2015年05月06日

「憑物語 よつぎドール」



 「憑物語」は2014年12月31日に一挙全4話が放送された「物語シリーズ」の“<物語>シリーズファイナルシーズンついにアニメ化開始”と銘打たれた作品。サブタイトルは「よつぎドール」。原作は西尾維新の「憑物語」(講談社BOX)、
総監督に新房昭之、監督に板村智幸、音楽に羽岡佳、制作はシャフト、製作はアニプレックス・講談社・シャフト、全4話。



 受験勉強に精を出す阿良々木暦は下の妹月火とどちらが先にお風呂に入るかという問答から、じゃあ一緒に入ろうということになり、お風呂に入るのだが自分の姿が鏡に映らないという異変に気付く。忍を起こして原因を協議、臥煙伊豆湖を介して不死身の怪異を専門とする影縫余弦に相談する。暦はこれまでの怪異との係わりの中で吸血鬼の力に頼り過ぎて、自らが吸血鬼化しつつあり元に戻す方法はないという。これ以上吸血鬼化をしないためには二度と吸血鬼の力を使わないしかなく、固く誓う暦であったが。暦は「つきひフェニックス」で月火を狙った影縫余弦を警戒して月火を神原駿河の家に行かせていたのだが、はぐれものの人形使い手折正弦が神原、月火、火憐を誘拐、救出のために暦は臥煙から協力するよう命じられた影縫、斧乃木余接と共に白蛇神社に向かう。暦の性格から言うと自分が吸血鬼になろうとも吸血鬼の力を使って妹達を助け出す、そういう今までのストーリー展開が今回はどうなるのかというのが終盤の見どころ。綿密な余接との打合せで正面から手折正弦の説得にかかる暦に対して、あっさりと裏切った余接は至近距離からアンリミテッド・ルールブックで手折正弦を撃ち抜き殺す。斯くして暦は妹達三人を救出することができた。今回は憑喪神・斧乃木余接の暦を騙して、いつもながら無表情から繰り出すアンリミテッド・ルールブックで決着をつける意外性と非情性に唖然とします。

★キャラクター&キャスト
○阿良々木 暦 / 神谷浩史
 本作の主人公。今回の語り手。

○忍野忍 / 坂本真綾
 暦の影の中に住みつく吸血鬼の成れの果て。金髪の幼女。

○影縫余弦 / 白石涼子
 不死身の怪異を専門とする陰陽師の女性。地面を歩けない呪いを受けているそうな。確かにいつも糸のないスパイダーマンみたいで、今回も人の頭の上に立ち、樹木と電信柱、電線を伝って移動していた。

○斧乃木余接 / 早見沙織
 影縫余弦の使い魔。死体から作られた憑依神の幼女。

○阿良々木火憐 / 喜多村英梨
 暦の大きい方の妹。

○阿良々木月火 / 井口裕香
 暦の小さい方の妹。

○戦場ケ原ひたぎ / 斎藤千和
 暦の恋人。

○忍野扇 / 水橋かおり
 忍野メメの姪を自称する暦の後輩、1年生。

○手折正弦 / 子安武人
 不死身の怪異を専門とする人形使い。臥煙伊豆湖のネットワークに属していないはぐれ者で、怪異に対して美的好奇心を抱いている。線の細い若者で、質素な服装をしている。千羽鶴ややっこさんなどの折り紙を使う。

○臥煙伊豆湖
 忍野メメや貝木泥舟、影縫余弦ら怪異の専門家の大学時代の先輩で、彼らを取り仕切る女性。暦が余接に連絡を取ろうとしたが連絡先がわからず、「何でも知っている」と豪語する彼女が取り次ぐ。メールを介しており本作では一言も発していない。

○神原駿河
 大邸宅に住む暦の後輩。「するがモンキー」「するがデビル」の主人公。本作では暦の妹達を家に泊めて事件に巻き込まれるもストーリーにかかわっていない。

★主題歌
 オープニングは斧乃木ちゃんの歌う「オレンジミント」。「物語シリーズ」のオープニングはキャラクターソングですが、「偽物語」の2曲の後は余りパッとしないのが続いてましたが、これは久々にいいかな。斧乃木ちゃんが歌うというところが新鮮なのかもしれません。作詞はmeg rock、作・編曲はミト、歌は斧乃木余接(早見沙織)。
 エンディングはClariSの「border」。こちらはもうちょっと聞き込んでみたいですね。4回くらい聞いただけでは歌詞の意味がもうひとつ掴みきれません。もちろんClariSの声は快いですが。作詞はmeg rock、作・編曲は重永亮介、歌はClariS。
posted by KAZU at 15:14| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメーション