
「スター・トレック BEYOND」は米国で2016年6月に、日本では同年10月に公開された「スタートレック」シリーズの劇場作品。「宇宙大作戦」のリブート作品の3作目。レナード・ニモイが亡くなってミスター・スポック、本作ではスポック大使もまた天寿を全うしたことが語られる。作品の最後にレナード・ニモイに対して追悼の言葉が流れるが、驚いたのはアントンに対しての追悼。アントン・イェルチン(チェコフ)なんてまだお若いのに。後から調べて事故で亡くなったそうでびっくりしました。
現題は「STAR TREK BEYOND」、監督はジャスティン・リン、脚本はサイモン・ペッグ、原作にジーン・ロッデンベリー、音楽にマイケル・ジアッチーノ、製作はスカイダンス・プロダクションズ、アリババ・ピクチャーズ、フアフア・メディア、バッド・ロボット・プロダクションズ、スネーキー・シャーク、パーフェクト・ストーム・エンターテインメントが名を連ねる。配給はパラマウント映画。上映時間122分。
★ストーリー
エンタープライズは和平交渉のためにとある惑星に赴いていた。カーク艦長はエイリアンの過去の兵器である遺物を交渉に利用しようとしたが失敗、交渉は決裂する。遺物をエンタープライズのセキュリティボックスに格納して、補給基地であるヨークタウンに向かった。
エンタープライズが5年の探索ミッションに就いて3年。任務に迷いのあったカークはヨークタウンの副長に志願する。一方スポックはバルカン人の末裔を残すためにウーフラとも分かれてネオバルカンに行くつもりでいたが、スポック大使の訃報が届き決意に変わる。
そんな中でヨークタウンに異星人の脱出ポッドが到着する。異星人カラーラは連邦の恒星図に載っていないアルタミット星に墜落した仲間の救出を求めてくる。ヨークタウンに停泊中の船で唯一任務に就く能力のある船はエンタープライズのみ。カークとスポックはお互い任務の後で重要な話があると伝えたのみで出港した。
(つづく)