2015年01月31日

「チャンスだピンチだ」

 「チャンスだピンチだ」は1969年4月から1972年の3月までNHK総合テレビで放映された子供向けのクイズ番組。僕は小学校の高学年から中学にかけての頃で見ていました。司会は増田貴光と、最初の1年は小林幸子。15歳から16歳にかけての小林幸子 (ちょうどこの時期はさち子表記) が司会で出ていたということで、今でも話題にのぼるクイズ番組です。
 当時の小林幸子の姿をよく覚えていて、「おもいで酒」で大ブレイクした時に、「あっ!」とすぐに気が付きました。それくらい顔は変わっていなかったですね。実のところクイズ番組の中身はさっぱり覚えていなくて頭の中には増田貴光と大人っぽいスーツを着た16歳の小林幸子の姿が焼きついています。
 このクイズ番組と小林さち子名前を覚えているのは他にちょっと理由があるのです。その当時に読んだ週刊誌の記事、確か見出しは“ヌードを買われている〜16才小林さち子〜”というような感じだったと思います。当時16歳の小林さち子は、テレビレギュラーは「チャンスだピンチだ」1本のみ。で、男性週刊誌がグラビア出演を求めているという内容の記事でした。散髪屋で待ち時間に「へぇー」という感じで読んだんです。で、その記事では小林さち子さん自身は「(自らの裸に) 自身がない」というようなコメントをしていたと思います。実際その時にはその仕事は受けずに、小林幸子さんのセミヌードがグラビアを飾ったのは何年か後だとか。


1970年の小林さち子さんて、この時期くらいですかね。
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2015年01月24日

訃報・平井和正さん



 声優の大塚周夫さんに続いて、SF作家の平井和正さんの訃報が流れました。
 平井和正さんというと、一番に思い出すのが「エイトマン」の原作・脚本。アニメ「エイトマン」は本編は56本が制作されていますが、内25本が原作の平井和正さんのシナリオによるものです。子供の時に買ってもらった「エイトマン」のソノシートに「原作・平井和正」とルビ付きで書かれていました。普通なら幼少の時代、テレビアニメの原作者の名前など記憶に残らないものですが、名前が字は違いますが僕と同じということで強烈に記憶に残りました。
 その後は余り縁がなくて作品を読むことはなかったのですが、たまたま本屋さんで文庫本に「平井和正」の名を見つけました。それが「幻魔大戦」でした。最初の3巻くらいまでは非日常的な超能力者の覚醒と戦いを描いているのですが、ストーリーが進む程に日常的な超能力者の内面を描く物語に変わっていきます。それにのめりこんで、「幻魔大戦」20巻、「新幻魔大戦」、「真幻魔大戦」18巻と文庫本を読みあさりました。まだ学生時代で文庫本で出るのを待ち構えて買った記憶があります。
 「幻魔大戦」以降は全く作品に触れることなく、「ウルフガイシリーズ」も読むこともありませんでした。出会いが「エイトマン」のソノシート。全くの偶然でその名前を記憶に止めた作家。心からご冥福をお祈りしたします。

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2015年01月22日

「EKOEKO AZARAK エコエコアザラク」(3)



★主題歌
 最後に主題歌を。
 冒頭、森の中の猟奇殺人現場に一人生き残ったミサが手を血に染めて立つ。そのバックに流れるのがオリジナルサウンドトラックで「述懐I」と題された曲。不気味さと神聖さの両方を持つこの曲は器楽曲ではなくてコーラスがついている。人の声だからこそ響いてくる怪しさがあります。最近の映画に珍しくこの曲の間にクレジットが流れます。作曲は音楽担当の北里玲二さん。
 エンディングは逆に爽やかな曲、「憂凪〜YU-NAGI〜」。タイトルに“憂”という文字があり、歌詞も明らかに“陽”の歌ではないのですが、ホラー映画作品に似合わない明るさです。映画主題歌としてだけでなく耳に優しいので普段に聞くのにもいいかもしれません。作詞・作曲は小田桐向現、歌は木村由姫。

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2015年01月21日

訃報・大塚周夫さん



 先月に「戦場のヴァルキュリア」のキャラクター&キャストで大塚周夫さんのグレゴール将軍と大塚明夫さんのイェーガーの父子共演のことを書いたところでしたが、何と残念なことに今月16日に訃報が流れました。僕の世代だと子供時代のヒーローの声は神谷明さんですが、その神谷明さんが大先輩と呼ぶ程、85歳ということですから僕の親よりも少し上の年代、昨年まで現役であったことを考えれば大往生ですね。ご冥福をお祈りします。

 さて大塚さんと言うと「ゲゲゲの鬼太郎」の「ねずみ男」というのが声の仕事では一般には有名なようですが、ベテラン声優さんはみんな俳優さんであり、声だけではないのですね。洋画の吹き替えも多くチャールズ・ブロンソンが持ち役として有名ですね。
 アニメでは僕が一番印象に残っているのは「バビル2世」のヨミです。物静かに、時として高らかに吐くセリフにはゆるぎがない感じがします。その声は「ルパン三世」の初代の五エ門の声と同じです。もうひとり揚げるとすると時代もグッと下って「ぬらりひょんの孫」のぬらりひょん。文字通りおじいちゃんなんですが、やはり物静かでドスの聞いた声は健在です。またひとつ巨星が落ちたという感じですね。本当に残念でなりません。
posted by KAZU at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 声優さん

2015年01月19日

「ゴルゴ13」



 昨年、高倉健さんが亡くなって健さん主演の映画に注目が集まりましたね。先般も朝日新聞の「be on Saturday」に「好きな高倉健さんの映画」の読者ランキングが出ていました。概ね晩年の映画に票が集中していましたが、僕は殆ど見たことがありません。任侠ものは何本か見ましたがタイトルを覚えているものはありません。「野生の証明」すら見ていないのですが、唯一はっきり覚えているのが「ゴルゴ13」。ご存知さいとう・たかをの人気まんが「ゴルゴ13」が原作。あの超人間的な非情の男を生身の人間が演じるなど無理だろうと僕は思っていたのですが、そこに余り違和感を覚えなかったのはさすが高倉健さんだと思った次第。ちなみに原作のゴルゴ13/デューク東郷のモデルは高倉健さんだという話は有名です。真偽の程はしりませんけど(笑)。
 原作はさいとう・たかをの同タイトルの漫画作品。企画は吉峰甲子夫・矢部恒・寺西国光・坂上順、監督は佐藤純弥、脚本はさいとう・たかを・K・元美津、音楽は木下忠司、美術は藤田博、照明は梅谷茂、製作は東映。1973年公開、104分。テアトル・エコー・青二プロが協力となっています。この作品が基本全編海外ロケでゴルゴ13以外は外国人を起用しているので、外国人のセリフを日本の声優さんがアフレコしているためです。この手の作品でよく登場するのが山田康雄さん。本作でも漏れなく登場してます。他にも名だたる声優さんが声で出演されています。

★キャスト
高倉健 - ゴルゴ13

◎声の出演
山田康雄、森山周一郎、肝付兼太
北浜晴子、平井道子、富田耕生
火野捷子、渡部猛、真木恭介
村越伊知郎、柴田秀勝、和田文夫
辻村真人、原田一夫


posted by KAZU at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編

2015年01月18日

「EKOEKO AZARAK エコエコアザラク」(2)



★キャスト
○黒井ミサ / 加藤夏希
 本作のヒロイン。前作までのミサに比べて美少女的魔女。スゴミはないけれど冷めた怖さを秘め持つ。
○仁美 / 大谷みつほ
 ミサのクラスメイト。病院から脱走したミサを助ける。
○ケンジ / 高野八誠
 仁美のボーイフレンド。病院を抜け出したミサを仁美と共にかくまう。
○野沢刑事 / 諏訪太郎
 森での5人の惨殺事件を追う刑事。一見冷めたようにも見えるが熱血漢。演じるは特撮で数々の怪演を見せる諏訪太郎さん。
○神崎刑事 / 津田寛治
 野沢刑事の部下。捜査情報をマスコミに陰で流していた模様。考えてみたらとんでもないヤツです。
○前田 / 遠藤憲一
 関東放送のワイドショー担当ディレクター。言葉を巧みに操りミサを魔女扱いしていく。ヤラセに手を出して、最後は魔女に憑かれたかのように破滅に落ちていく。スタジオに閉じ込められた状態で惨殺された。
○田上 / 光石研
 精神科医。魔女狩りの標的にされたミサをカウンセリングで立ち直らせ、またテレビ局のヤラセを糾弾しようとする。
○星野 / 小烏一慶
 関東放送の朝なまワイドの司会者。
○木岡笙子 / 水木薫
 ミサを担当した女医。
○鑑識官 / 飯島大介
 森の中の惨殺事件を捜査した鑑識官。ねじれたナイフを発見。
○検死官 / 伊藤洋三郎
 惨殺された死体を検死した検死官。遺体を検死中突然死亡する。
posted by KAZU at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮

関西住まい



 植田佳奈さんのtwitterを見ていて、マリ見てファンとしても佳奈さんファンとしても、これは実に悔しい。関東に住んでいたら絶対に行くものを。
posted by KAZU at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | Journal