀に建設途中の「バベルの塔」を再現しているのでした。塔の周辺に描かれている景色は16世紀の港であり農村の姿です。塔は破壊されたものではなくて、今なお建設が進む様子が描かれています。
 神話の世界を夢見て、あるいはアニメの世界を夢想して見に行った僕にとっては、全くの期待外れで、砂漠の砂の嵐に隠された最上部が爆発によって破壊された「バビルの塔」ではなく、建設の途中で放置された「バベルの塔」でもありませんでした。

posted by KAZU at 09:19| Comment(0) | TrackBack(0) | Journal

2017年09月02日

「地獄少女 宵伽」(1)



 「地獄少女 宵伽」は2017年夏に放映された「地獄少女」シリーズの4期作品。本編については後に詳しく。今回は主題歌から。

★主題歌
 久しぶりの続編ということで、ひょっとしたらイメージを変えてくるかとも思いましたが、前作までの曲想を引き継いで“らしい”オープニングとエンディングです。
 オープニングは「ノイズ」。作詞・作曲・歌 - ミオヤマザキ、編曲はKenKen。曲想は変わりませんが、オープニング映像は少し違いました。古風な(過去の世界の)閻魔あいが現代に現れるという趣向。曲の最後は歌詞が断定的に歌われたと同時に音が切れて、後奏のないバシッとした感じは以前と変わりません。
 驚いたのはフルコーラスの短さ。CDを聞いたんのですが3分を切ります。今やマキシングルで4分代が一般的な中で、EPレコード時代の3分前後の曲。1970年代には普通でしたが、さすがに今聞いて「えっ」とプレーヤーの時間を確認したくらいでした。
 おもしろいのはジャケットです。上の掲げたイラストが本作のメインイラストなんですが、今までになく閻魔あいがきれいです。下がCDジャケット。閻魔あいはそのままに後ろのキャラクターがバンドメンバーの似顔絵なんでしょうね。楽しい。



 エンディングは閻魔あいこと能登麻美子さんの歌う「いろがみ」。絋瀬さやか作詞、水谷広実作・編曲、能登麻美子歌唱。能登さんの歌久しぶりに聞きました。「地獄少女」の歌はちょっと物足りないのですが、能登さんファンとしては嬉しい。
posted by KAZU at 19:53| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション