2017年05月19日

「魔法少女リリカルなのはViVid」(1)



 「魔法少女リリカルなのはViVid」は2015年春にテレビ放映された「リリカルなのは」シリーズ4本目のアニメ作品。原作は都築真紀、作画・藤真拓哉による同タイトルの漫画作品。監督は伊藤祐毅、脚本は小林成朗、キャラクターデザインに山野雅明、メカニックデザインに藤倉孝明、渡辺浩二、音楽は中條美沙、制作はA-1 Pictures、製作はキングレコード、アニプレックス、セブン・アークス、全12話。
 「全然リリカルでない」とか「魔砲少女」とか言われた「リリカルなのは」シリーズですが、主題に変わりはないもののリアルな戦いから離れてスポーツの格闘技対戦を中心にえがかれた作品。アインハルトの登場シーンからしてもっとハードな作品を想像しましたが、設定は緩めで戦いの場面を除くと、日常を明るく描いています。緩くなった分だけサービスカットも多くなってます。
 「StrikerS」のJS事件の後、高町なのはの娘となったヴィヴィオは、魔法学院に通いつつ、格闘技の訓練も行うようになっていた。なのはとフェイトはヴィヴィオに専用のデバイス「セイグリッド・ハート」(クリス)を与える程に成長していた。そんな頃、町中で「覇王イングヴァルト」を名乗る人物が腕のある格闘家に突如戦いを挑み倒すという闇討ち的事件が頻発していた。ある日ノーヴェをその人と知って戦いを挑むアインハルト・ストラトスは古代ベルカ時代の覇王イングヴァルトの血と記憶を受け継ぐ少女だった。どちらかというと余り見る気のなかった作品でしたたアインハルトの声が能登麻美子さんだったので方針転換(笑)
 ノーヴェの指導で格闘戦技「ストライクアーツ」の修練を積むヴィヴィオ、リオ、コロナと共に修練に参加したアインハルトと仲間たちの戦いを描く。あくまでスポーツとしての戦いですが、なのはやフェイトが模擬戦に参加したりと「魔法少女リリカルなのは」を冠するだけになのはの戦闘シーンも見られます。