2016年05月26日

星を追う子ども(4)



 最後に主題歌を。エンディングで流れる曲はシンガーソングライターの熊木杏里が作詞作曲で歌う「Hello Goodbye & Hello」。物語は決してハッピーエンドではないけれど、最後にこの曲で締めくくられると安らぎの日常が戻ってきます。熊木杏里さんはその独特の声色からかドラマ等々のタイアップ曲が多くて、改めて紹介されて聞いてみると「この歌もそうだったのか」というのが結構ありました。CMソングも多いです。シングルカットされていないため、アルバムを紐解かないといけませんが、ミニアルバム「and...Life」に収録。

「Hello Goodbye & Hello」。歌・作詞・作曲:熊木杏里 / 編曲:清水俊也。


posted by KAZU at 06:41| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2016年05月24日

星を追う子ども(3)

★キャラクター&キャスト
 本作では有名声優さんを多数起用。またこれまでの作品とは異なりキャラクターの数が多いです。

○渡瀬明日菜 / 金元寿子


明日菜とミミ。

 本作の主人公。母と2人暮らしの小学生。作中で語られてはいませんが、父の形見がクラヴィスのかけらであることから、アガルタ人とのかかわりを感じます。

○シュン / 入野自由



 アガルタ人の少年。地上に憧れ、病に侵されて余命少ない中、最後に地上見たさにアガルタからやってきた。

○シン / 入野自由



 アガルタ人、シュンの弟。兄が持ち出したクラヴィスを回収する使命を与えられ地上にやって来た。クラヴィスの回収には成功したが、地上人二人をアガルタに招き入れてしまったため、明日菜のクラヴィスを奪還するよう命ぜられる。

○森崎竜司 / 井上和彦



 明日菜の担任の産休で赴任してきた臨時教員。アガルタの秘密を探る組織・アルカンジェリのメンバー。病気で他界した妻・リサの蘇生を願ってアガルタへの入り口を探していた。妻との再会は果たせたがシンに蘇生を阻まれたため一旦は死を望むも、アガルタに残って生きることを決める。

○ミミ / 竹内順子
 明日菜になついているアガルタに棲むネコのような生き物。明日菜を導き、使命を果たしたのかアモロートの村で明日菜を離れ、間もなくその命を閉じる。

○明日菜の母 / 折笠富美子
 病院に勤務する。たぶん看護婦さん。

○森崎リサ / 島本須美



 森崎の妻。病弱で既に他界。本作に登場する最も美しい女性。森崎先生とこのリサだけがいかにも新海作品のキャラという感じです。

○アモロートの老人 / 大木民夫
○マナ / 日高里菜
○セリ / 伊藤かな恵
○アモロートの僧兵隊長 / 浜田賢二
○カナン村の長老 / 勝倉けい子
○池田先生 / 水野理紗
posted by KAZU at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2016年05月23日

星を追う子ども(2)



 担任の先生の産休で代わりに来た森崎先生は授業で「イザナギ、イザナミ」の話をする。死後の世界、死者の再生に興味を持った明日菜は森崎先生を訪ね、そこで「アガルタ」の話を聞く。その帰り道で明日菜はシュンに似たシンという少年に出逢う。シュンの弟シンはアガルタへの道を開く鍵「クラヴィス」を回収しにアガルタからやってきた少年であった。一方森崎先生はアガルタの秘密を探りアガルタへの扉を開こうとする組織「アルカンジェリ」の一員だった。シンが奪還したクラヴィスでアガルタへの扉が開くと、森崎先生は組織の人間を裏切り明日菜と共にアガルタを旅することになる。森崎先生のただひとつの願いは病気で亡くなった妻リサの蘇生だった。



 ここからクライマックスまでの長い冒険の旅は作品を見ていただくとして、最後の場面。フィニス・テラにたどり着き、とうとう死を司るケツァルトルの力を借りてクラヴィスを使い、リサの魂を入れる肉体・明日菜を差し出し、片目を報酬として支払った森崎先生はリサの蘇生を目前にする。ところが「死者より今生きている人の方が大事だ」と叫ぶシンに蘇生を中断されてしまう。死者の蘇生、禁忌の実行はこうして阻まれてしまう。多くの物語がこの禁忌を乗り越えられないで終わっている。この物語は森崎先生が主人公でないのだから仕方ないけれど、これだけの犠牲を払って事を成すことができなかったのは本当に残念でならない。もう一歩のところだったのに。。。
 アガルタの民から見放されたシン、地上人の森崎先生はアガルタに残り、明日菜は地上へと戻った。何とも言えない悲しさが残るのは新海監督の作品の常ですが、この作品には怒りを感じてしまいます。


posted by KAZU at 18:54| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2016年05月22日

星を追う子ども(1)



 「星を追う子ども」は2011年に公開された新海誠監督の劇場長編アニメーション作品。監督・脚本・原作・絵コンテ・演出・色彩設計・撮影監督・編集は新海誠、作画監督・キャラクターデザインに西村貴世、アフレコ演出に三ツ矢雄二、音楽は前作に続いて天門、制作はコミックス・ウェーブ・フィルム、製作委員会はコミックス・ウェーブ・フィルム、メディアファクトリー、ムービック、マリン・エンタテインメント、Yahoo! JAPAN、配給はメディアファクトリー、コミックス・ウェーブ・フィルム。116分。
 ジャンル的にはSFファンタジー作品ですが、前作までお大きく作風を変えており、ジプリの宮崎駿の作品へのオマージュ色の濃いものとなっています。舞台は日本の山間の小さな町。年代は僕には懐かしい昭和の40年代あたりでしょうか。独特の美しい新海監督の画には出逢えず終いです。
 病院に勤める母と二人暮らしの明日菜は放課後家事を手伝いながら、近くの山で父の形見の鉱石を使った鉱石ラジオを聞いたり、ネコともリスとも言えない未知の動物ミミと遊んでいた。そう明日菜は山の中に秘密基地を作っていたのです。そんなある日、学校から山で熊が目撃されているので行かないようにとの注意が出るが、明日菜は自宅から見た山中の光に誘われて山に向かい、鉄橋の上で見たこともない怪獣に出くわし襲われる。間一髪というところでアガルタから来たという少年シュンに助けられる。もう山には来ない方が良いとシュンに言われるが再び山に向かった明日菜はシュンと再会し、昨日怪獣との戦いで受けたシュンの傷を手当てするのだが。翌日も会う約束をしたけれどシュンは現れず、数日後シュンは身元不明の遺体で発見される。ここまでが導入部でさらにSF的な世界へと続く。
posted by KAZU at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション

2016年05月21日

機動戦士ガンダム大特集



 「サンデー毎日」に先立って発売された「週間朝日」5月27日号ですが、こちらは「機動戦士ガンダム大特集」と銘打って、表紙はシャアとガルマ・サビ。こちらは当初買う予定はなかったのですが、たまたま「サンデー毎日」の隣に並んでいたもので、つい(笑)。
 記事を読んで、やはり年代的にもファーストガンダムの世界の奥深さに、ただただ感心するばかりです。
posted by KAZU at 15:20| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメーション

2016年05月19日

ウルトラセブンの「生き方」



 一昨日発売の「サンデー毎日」の特集が“ウルトラセブンの「生き方」”。う〜ん、かなりこじつけっぽいけど。。。そんなことはともかく、セブンファンならこの表紙を見て買わないわけにはいきません(笑)。
posted by KAZU at 19:43| Comment(2) | TrackBack(0) | ウルトラセブン

雛見沢村



 先日からフィルムスキャナを使って、ブローニーのネガフィルムで撮った写真をデジタル化しているのですが、2003年に会社の社員旅行で行った白川郷の写真を見て雛見沢を思い出しました。
 「ひぐらしのなく頃に」の舞台、雛見沢は岐阜県白川郷の白川村がモデルとなっていることで有名です。オープニングの最後の場面に雛見沢の遠景が入りますが、僕が「ひぐらしのなく頃に」を見たのは白川郷へ行った後なのですぐに分かりました。
 観光ならば必ず立ち寄るビュースポット。ここからの遠景は雛見沢そのものです。

posted by KAZU at 00:31| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメーション