2017年01月22日

パンツ一丁のショパン



 「寄生獣-セイの格率-」の第15話 Stage:15「何かが道をやって来る」、パンツ一丁でピアノを弾くパラサイト後藤。5体のパラサイトから成る最強の男はピアノまでも弾く。その演奏に広川市長は、「大したもんだな後藤さん。モーツァルトかね」と訪ねるシーンがある。
 後藤が弾いていた曲はショパンの「ノクターン第2番変ホ長調」。クラシックのピアノ曲の中でよくBGM等に使われるので、クラシックに疎くても聞き覚えのある方は多いと思う。で、ちょっとクラシックをかじった人ならこれがモーツァルトでないことはッ明白で、広川市長はクラシック音楽には全く知識がないと分かる。
 広川市長の問いに後藤は「ショパンだ」と答える。表情豊かに芸術を理解しているかと思える特異なパラサイト、それを示す描写です。しかしパンツ一丁であることがそのことを否定していると言えますね。
 後藤のピアノよりもこちらの方がいいでしょう。



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2017年01月09日

「étoile et toi」



 「傷物語U 熱血編」で使われたフランス語の歌詞のエンディング。今回の「V 冷血編」でもエンドロールに流れました。前回はギターを中心にした伴奏だったと思いますが、今回は管弦楽、歌はクレモンティーヌ。美しく響きます。
 劇場で歌詞を全部聞き取るのは僕のスキルでは無理でしたが、歌詞を見ると平易なフランス語。全て現在形で書かれていて過去も未来もない「現在」を強く感じます。


Étoile, et toi
Et toi, et moi
Le monde est beau, vous êtes le monde
(世界は美しく、あなたは世界そのもの)

Étoile, et toi
Et toi, et moi
Tout ce que je vois, tout ce que je ressens, tu es mon univers
(私が見るもの全て、私が感じるもの全て、あなたは私の宇宙)

Je, veux vous entendre appeler mon nom
Je peux te sentir dans mes bras,
Oui c'est l'amour qui va durer pour toujours
(私はあなたが私の名を呼ぶのを聞きたい
 私は私の腕の中であなたを感じることができる
 そう、それは永遠に続く愛)

étoile et toi
作詞:meg rock
作曲:神前 暁
編曲:神前 暁
歌唱:クレモンティーヌ
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「傷物語V 冷血編」を見る



 「傷物語」三部作の最終「冷血編」を早速見てまいりました。原作は読んでいませんが、広くその筋は知られているだけに興味はいかに描かれるのか---と言う事に尽きます。エンドロールが終わって劇場に灯が戻ってきても誰も何も言いません。沈黙が続くのみ。こんな作品も珍しいかな。
 現在公開中なので内容については控えますが、演出に少し工夫は必要だったのでは。きっと原作はこうなんでしょうが。ただ「化物語」に続く重要なエピソードであり、やっと謎が氷解したというすっきりした思いはあります。みんなが不幸になる道を選んだ暦の物語。
 劇場を退出するときにボソボソと聞こえてきた会話の中に「結局暦はへたれだった」という声がありました。それは羽川に対する行動のことでしょうけど、感想が其処に行き着くようではこのストーリーを理解したとは言えないんじゃないかな。
posted by KAZU at 00:28| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメーション

2017年01月01日

新年明けましておめでとうございます

 昨年は月によっては更新できなかったり、たくさん更新できたりと起伏の激しい年でしたが、今年はそれなりに平均的にアップできるようにしたいと思います。
 
 今年も、どうぞよろしくお願いいたしまする。

posted by KAZU at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | Journal