2016年05月16日

「秒速5センチメートル」(3)



★キャラクター&キャスト
○遠野貴樹(とおのたかき) / 水橋研二
 本作の主人公。
○篠原明里(しのはらあかり) / 近藤好美(第1話)・尾上綾華(第3話)
 貴樹の初恋の女性。13歳にして両想いであったところが貴樹の心に強く焼き付けられることに。
○澄田花苗(すみだかなえ) / 花村怜美
 種子島の中学校で貴樹と同じクラスになった少女。貴樹の転校してきたその日に好きになり、彼と同じ高校に入るために猛勉強して合格した。それでも告白できなかった。
○水野理紗(みずのりさ) / 水野理紗
 貴樹が「三年間付き合った女性」。明里、花苗とは随分違う雰囲気にちょっと戸惑いました。

 他に貴樹の母、明里の両親、花苗の姉、花苗の担任。種子島のコンビニ?の店員、学友たちが少しずつ登場するのみ。花苗の姉以外は物語には関与していない。

★主題歌



◎「One more time, One more chance」(山崎まさよし)
 1996年にリリースされた新海監督のお気に入りの曲だそうだ。映画化に伴い再びリリースされた。(「One more time, One more chance 『秒速5センチメートル』 Special Edition)

 最後に。新海監督の魅力のひとつに画の美しさがあります。けして緻密ではないのですが、人の心に「うわ〜」と思わせる美しさ。種子島の衛星打ち上げの様子もそう。記事(2)の貴樹と花苗のの二人の写真は昇っていくロケットを見上げている図。


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2016年05月15日

今日のEテレ/クラシック音楽館



 今日のEテレ/クラシック音楽館/N響定期公演はカティア・ブニアティシヴィリのピアノでシューマンのピアノ協奏曲。この曲の第一楽章を聞くとやはりウルトラセブンファンの血が騒ぎます。若きピアニスト・ブニアティシヴィリのダイナミックかつパフォーマンスたっぷりの演奏も素晴らしい。

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「秒速5センチメートル」(2)

★第2話「コスモナウト」(22分)



 種子島が舞台。高校3年生の貴樹と彼に転校して来たその日から熱い想いを寄せる澄田花苗の日常を描く。花苗はサーフィンで波の上に立てなくスランプに陥っていたが、卒業間近なある日、とうとう立つことができた。花苗は貴樹に告白する決心をするのだが。。。周りも二人は良い仲だと思っているほどに近い存在であるのに、貴樹は自分など見ていなかったのだと気づき、想いを伝えることはできなかった。

★第3話「秒速5センチメートル」(15分)



 貴樹の必死に生きる、いやもがく姿を描く。3年間つき合った女性から「1000回メールしても、心は1センチくらいしか近づけなかった」と言われ、自分が彼女を見ていないことを突きつけられる。貴樹の心はいつまでたっても雪の日の明里とのキスの思い出に閉じ込められていたのか、第1作「ほしのこえ」のノボルくんと同じ。対して、明里は結婚を決める。そして貴樹に報告のメールを打つのだった。男は大概そうですね、女性の方が現実的です。淡い恋のふたつの物語に対し第3話目で現実をつきつけます。


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2016年05月14日

「秒速5センチメートル」(1)



 新海誠監督が2007年に世に送り出した3作目の作品。前2作がSF作品であったが、この作品は若き男女の日常を描いた作品でSFの香りは全くない。監督・脚本・原作・絵コンテ・演出・キャラクター原案・美術監督・色彩設計・撮影・編集・3DCGワーク・音響監督を新海誠監督が手がける。音楽は天門、アフレコ演出に三ツ矢雄二、配給はコミックス・ウェーブ、3つのショート作品からなる。全63分。サブタイトルは「a chain of short stories about their distance」。

★第1話「桜花抄」(28分)
“ねえ、秒速5センチなんだって。桜の花の落ちるスピード。秒速5センチメートル。”と明里が冒頭に語るところから物語はスタートする。舞台は東京の小学校。転校生どうしの遠野貴樹と篠原明里は、それぞれの似た境遇からか互いに引き合い特別な想いを抱く。同じ中学へ通うと思っていたが、明里は小学校卒業と同時に栃木へ転校する。そのまま会うこともないまま半年がたった夏の日に貴樹は明里から手紙を受け取る。そこから文通が始まる。ところがその年の冬に今度は貴樹が親の転勤で鹿児島へ転校することになる。今までは会おうと思えば電車で会いに行ける距離であったが、今後は違う。「二度と会えなくなるかも」という想いが貴樹を栃木へ向かわせることに。明里に会いにむかったその日、関東は大雪となり19時の約束から3時間以上も経ってやっと明里の待つ駅に到着する。「もう家に帰っていてくれ」、そんな想いとは裏腹に明里は駅でずっと貴樹を待っていた。道中の貴樹の不安な想いの描写は芥川龍之介の「トロッコ」を読むようだ。ただ大きく違うのは「トロッコ」の 良平は帰りたいという思いに駆られるが、貴樹はただ先へ先へ行くしかないというところ。再会から別れまでのぎっしりと想いの詰まった時間はあっと言う間に過ぎる。

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2016年05月13日

訃報・冨田勲さん



 日本のシンセサイザーの先駆者的演奏者であり、作曲家、編曲家の冨田勲さんの訃報が流れました。子供の日に亡くなられたそうです。各紙も報じてました。僕の感覚ではシンセサイザー奏者の印象が強いのですが、シンセサイザーで一躍有名になる以前から、ラジオ、テレビの主題歌を手がけてこられて、その数も膨大なものです。新聞では「ジャングル大帝」「リボンの騎士」をあげているところが多かったです。

 僕の記憶に残るものを少し拾ってみますと、
「のだめカンタービレ」でも使用されたNHKの料理番組「きょうの料理のテーマ曲、
中山千夏による「宇宙人ピピ」の主題歌、
和製スペースオペラとして独特の雰囲気を持つ「キャプテンウルトラ」、
円谷プロの特撮で大好きな「マイティジャック」、
NHKの人形劇で中山千夏による「空中都市008」のオープニング、
モノクロ時代のアニメ「ビッグX」
ご存知、虫プロの「ジャングル大帝」
寺山修司作詞による「戦え!オスパー」の主題歌、
これも虫プロの「リボンの騎士」。

 もちろん最近の作品もあるのですが、1970年までの作品は、これも冨田勲さんですかと驚くものが多いです。中でも「キャプテンウルトラ」のオープニングは音楽と効果音が交錯しつつ震える程に素晴らしいです。「ひょっこりひょうたん島」が終わって、比較的放送期間が短かった「空中都市008」ですが、このオープニングが耳について離れなかったのも冨田マジックかもしれません。
 上に挙げた作品の中でサントラを持っているのは「マイティジャック」ですが、円谷プロが大人のために作った作品で格調も高く、シンセサイザー以前の冨田さんの作り出す音の見事さを語っている作品ですね。
 ジャケットを掲げて、ご冥福をお祈りいたします。

ちょっとだけ「さわり」を楽しんでみてください。
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2016年05月06日

「セキレイ〜Pure Engagement〜」(7)



 「Pure Engagement」もこれで最後の記事になります。主題歌とサブタイトルを。

★主題歌
 オープニングは「白翼ノ誓約〜Pure Engagement〜」(第1話〜第12話)。
作詞はヤスカワショウゴ、作曲は岡部啓一、編曲は岡部啓一・高田龍一、歌は4羽のセキレイ、結(早見沙織)・月海(井上麻里奈)・草野(花澤香菜)・松(遠藤綾)。この曲はメロディや歌詞ももちろん素晴らしいのですが、アレンジが超いいです。オケ、特に弦の響きが実に上手くメロディを裏打ちしていて、非常に完成度の高い曲です。何度聴いても聞き飽きません。
 エンディングは「おんなじきもち」。第10話以外はこの曲が流れます。作詞はmeg rock、作・編曲は神前暁、歌はオープニングと同じく結(早見沙織)・月海(井上麻里奈)・草野(花澤香菜)・松(遠藤綾)。
 第10話のエンディングは「おぼえているから」。ヤスカワショウゴ作詞、岡部啓一作・編曲、歌は結(早見沙織)です。鈿女が機能停止した回のエンディングらしく、結が鈿女との思い出と鈿女の悩みに気づけなかった自分を歌います。
 第13話の劇中歌に「Change the World」。ヤスカワショウゴ作詞、岡部啓一作・編曲、歌は結(早見沙織)。MBIタワー倒壊の後に繰り広げられる鴉羽と対決。圧倒的パワーと技量の鴉羽に結が祝詞を使って立ち向かうシーンに流れます。クライマックスの戦いに目を奪われて最初曲に気づきませんでしたが、なかなかの秀曲です。



★サブタイトル
第零羽 閑話弐題 鶺鴒診断/鶺鴒余暇
第壱羽 静ナル予兆
第弐羽 風立チヌ
第参羽 風ノ答エ
第四羽 最後ノ一羽
第五羽 炎ノ鶺鴒
第六羽 婚グ言葉
第七羽 遠イ物語
第八羽 草ノ遊戯
第九羽 数多ノ絆
第十羽 果ツル空
第十一羽 祭ノ準備
第十二羽 乱戯ノ塔
最終羽 真実ノ絆

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2016年05月05日

「セキレイ〜Pure Engagement〜」(6)



 さて、本編は鶺鴒計画第1期の終盤からのスタート。風花が羽化、焰が羽化して全ての羽化可能なセキレイが羽化した段階で第2期がスタート。御中の巧みなゲームマスターとしての煽りでセキレイ同士の戦いのゲームが激化していきます。そんな中で第1期懲罰部隊、第2期懲罰部隊、そして第3期懲罰部隊の様子が描かれます。原作を全く知らない状態で見ていると謎解きがゆっくりですが進んで行きます。セキレイ同士の戦いよりもそちらの方が興味あります。
 御中はいけすかん奴ですが、天才。最終羽で松が前システムを停止させたかに見えた時に「第三段階発動」の文字が画面に現れます。ということは既にここまでを予測してのシステムだった訳ですね。御中が地球へ帰還して、第2期も最後は「to be continued.」で終わっているのですが、未だ第3期アニメは制作されていません。
 少し原作の方をかじってみて、エピローグの松が手にしていたもの、松がMBIに追われている理由も分かるのですが、その謎解きは次期のおたのしみということなんでしょう。

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