
昨日、愛川欽也さんの訃報が流れました。もう少しお若いのかと思っていましたが80歳とのこと。時の流れは恐ろしいものです。
愛川欽也さんはマルチタレントで司会や俳優業が中心でしたが、声優さんとしても活躍されました。特に1960年代から1970年にかけて、若い頃のテレビアニメは特徴的、印象的な声のキャラクターが多くて思い出深いです。 「宇宙エース」のヤドカリ記者、「悟空の大冒険」の沙悟浄、「いなかっぺ大将」のニャンコ先生などはいずれも名キャラクターです。
そんな中で僕が一番印象に残っているのがハンナ・バーベラ作品の「スーパースリー」のマイトです。コイルの声を関敬六さんが、フリーの声を石川進さんが、マイトの声を愛川欽也が演じて、主題歌もこの三人で歌っています。ヤドカリ記者や沙悟浄、ニャンコ先生はどちらかというとギャグ要素の強いキャラですが、このマイトはかっこイイので愛川さんが演じたキャラクターの中で一番好きです。
同じハンナ・バーベラ作品で「宇宙怪人ゴースト」の間に放映された「ター坊の冒険」の主題歌「怪獣ロロの歌」を愛川さんが歌っています。この歌も楽しくて大好きです。
子供の頃に親しんだ声の主のご冥福をお祈りいたします。
合掌