2014年12月31日

「エコエコアザラクII BIRTH OF THE WIZARD」



 「エコエコアザラクII BIRTH OF THE WIZARD」は1996年に劇場公開された映画作品。映像化第2作で前作「エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS」の続編になっている。黒井ミサが魔女として覚醒するきっかけを描いたもので、時系列では前作の過去のできごとを描いている。原作は古賀新一の漫画「エコエコアザラク」、プロデューサーは千葉善紀、今井朝幸。前作に続いて監督・脚本・ストーリー原案は佐藤嗣麻子、音楽はALI PROJECTの片倉三起也。企画に山地浩、円谷粲。SFXスーパーバイザーに山崎貴。 83分。
 黒井ミサが覚醒する前ということで屈託のない普通の高校生。両親は海外で暮らしており、二学期の最終日に友人たちと自宅で打ち上げパーティ中に事件が発生する。両親不在の自宅で友人たちとビールを飲みながらの宴会しているわけで、屈託がないかは疑問ですが(笑)。過去から来た(100年を生き長らえた)男がミサを守って活躍する、「ターミネーター」を彷彿させるストーリー展開。ミサ自身の活躍は余り見られないものの最後は自らの力でケリを着けている。



★ストーリー
 1880年、斎呀は流行り病で亡くなった妻・霧江の魂を禁忌の魔術を使って現世に呼び戻したが、悪魔と化した霧江によって長老と一人の少女、自身を除いて一族は村ごと滅ぼされる。長老は霧江が少女の体を奪って強大な力を得れば世界が滅びると少女を隠す。100年後に転生する少女を霧江が奪うことを、斎呀の過ちを一族の命をかけて阻止するために、斎呀に不老を与えて策を講じ霧江抹殺を託する。
 霧江は奪うべき肉体が消失したためミイラと化して100年の眠りに就くが、考古学者の発掘により覚醒。つぎつぎと周囲の人間に乗り移っては黒井ミサを追い詰めていく。作中、医師と警察官に乗り移るが本来ひとりである霧江が同時に二人に乗り移っているような描写があり、そこが後から考えると理不尽で視聴者を混乱させる。
 最後は斎呀に乗り移った霧江の魂を覚醒した自らの強大な力で「地獄へ落ちろ」と叫んで葬り去る。



★キャスト
○黒井ミサ / 吉野公佳
○長老 / 天本英世



 サイガ一族の長老。斎呀に霧江抹殺を託す。特別出演の天本英世さんのはまり役。こういう怪演は右に出る人はいませんね。
○斎呀 / 四方堂亘



 本作の主人公と言ってもいい人物。100年前妻を禁忌の術を使って蘇らせ、その過ちを清算するため現代まで生きミサを守り、霧江を倒そうとする。
○霧江 / 冨永アミナ



 斎呀の妻。100年前に流行り病に倒れるが斎呀の禁忌の術によって魂が現世に蘇る。強大な力を持つミサの体を執拗に狙う。
○高梨翔子 / 白鳥智恵子
 ミサの友人。父親は警察官。父親に乗り移った霧江に殺され、体を乗っ取られる。
○考古学者の助手 / 福家美峰
 大学の考古学者の助手。ミイラ化した霧江が覚醒して最初にその体に乗り移る。
○産婦人科医 / 斉藤暁



 ミサの母親がかかったと見られる産婦人科の医師。ミサの居所を探って訪れた霧江(考古学者の助手)に殺され、乗り移られる。
○翔子の父 / 大谷朗
 子細はふ不明だが霧江に体を乗っ取られ、交番に結界を張って警察官を二人射殺。
○考古学者 / 石倉民雄

★主題歌
 「星月夜〜ルシファー第四楽章〜」(歌 / ALI PROJECT)
 エンドロールで流れました。
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2014年12月30日

「エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS」



 小学校高学年になってからは殆ど漫画は読まなくなりましたが、高校になってからこれだけは楽しみというのが古賀新一のホラー漫画「エコエコアザラク」でした。「週間少年チャンピオン」の連載で雑誌は買わずに、友達のを借りたり、散髪屋でまとめ読みしたり、果ては本屋で立ち読み。そんな「エコエコアザラク」の初の映像化は1995年の劇場版「エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS」。「少年チャンピオン」連載は1975粘から1979年ということですから、この映像化は「エコエコアザラクII」の連載が引き金になっているのでしょうね。

「エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS」は1995年公開の劇場版実写映画作品。原作は古賀新一の漫画「エコエコアザラク」。プロデューサーに千葉善紀、小林俊一、今井朝幸。監督・脚本・ストーリー原案に佐藤嗣麻子。脚本は武上純希、企画に山地浩、円谷粲。音楽はALI PROJECTの片倉三起也。81分。
 原作ファンということでどうしても違和感はぬぐえません。まずは黒井ミサですが、ややぽっちゃり系の原作に対してスリムすぎます。それからストーリーですが劇場版ということで黒魔術同士の戦いの構図を取っているのですが、ここがどうもひっかかります。漫画の方のおもしろさは日常の中で、たまたま運悪くあるいは運面のいたずらで魔術の世界にまきこまれる一般人を、黒井ミサが助けたり罰したりします。僕はそこが好きなんですが、劇場版や後のTV版では戦いの構図が継承されていきます。TV版の場合には少しそういうエピソードもありますけど。ちょっと興味が削がれます。
 とは言え、和製のホラー映画としてはまずまずの出来で海外の一線級の恐怖はないものの、グロいシーンも挟み込んで、なおかつエロチックなショット、恋愛要素も含んで娯楽映画として十分楽しめると思います。主演の黒井ミサの吉野きみ佳の演技がちょっと甘いですが、影の敵役の菅野美穂さんがいい演技をしています。他に高樹澪、角松かのり、周摩、高橋直純、岡村洋一。
 サービスシーンとしては高樹澪さん演じる白井先生と角松かのり演じる生徒・田中和美のからみのシーン。このお二人なら代役なしでもこなせるシーンかなとも思うのですが、実際には顔がカットされた、あるいは見えないシーンで代役演技なんでしょう。


 
★ストーリー
 とある街で謎の黒魔術集団が怪死事件を起こして血の五芒星を描き、その中心に位置する高校で悪魔ルシファーの召喚を実行しようとする。それを阻止するために魔女・黒井ミサがその高校に転校してくる。しかし敵方も黒井ミサの出現を予知しており、黒井ミサを巻き込んだ犠牲の儀式を開始する。
 転校してきた黒井ミサに学級委員長として接近した倉橋みずきは、自分に誰かが呪いをかけているかの如く自作自演しミサの警戒と解いていく。一方黒井ミサは探りをかけていくのだが、相手の正体をつかむ間もなく12名の生徒とともに学校丸ごと張られた魔術結界の中に捕らわれてしまう。ひとり、またひとりと惨殺されていく中で、黒井ミサは呪術を行う白井先生を発見し倒す。一旦は全てが解決したかに見えたそのとき正体を現した倉橋はミサを刺し、消去した上でルシファーを召喚する。しかしミサの忠告通り倉橋はルシファーの器には小さすぎて破滅してしまう。復活したミサは全てが終わった学校を去っていく。「エコエコアザラク エコエコザメラク エコエコケルノノス…」



★キャスト
○黒井ミサ / 吉野公佳
 主人公。子細は示さず黒魔術を使う魔女として転校してくる。
○倉橋みずき / 菅野美穂
 ミサのクラスの委員長。影の敵役。ルシファー召喚を行う。
○新藤剣一 / 周摩
 ミサのクラスメイト。ただひとり最後までミサを信じて行動するが、水野に刺し殺される。
○水野隆行 / 高橋直純
 ミサのクラスメイト。魔術に興味があり魔術を研究し実行しようとする。チョークで自らが描いた魔法陣で命ながらえようとするが、風にチョークをとばされ魔法陣を消されて精神をのっとられる。最後は自害する。
○白井響子 / 高樹澪
 ミサのクラスの担任。みずきに操られて儀式を執り行っていたが、現場に踏み込んだミサと格闘の末、斧の上に倒れ込んで死亡する。
○田中和美 / 角松かのり
 ミサのクラスメイト。白井先生とは同性愛関係。白井先生に生贄にされてしまう。
○渡辺千絵 / 柴田実希
 ミサのクラスメイト。トイレに閉じ込められて水死させられる。
○吉田麻貴 / 田村美保
 学校からの脱出を試みて窓を開けたが、次の瞬間窓が閉まって首を切断されて死亡する。



○中村加奈 / 平山美花
 水野と共に魔法陣内に止まっていたが、狂った水野にカッターで切り殺された。
○沼田秀樹 / 岡村洋一
 生物の教師。女性生徒の体を触るのが趣味。白井先生と田中和美の情事を垣間見てしまうが、白井先生の呪いによって交通事故に遭い死亡。
○小沢由香 / 前園樹里
○池野祐太 / 平林達樹
○安倍伸宏 / 奥澤裕太
○松本玲子 / 織原かおり
○高田圭 / 南周平
○木村謙吾 / 須藤丈士
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2014年12月16日

「ザンネン イケヌ アキコ」



 クリスマスが近づくと流れる曲のひとつに辛島美登里さんの「サイレント・イヴ」がありますね。この曲クリスマスを楽しむ曲ではないのですが、職場近くのスーパーでよくかかっています。

 2番の歌詞の最後の部分で「飾った花もカードもみんな Merry Chistmas for me」と歌っていますが、この歌詞を聞くと「巨人の星」の有名なクリスマスのエピソードを思い出します。「野球ロボット」と呼ばれることを憚らないオズマに飛雄馬は、「お前も同類」だと言われ、それならば人間らしいことをして見せようとクリスマスパーティを企画しますが。



 伴にも愛想をつかれ、ライバルたちも来てくれず、“ちゃぶ台返し”どころかテーブルをひっくり返す飛雄馬。だいたいクリスマスパーティがいかなるものかを考えれば、動機が不純。失敗したのはいたしかたないところでしょうか。ただ姉・明子からの電報が悲しかったです。
「ザンネン イケヌ アキコ」
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2014年12月14日

鬼の手?



 なんとなく似ているけれど、ぬ〜べ〜は「左手に宿りし鬼よ」ということで左手。ミギーは文字通り右手です。

 「寄生獣 セイの格率」Stage10「発狂した宇宙」。離れたビルの上から新一は島田の心臓めがけて投石します。ミギーとの共同作業は人間業を超えたパワーと命中率を見せますが、こぶし大の石が人体を貫通する程のスピードで命中したらあんな孔が開くとは思えません。もうちょっとリアルでもよかったのでは。
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2014年12月08日

「戦場のヴァルキュリア」(8)

 さて、第1話の冒頭で流れたオープニングナレーションをご紹介。原作のゲームでもこの物語の語り手は「銀河英雄伝説」と同じく先の未来の歴史学者が過去の歴史を振り返って語るというような形を取っているそうですが、ダルクス人を制服したヴァルキュリア人が自分たちを正当化して歴史を伝えたんだ、ということが本編でも語られています。歴史をひもとく難しさでしょうか。

「かつて、大地は豊かであった・・・。人々もまた満ち足りていた・・・。だが、欲深な者により、全ての果実を食べ、家畜を我が物にされ、人々はひもじさに泣いた・・・。その声を聞き、1人の勇気ある者が現れ、蒼し炎のその槍で欲深な者の心を貫いた・・・。そして再び大地は豊かになった・・・。欲深な者の名をダルクス。勇気ある者の名をヴァルキュリアと言う・・・。」

★サブタイトル
第一章 戦火の出会い
第二章 コナユキソウの祈り
第三章 第7小隊誕
第四章 束の間の休日
第五章 クローデン奇襲戦
第六章 従軍記者、奮闘す!
第七章 ダルクスの災厄
第八章 紐解かれる歴史
第九章 蒼き魔女
第十章 吹雪の夜
第十一章 招かれざる客達
第十二章 さらわれた姫君
第十三章 戦慄の移動要塞
第十四章 ファウゼンの選択
第十五章 歌姫の過去
第十六章 語られなかった想い
第十七章 精霊節の贈り物
第十八章 八月の雨
第十九章 涙
第二十章 愛しき人
第二十一章 はかなき絆
第二十二章 とまどい
第二十三章 愛のかたち
第二十四章 決意
第二十五章 護るべきもの
最終章 決戦

 最後にコナユキソウをあげておかないといけませんね。ウェルキンとアリシアの故郷であるブルールに群生する架空の草本です。再びコナユキソウの咲く故郷へ…というのがウェルキンとアリシアの悲願であり、実際にブルールを奪還した時にはその花に出会うことができ、二人の絆が縒り戻されます。本編にはなくてはならない花。下の写真に花が描かれています。



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2014年12月06日

「戦場のヴァルキュリア」(7)



★主題歌
 主題歌はゲームが原作ということで挿入歌にはゲーム主題歌も転用されているそうですが、なかなか印象深い曲が多いです。挿入歌の使い方が実に見事です。

○オープニング
 前期オープニングは「明日へのキズナ」。第1話から第13話まで使用されました。歌っているHIMEKAはカナダ人だそうですが、どうしてどうして見事な日本語。前期の人間ドラマを盛り上げてくれました。作詞はこさかなおみ、作曲は小夜、編曲は常田真太郎。
 後期オープニングは「カナシミレンサ」。第14話から第26話まで使用。こちらは伝説的女性グループMARIAのラストシングルとなった曲。後期の戦闘中心を象徴するようなオープニングアニメーションも見事です。殊にセルベリアとアリシアの激しい戦いのシーンは、アリシアが何者か知らない僕が見ていても、そこでストーリーの展開を予測できるほどにドラマ的。作詞は愛華、作曲はTATTSU、編曲は明石昌夫。

○エンディング
 前期エンディングは「アノ風ニノッテ」オープニングと同じく第1話から第13話まで使用されました。曲はpe'zmokuによるタイアップ曲ですが、ハンスが各シーンを渡り歩くエンディングアニメは楽しいです。曲も思い切り楽しい曲。作詞はOhyama"B.M.W."Wataru、suzumoku、作曲はOhyama"B.M.W."Wataru、編曲と歌はpe'zmoku。
 後期エンディングは「ひとつの願い」で第14話から第25話で使用されました。アイシャの声を担当する井上ひかりが歌ってます。作詞は東川遥、作曲は川口大輔、編曲は西岡和哉。

○挿入歌
「うそつき」/ロージー
 劇中歌。バーロット大尉が第3分隊の精神的息抜きに企画・許可したパーティで第7小隊の出し物としてロージーが歌った曲。小粋なメロディと歌詞が印象的。
「空は蒼いまま」/ロージー
 劇中歌。ダルクス人に伝わる歌として冒頭の部分は何度かイサラが口ずさんでいた曲。イサラの墓の前でロージーが歌った。けして悲しい曲ではないけれど、このいわくが涙を誘います。
「BRIGHTEST MORNING」(第26話)/井上ひかり
 最終回のエピローグシーンでバックに流れた。最後の平和な生活への導きのシーンで流れたので、たった一度使われただけですが、しっかり心に残ります。作詞は岡嶋かな多、作曲は西岡和哉、歌は井上ひかり with 義勇軍第7小隊。
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2014年12月03日

「戦場のヴァルキュリア」(6)

★キャラクター&キャスト
 キャラクターの最後は帝国のキャラクターたちを。

○マクシミリアン / 福山潤



 帝国軍のガリア方面侵攻部隊総司令官、大将。皇帝の実子だが正妻の子ではなく、皇位の継承権はなく、皇帝や皇太子からも疎んじられている。母を殺されたことで帝国に復讐を企み、ガリア侵攻の目的も名目上はラグナイト資源の確保であるが、帝国とガリア共々制圧して王となることを目論んでいる。能力第一主義、非情な独裁主義の基に能力の高い者は重用するが、道具としてしか見ておらず、反論するものは部下でも容赦なく排除する。最後は人造ヴァルキュリア化でアリシアと対決するも破れ、自爆した。

○セルベリア・ブレス / 大原さやか



 帝国軍大佐。伝説のヴァルキュリア人の子孫でありその能力を高く受け継いでいる。帝国の施設で育ちヴァルキュリア人の能力覚醒のため研究施設で実験体とされていた。その時の呼称はA1号。脱走を繰り返し、ある日マクシミリアンに見出され、花の名を取って「セルベリア」と名付けられる。それ故にマクシミリアンに忠誠を誓い愛している。アリシアに破れてマクシミリアンを思いつつ、ガリア軍を巻き込んで自爆する。大原さやかさん、こういうキャラクターははまり役ですね。

○ラディ・イェーガー / 大塚明夫



 帝国軍少将。帝国に制圧された小王国・フィラルド出身。祖国の復興のためマクシミリアンに付く。粗暴な言動を見せるが戦略的手腕は高い。最後はマクシミリアンの野望に戦列を離れようとした。マクシミリアンが彼を排除したかどうかは不明だが、休戦後の場面でイーディとホーマーがじゃれ合うシーンでそれらしき男がザックを背負って通りすぎる。声を演じるのは大塚明夫さん。父・周夫さんと文字通り同一カットで共演しておられます。魅力的な声で大好きです。




○グレゴール将軍 / 大塚周夫



 帝国軍少将。マクシミリアン麾下の将軍で貴族。戦いに勝利するためには手段を選ばず非情であるが、思慮深く不利を認めた時には素早く撤退している。かつてイェーガーとの戦闘で足を負傷し杖を突いている。このことについてはイェーガーが話を振っても流しており遺恨の念は見せていない。ファウゼンの戦いで装甲列車エーゼル共々爆死する。

○カール・オザヴァルド / 岡本寛志



 帝国軍中尉。中央部から出世を確約にマクシミリアンの監視、マクシミリアンとセルベリアを隔離するよう指示を受けてセルベリア付きの士官として配属されてくる。しかしイェーガーに見破られ、中央の刺客に狙われた際に、助けられ以後はセルベリアに忠誠を誓う。マクシミリアンがセルベリアの死に対し何の感謝の念も悲しみも見せずにスルーしたことに立腹して異見し、マクシミリアンに射殺される。

○皇太子 / 緑川光



 帝国の皇位継承権者。マクシミリアンの異母兄弟。マクシミリアンを蔑んではいるが、脅威を感じており、亡き者にしようと企てる。

○皇帝 / 矢田耕司
 帝国皇帝、最高権力者である。マクシミリアンの父。皇太子程に危険視もしていなさそうだが、マクシミリアンかける言葉は機械的で愛情は感じない。

○ジャン・タウンゼント / 平野正人



 連邦外務省のガリア公国全権大使。ガリア公国宰相ボルグと結託しコーデリア姫をの拉致を企てる。コーデリア姫が自らの意志で連邦に亡命したように見せかけ、姫の保護を名目にガリアを属国化しようとした。姫を第7小隊が救出した後も何事もなかったように大使を続けている。
posted by KAZU at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメーション