2015年08月31日

「ニセコイ」/「ニセコイ:」(3)

★キャラクター&キャスト
サブキャラを。

◎ポーラ・マッコイ / 沼倉愛美



 アメリカ人の少女。ビーハイブのメンバーで「白牙(ホワイトファング)」の異名を持つヒットマン。アメリカ人の少女。2期から登場。誠士郎に対抗意識を燃やし、彼女が何も言わずに去ったことで決着を着けるため日本にやってきた。誠士郎の楽への想いを知ってあれこれ策を講じる。

◎日原教子(ひはらきょうこ) / 生天目仁美



 通称キョーコ先生と呼ばれる凡矢理高校の英語教師、1年C組の担任。かなりアバウトな性格でそこに人気があるようだが、教師としての職務はきっちり果たしている。楽たちが2年生になった直後に寿退職。舞子集の想い人。生天目さんが演じる大人な女性です。寿退職の回は良いお話でした。

◎一条一征(いちじょういっせい) / 緒方賢一
 楽の父で、ヤクザ「集英組」の組長。千棘の父、万里花の父とは旧知の仲。

◎アーデルト・桐崎・ウォグナー(アーデルト・きりさき・ウォグナー) / 江原正士
 千棘の父、ギャング「ビーハイブ」のボス。

◎桐崎華(きりさきはな) / 豊口めぐみ
 千棘の母、アーデルトの妻。ビーハイブのメンバーからは「マダムフラワー」と呼ばれる。多国籍企業「フラワーコーポレーション」の代表取締役。

◎クロード / 子安武人
 ビーハイブのメンバー。千棘のボディーガードを務める。鶫やポーラをヒットマンとして教育した。楽と千棘の関係を疑い、証拠をつかむために誠士郎を送り込む。

◎小野寺菜々子(おのでらななこ) / 大原さやか
 小咲と春の母親。和菓子屋「おのでら」を営む。

◎橘巌(たちばなげん) / 立木文彦
 万里花の父、警視総監。九州弁のコワーイおっさん。顔の傷は楽の父につけられたもの。

◎本田忍(ほんだしのぶ) / 大地葉
 女性警察官で、万里花の付き人。万里花の護衛警官隊を指揮している。本人は「護衛でなく監視」だというセリフがあるのだが、その詳細はストーリーで明らかにされていない。
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2015年08月30日

「ニセコイ」/「ニセコイ:」(2)

★キャラクター&キャスト
 まずはメインキャラクターからご紹介。

◎一条楽(いちじょうらく) / 内山昂輝(少年時代 / 関根明良)



 本作の主人公。凡矢理高校1年。やくざ「集英組」組長の一人息子。集英組とビーハイブとの抗争を避けるがめにビーハイブのボスの娘・千棘と恋人役を演じる。「約束の女の子」からもらった鍵穴があるペンダントを宝物として常に身に着けている。まじめで優しく、面倒見が良い。料理の腕も高い。周りの女性からは好かれているのだが、本人は全く気づいていない。最近の典型的なハーレムキャラ。




◎桐崎千棘(きりさきちとげ) / 東山奈央
 本作のメインヒロイン。アメリカから転校してきた帰国子女。ギャング「ビーハイブ」のボスの娘。父はアメリカ人、母は実業家「華」。ビーハイブと集英組との抗争を避けるため楽と恋人役を演じる。金髪のロング、碧眼で小さい頃に母にもらった赤いリボンを付けている。短気で暴力的、内面は優しい。運動神経は抜群で成績も優秀。閉所恐怖症、雷ぎらい。夏の林間学校で楽に助けてもらってから楽を意識し始める。ヒロインの内、誰を応援するかと問われれば、迷わず千棘です。

◎小野寺小咲(おのでらこさき) / 花澤香菜
 本作のヒロインの一人。楽のクラスメイト。アシンメトリーな髪型。家は和菓子屋「おのでら」。非常におっとりした性格。幼い頃に少年から鍵をもらうが、相手の名前や顔は覚えていない。楽とは両想いながらそのことには気づいていない。和菓子屋の娘ながら料理は苦手。部屋には楽の写真を入れた写真立てを飾っている。

◎鶫誠士郎(つぐみせいしろう) / 小松未可子
 ビーハイブのメンバーで「黒虎(ブラックタイガー)」の通り名を持つトップクラスのヒットマン。クロードの命で千棘と楽を別れさせるために楽のクラスメイトになる。男装の美少女で恥ずかしがりや。クロードにより幼少期に拾われ、男と思って「誠士郎」と名付けられた。千棘や楽とつきあう中で、楽に好意を寄せ妄想にひたる。常に銃器を隠し持つ。

◎橘万里花(たちばなまりか) / 阿澄佳奈
 警視総監の娘。北九州出身で楽の幼馴染み。病弱な体質で幼少時代は療養所で過ごし、中学は女子校。楽のクラスに転校してくる。警視総監である父と楽の父親の取引で楽の許嫁となっている。鍵を持つ三人目の少女として登場。

◎宮本るり(みやもとるり) / 内山夕実
 小咲の親友。水泳部に所属する眼鏡少女。からっとした性格で、どこか冷めた雰囲気を醸しだす。反面短気で暴力的なところもある。小咲の楽への好意を知っており度々強引に手助けするが上手くいっていない。

◎小野寺春(おのでらはる)声 / 佐倉綾音
 小咲の妹。楽たちより一つ下の学年。姉とよく似ているが、前髪は姉と逆に流しており後ろは束ねて横にポニーテールにしている。姉とは逆に強気で、暴力的な面も多々見られる。姉の写真立ての楽を見つけて姉の想いを知っているが、デマに惑わされて強く反対している。入学初日に不良に絡まれたところを楽に助けられ保健室に運ばれた。その時に楽がペンダントを落としてしまい春が拾うのだが、春は自分を助けた「王子様」のものだと信じ、楽の返還要求に応じなかった。後に「預ける」という名目で楽に返すが、その経緯をアニメは描いていない。詞で説明はあったものの、この作品唯一違和感を感じる汚点になっている。どう見てもヘンです。

◎舞子集(まいこしゅう) / 梶裕貴



 楽の親友。楽から千棘のニセコイ関係を知らされている。セクハラ発言の多い変態キャラだが、思考は論理的で周囲にたいする観察力、洞察力は鋭い。凡矢理高校の担任キョーコ先生に好意を持っていたが、彼女の寿退職により失恋。
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2015年08月29日

「ニセコイ」/「ニセコイ:」(1)



「ニセコイ」は2014年1月に第1期が、続いて2015年4月から「ニセコイ:」のタイトルで放映されたラブコメ作品。原作は古味直志による漫画作品。総監督に新房昭之、監督は龍輪直征(第1期)、宮本幸裕(第2期)、音楽に千葉直樹、石濱翔(第1期前期)、菊谷知樹(第1期後期〜第2期)。制作はシャフト、製作はアニプレックス、シャフト、集英社、毎日放送。第1期は全20話、第2期は全12話でその間をOVA3話が入る。
 やくざの親分の息子・一条楽は10年前に一人の少女と遊んだ記憶があった。短い時間を過ごしたが最後の別れ際に少女は「ザクシャ イン ラブ Zawsze in love」の言葉と錠のついたペンダントを残した。「いつか私たちが大きくなって再会したら、鍵で中の物を取り出すから、そしたら、結婚しよう」と約束して去っていく。10年後、高校生になった楽は転校生・桐崎千棘と出会う。彼女の父親はギャングのボス。暴力的で口の悪い帰国子女の千棘だったが、一条家とギャングとの抗争を避けるため親同志が交わした密約は、楽と千棘が相思相愛の恋人を演じれば部下達も抗争を控えるだろうと、二人が偽物の恋人を演じるというものだった。親に言いくるめられて「ニセコイ」を演じる二人だったが、楽は千棘が「約束の女の子」ではないかと思い始める。楽の想い人である小野寺小咲もよく似た経験を持っており、楽が「約束の男の子」ではないかと想いを馳せる。さらに鍵を持つ三人目の少女であり楽の幼なじみ奏倉羽も加わり、楽の約束の少女は誰か、謎は深まるばかり。希有な家庭環境を持つ楽と彼女らの恋心と友情と日常を描く。
 物語の発端である「ニセコイ」関係と、楽の約束の女の子の話が最初に描かれるが、ストーリーの中心が「錠と鍵」の秘密、当事者が誰でどういう関係か、というのは殆ど進展がなく物語は進んでいく。殊に第2期は日常の描写ばかり。原作は連載中でアニメはその途中までということもあり、真相に達するまでには相当時間がかかりそう。見ている方からするとそこが一番知りたいところなのに、消化不良の感が否めません。原作ファンにとっては原作のストーリーをアニメで見られる楽しみがあるのでしょうが。真相が語られるまで見てしまいそうな(制作されるなら)。。。
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2015年08月27日

ベートーベン交響曲第7番



 「のだめカンタービレ」の魅力のひとつはクラシック音楽を存分に楽しめるということでしょう。
20代の頃、大阪フィルに“コンチェルトの手塚”の異名をとる指揮者・手塚幸紀さんがいて、手塚さんの振るコンチェルトをよく聞きにいきました。「のだめカンタービレ」はピアノ曲が多いですが、僕は余りピアノを聞くことがなくて、手塚さんの振ったピアノコンチェルトを聞いたのは1曲だけ。曲名忘れていますし(笑)。大フィルのピアノ首席奏者という肩書の巨漢の男性ピアニストで凄いパワーだったのだけ覚えています。
 ドラマ版の主題歌は「ベートーベン交響曲第7番」になっていますが、高校2年の時に手塚さんの指揮でこの曲を聞いて以来、ベートーベンの交響曲の中で常に三本の指に入る曲です。若い頃は5番、6番、7番でした。聞き込んでいく内に完成度の高い3番が一番好きになり、6番は耳が聞こえにくくなったベートーベンの心の中に響いている田園風景だと聞かされて、何だか悲しくなり、今は2番、3番、7番です。
 クラシック音楽がたくさん聞かれるアニメといえば「銀河英雄伝説」があります。曲数から言えば「銀英伝」の方が圧倒的に多いのですが、「銀英伝」はあくまでBGM。「のだめ」は出演キャラクターの演奏という設定ですから全然コンセプトが異なります。クラシックが苦手なアニメファンがこの作品でクラシックファンになってくれれば嬉しいです。
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「のだめカンタービレ巴里編」(2)

★キャラクター&キャスト
 「巴里編」で初登場するキャラクターを中心に。

◎シャルル・オクレール / 清川元夢



 第1期の「マラドーナ・ピアノ・コンクール」で審査員を務めたフランス人ピアニスト。のだめをパリのコンセルヴァトワールへの留学を推薦した張本人。同音楽院のピアノ指導教官。のだめをを「bebeちゃん」と呼ぶ。本作、のだめにとってはキーマンである。おだやかな口調ながらのだめを厳しくプロへ育てていく。

◎孫 Rui(ソン・ルイ) / 大原さやか



 中国人ピアニスト。母がマネージャーを勤めている。シュトレーゼマンの代役で千秋と共演。その後母親の反対を押し切って演奏活動を止めコンセルヴァトワールへ留学する。買い物好き。部屋はのだめ並に散らかしている。担当教官はアルマンだが、オクレールに個人的にレッスンを強引に申し込み受ける。難しい役所を大原さやかさんが見事に演じている。

◎ポール・デュボワ (Paul Dubois) / 保村真
 コンセルヴァトワールのバソン科のフランス人学生。室内楽の試験のため、のだめと黒木でトリオ「ヤキトリオ」を組む。ファゴット募集のマルレ・オケのオーディションにバソンで挑み合格。

◎アンナ / 須藤絵里花
 三善家所有のアパルトマンの現地管理人。千秋とのだめを部屋に案内する際に初登場。

◎フランク・ラントワーヌ / 浅沼晋太郎
 コンセルヴァトワールのピアノ科のフランス人学生。日本のアニメやマンガ好きのオタク。またオタク崇拝者でもある。

◎ターニャ (タチヤーナ・ヴィシニョーワ) / 伊藤静



 コンセルヴァトワールのピアノ科のロシア人留学生。料理が得意。千秋の活躍に「卒業までにコンクールに出る」と宣言、猛練習を始める。このターニャも声を演じる伊藤静さんにお似合いのキャラ。見事にイメージがかぶります。

◎トマ・シモン / 津田英三



 マルレ・オケのコンさーとマスター。シュトレーゼマンが在籍していたころのマルレ・オケの演奏に憧れて入団を果たした。気に入らない者にはかなり高圧的な態度に出るが、音楽、楽団に対する態度は実直かつ潔い。

◎テオ / 興津和幸
 マルレ・オケだた一人の事務局員。

◎アレクシ・ソラン / 新垣樽助
 マルレ・オケのオーボエ奏者。

◎カトリーヌ・ソラン / 釘宮理恵
 アレクシ・ソランの幼稚園児の娘。黒木が父親の代わりに幼稚園への迎えを頼まれ、のだめたちがフォローしてアパルトマンに連れてくる。本音をズバズバ言ういかにも釘宮さんらしい幼女。
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2015年08月22日

「のだめカンタービレ巴里編」(1)



 「のだめカンタービレ巴里編」は「のだめカンタービレ」の続編として2008年秋に放映されたアニメ作品。第1期のサブタイトルは英語表記で「Lesson 1」から「Lesson 23」だったが、巴里編ではフランス語で「Leçon 1」(ルッソン アン ) から「Leçon 11」(ルッソン オンズ) となっている。
 第1期の終盤「マラドーナ・ピアノ・コンクール」の本選でのだめは発熱のため三曲目を完成することなく舞台に立つ。2曲目を終えた時に、江藤は「早く礼をして降りろ」と独白するものだめは三曲を弾き始め曲の途中で止まってしまう。本選に来る道中で隣に座った人の携帯の着信音「今日の料理」が心の中に甦る。そしてアレンジ曲の「今日の料理」を弾いて舞台を降りる。大きな拍手をもらったがコンクールには失敗。千秋は「俺といっしょにヨーロッパに行こう」と誘うが、その言葉も心に届かず。のだめは部屋でピアノを弾くこともなくお正月に九州へ帰っていく。ずっとピアノに触れていなかったのだめが、ピアノを弾いておばあちゃんの言葉にやっと心が開かれていく。「マラドーナ・ピアノ・コンクール」の審査員であったシャルル・オクレールはのだめの才能を見出してパリのコンセルヴァトワールへの留学を推薦し、のだめは受ける。そして巴里に千秋と到着するところから巴里編は始まる。
 のだめと千秋の距離は広がったり縮まったり、また二人の音楽との距離も広がったり縮まったり。1クールの作品としては見事に描いていて、まるでアクション作品を見るかのように息もつかせない。のだめと千秋の距離を一気に縮めた「Leçon 8」からのだめのサロンリサイタル、千秋のルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者就任から最終話の二度目の定期演奏会の拍手まで一気に駆け上がる。

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2015年08月21日

「のだめカンタービレ」(5)

★キャラクター&キャスト
 最後に学園関係と家族関係を。

◎多賀谷彩子 / 生天目仁美
 千秋の元彼女。桃ケ丘音楽大学の声楽科の学生で、社長令嬢。

◎峰龍見 / チョー
 峰龍太郎の父にして、中華料理「裏軒」の主人。

◎江藤耕造 / 中井和哉



 桃ケ丘音楽大学ピアノ科教授。スパルタ指導を売り物にする熱血教師。ハリセンを手に大阪弁を操る。ゆえに「ハリセン」と呼ばれている。千秋には振られたが、のだめをコンクールに導いた。

◎江藤かおり / 平松晶子
 江藤耕造の妻。

◎谷岡肇 / 小形満
 桃ケ丘音楽大学ピアノ科教授。落ちこぼれ担当と言われ、彼の生徒になった者が落ち込む程だが、生徒をよく観察して的確な手法で導く。のだめの最初のピアノ担任。

◎桃平美奈子 / 一城みゆ希
 桃ケ丘音楽大学の理事長。千秋の実力を見いだし、海外に行けないことを気にかけている。シュトレーゼマンを招聘、千秋の開花を手助けした。

◎桃平沙夜子 / 足立友
 美奈子の妹。裏軒に訪れ、理事長のデブ疑惑を生んだ張本人。

◎エリーゼ / 川上とも子



 シュトレーゼマンのマネージャー。

◎オリバー / 安元洋貴
 エリーゼの用心棒。

◎セバスチャーノ・ヴィエラ / 江原正士
 イタリア人の指揮者。世界的にも名を知られる。千秋が幼少の頃から師と仰ぐ。

◎野田洋子 / 湯屋敦子
 のだめの母。

◎野田辰男 / 大川透
 のだめの父。

◎野田佳孝 / 代永翼
 のだめの弟。

◎野田喜三郎 / 園江治
 のだめの父方の祖父。

◎野田静代 / 上村典子
 のだめの父方の祖母。

◎三善征子 / 三石琴乃
 千秋の母。千秋雅之と結婚、真一をもうけるも後に離婚。若い芸術家を援助する財団を運営。のだめのパリ留学の際には援助して千秋と同じアパルトマンの隣の部屋を用意している。

◎千秋雅之 / 堀内賢雄
 千秋の父。世界的に著名なピアニスト。後に征子と離婚。

◎三善竹彦 / 大塚芳忠
 千秋の叔父。千秋を経済的にバックアップしている。

◎三善俊彦 / 吉野裕行
 三善竹彦の息子、千秋の従弟。

◎三善由衣子 / 折笠富美子
 三善竹彦の娘、千秋の従妹。

◎三善誠一郎 / 青森伸
 千秋の母方の祖父。故人。

◎シャルル・オクレール / 清川元夢
 フランス人のピアニスト。「マラドーナ・ピアノ・コンクール」で審査員を務め、のだめの才能を見出してパリのコンセルヴァトワールへの留学を推薦した。コンセルヴァトワールのピアノ教官であり、後にのだめの指導教官。本格的な活躍は「巴里編」で。
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