2017年02月26日

「消失」と“サティ”



 「涼宮ハルヒの消失」のサウンドトラックはCD2枚組。そのディスク2には19世紀のフランスの作曲家エリック・サティの曲がピアノで収録されています。ジャケットにはこのCDのプロデューサーであるランティスの斎藤滋さんが「サントラという枠を超えて、サティの楽曲を感じて頂く機会になればという想いから、劇中で使用しないであろうサティの楽曲も、本CDには収録しています。」と記しています。斎藤滋さんも音楽を担当した神前暁さんも意地悪で、各曲解説は施さず、“なぜサティなのか”“どこでどういうふうに使われたか”は聞き手で探して想像してほしいと書いているのみ。
 この作品のBGMは基本、管弦楽演奏で聞き応えのあるもの。その中でサティの「ジムノペディ」(Gymnopédies)「第1番」は主題的に目立って繰り返し使われているのですぐにシーンが頭に浮かびます。サティの代表的な曲として有名なので「消失」以前に聞いたことがある方も多いと思います。

ディスク2
1. ジムノペディ 第1番
2. ジムノペディ 第2番
3. ジムノペディ 第3番
4. グノシエンヌ 第1番
5. グノシエンヌ 第2番
6. グノシエンヌ 第3番
7. ジュ・トゥ・ヴー

最後の「ジュ・トゥ・ヴー」(Je te veux お前がほしい) は器楽曲から歌詞がつけられてシャンソンとして有名ですが、この曲は本編では使われていないとのこと。
posted by KAZU at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

「ウルトラの星光る時」



 調べもので久しぶりに「帰って来たウルトラマン」を見ました。「帰って来た〜」では一番ショッキングなエピソードは「ウルトラマン夕陽に死す」でしょう。ウルトラマンのカラータイマーが停止してX字に磔られます。「ウルトラセブン」ではセブンがガッツ星人に十字架に架けられますが子供心に次回でのセブンの復活が期待できました。何がセブンと違うかというとアキ(榊原るみ)と坂田(岸田森)がナックル星人に殺されるという、メインキャラクターの「死」にあります。大きな絶望感を与えました。
 後編に当たる「ウルトラの星光る時」には初代ウルトラマンとウルトラセブンが登場して助け、処刑寸前のウルトラマンは復活します。最後の戦いでは「ウルトラマンとウルトラセブンの友情」によって逆転勝利をおさめるわけですが、まだ「ウルトラ兄弟」という概念が登場する前、「友情」という言葉が使われています。マンとセブンは戦いには手を出しません。セブンの戦いが見られなかったのが残念。戦術的には加勢するのが当然だろうと思うのですが。
 ハヤタとダン、まだまだ若いです。本来の設定ではハヤタとマンは別人ですから、ココで出てきてはおかしいのですが、ご愛嬌。
posted by KAZU at 01:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮