2016年06月18日

「言の葉の庭」(2)



 夏休みが明けたある日、タカオは学校の廊下でその女性ユキノとすれ違う。ユキノが学校の古文の先生で、生徒の嫌がらせを受けて登校拒否、退職に追い込まれたことを知る。ユキノを追い込んだ3年生の女生徒を聞き出し平手打ちを食わせ、取り巻きから殴られる。庭園に向かったタカオは「雷神の少し響みて降らずとも我は留らむ妹し留めば」万葉集の返歌をユキノに返す。突然土砂降りになり、ユキノのマンションでユキノはタカオの濡れた服を乾かし、タカオは料理を作る。この状況に幸せを感じる二人だった。「僕はたぶんユキノさんのことが好きです」この言葉がきっかけに、二人は言葉をぶつけ合う。本来成就する「恋」ではないのだけれどぶつけ合う「言葉」に最後は通じ合ったと思う。「二人とも歩く練習をしていたんだ」。SFはちょっと、という方に新海監督の映画は勧めづらいところがありますが、この作品は是非、とお勧めしたいです。

posted by KAZU at 18:39| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション