2015年08月14日

「のだめカンタービレ」(2)

★キャラクター&キャスト
 主要キャラクターがオーケストラに所属ということで、キャラクターの数が多いです。それでも名前と顔がすぐに一致するのはそれぞれのキャラクターが個性的だからでしょう。

◎千秋真一 / 関智一(幼少時代:沢城みゆき)



 本作の主人公。ピアニストの父、資産家令嬢の母を持つ音大生。幼少の時期をヨーロッパで過ごしたが、帰国時に胴体着陸を経験。また溺れた経験もあって恐怖症から飛行機にも船にも乗ることができない。後にのだめの催眠術療法が功を奏して恐怖症を克服している。料理が得意で度々のだめに夕食後ごちそうしている。帰国子女でフランス語、ドイツ語はペラペラ。10歳を過ぎてから帰国しても使わなければ忘れてしまうと思うのですが、そこは研鑽していたのか。第1期ではドイツ語しゃべってましたし、第2期巴里編ではフランス語を披露する機会が多かったです。
 ピアノ科所属だが指揮者をめざしている。幼少の頃からヴァイオリンも奏でヴァイオリン奏者も下を巻くほどの腕前。幼少時に知り合ったヴィエラを師と仰ぎ、大学へやってきたシュトレーゼマンの弟子となり、Sオケ(シュトレーゼマン特別編成オーケストラ)で指揮デビューを果たす。容姿端麗、頭脳明晰、実力兼備のエリート。

◎野田恵 / 川澄綾子



 本作のヒロイン。福岡県大川市出身、桃ケ丘音大ピアノ科所属、愛称のだめ。幼少時の厳しいピアノレッスンが原因でレッスンに激しく拒絶反応を示すが、一度聞いた曲を暗譜して弾ける能力がある。モットーはピアノは楽しく弾く。明るい性格だが生活態度は女子には珍しい程だらしがなく、入浴、洗髪の頻度は低く千秋に無理やりシャンプーされたりしていた。料理は苦手。普段の生活で奇声を発するので千秋には変態と呼ばれている。アニメ「プリごろ太」のファン。頻繁に千秋の部屋に出入りし、周りからは彼女だと見られているが、千秋からは彼女の扱いは全く受けていない。物語終盤に出場したマラドーナピアノコンクールの審査員オクレールが才能を見抜き、フランスのコンセルヴァトワールへ留学することになる。あくまでもストーリーは千秋の物語だけれども、彼女の存在が千秋を成長させていく。

◎峰龍太郎 / 川田紳司



 桃ケ丘音楽大学ヴァイオリン科所属。千秋とは同年だが1年留年しておりのだめと同学年。大学のの裏にある中華料理屋「裏軒」の息子。エレキヴァイオリンを愛用してロックバンドを組んでいたが、千秋の音楽に対する態度に触れてクラシック一本を目指す。シュトレーゼマンによりSオケのコンマスに指名され、ニナ・ルッツ音楽祭に参加。R☆Sオケの結成、運営に尽力する。それが縁で清良に弟子志願、いつのまにか恋人に昇格する。第1期のメインサブキャラ。

◎シュトレーゼマン (Franz von Stresemann) / 小川真司



 世界的なドイツ人の指揮者。超一流の指揮者で桃ケ丘音楽大学の理事長・桃平美奈子の依頼で指揮科の教授として来日。私生活では酒飲みのエロジジイである。最初「ミルヒ・ホルスタイン」と名乗っていたことからのだめには「ミルヒ」と呼ばれている。大学内の変わり者学生、落ちこぼれ学生を集めてSオケを結成し指揮者に就くが、後その座を千秋に任せる。千秋の才能を見抜き弟子にする。第1期のキーマン、最重要キャラクター。実写ドラマ版では竹中直人さんが怪演、全然外国人らしくないがさすが演技はすばらしかった。
posted by KAZU at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション