2014年11月30日

「戦場のヴァルキュリア」(5)

★キャラクター&キャスト
 ガリア公国のサブキャラクターたちを。

○コーデリア・ギ・ランドグリーズ / 能登麻美子



 ガリア公国の元首。ランドグリーズ家の現在の当主。ヴァルキュリア人の血をひくと言われているが実はダルクス人であり、国民には鬘を使い隠している。国政は宰相ボルグに委ねており、意思を示すことはなく、まるで宰相の人形のようであったが、拉致事件でウェルキンに助けられた際にアリシアに激しく叱責されて自我に目覚め積極手に戦争にもかかわろうとする。休戦後は自らダルクス人であることを公表した。声を演じるのは能登麻美子さん、一声聞いた時点でお気に入りキャラクターです。若輩のお飾り娘かと思いきや、自我に目覚めて積極的に動くようになってからも、ちゃんと現実はわきまえているところが、お姫様キャラとは違うところですね。

○ラマール・ヴァルト / 成瀬誠



 第1小隊所属、軍曹。ファルディオ付きの下士官。ダルクス人嫌いであったが、イサラに好意を寄せるようになる。イサラが戦死した時一番悲しみを露わにした。高感度ベスト3。最後はセルベリアの攻撃からファルディオを庇って消滅した。

○マウリッツ・ボルグ / 柴田秀勝



 ガリア公国の宰相。若輩のコーデリア姫に代わり国政を執っている。かなりの野心家で、連邦と結託して姫を拉致させガリア公国が連邦の傘下となった時には自分がガリアを治められるよう取引しようとした。イェーガーとウェルキンの協力により拉致作戦は失敗に終わったが、自分は何も知らなかったようにふるまい宰相の地位を護る。

○ダモン将軍 / 塩屋浩三



 ガリア軍総司令官、大将。軍事の才能に欠ける、プライドだけはめっぽう高い男。アリシアがヴァルキュリア人であることを知った後は利用するため、彼女を正規軍に転属、少尉に特進させ、戦果を上げていった。最後はセルベリアの自爆に巻き込まれ、自軍と共に消滅した。

○イレーヌ・エレット / 進藤尚美



 ラジオGBS所属の若き従軍記者。第7小隊の活躍で取材を申込み、でウェルキンに興味を覚える。帝国や政治的な内情にも明るく、ウェルキンたちにも情報を流す。
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2014年11月29日

「戦場のヴァルキュリア」(4)

★キャラクター&キャスト
 続いて第7小隊の男性隊員たちを。

○ラルゴ / 乃村健次



 第7小隊軍曹。巨漢の対戦車兵。仲間思いで人情に厚い。中隊長のエレノア・バーロット大尉とは前大戦の同僚で想い人。野菜にうるさく、宿舎で野菜を育てるほど。休戦後は軍に残り、バーロット大尉と二人そろってみんなを見送った。見た目に反して好感の持てる人気キャラクター。

○カロス / 坂熊孝彦



 第7小隊所属。通信兵。原作ではダルクス人の恋人が登場するが、本作では休戦後の故郷で再会。後ろ姿だけで顔は見えずですが。こういうあたり、原作ファンに対しても憎い演出です。

○オスカー・ベイラート / 外村茉莉子
 第7小隊所属。ベイラート兄弟の兄。

○エミール・ベイラート / 日比愛子
 第7小隊所属。ベイラート兄弟の弟。

○ホーマー / 庄司宇芽香



 第7小隊所属、マゾヒストの少年。虚弱体質でよく不調を訴えていた。写真は最終回の休戦協定後、イーディにいじられるホーマー。

○ヤン / 平井啓二



 第7小隊所属。筋肉質のマッチョながらオカマ。時折男性気質を取り戻すが、その際はヤクザ紛いの顔つきと言葉づかいになる。ラルゴに気があるが、勿論当人は全く相手にしていない。

○ザカ / 中井和哉



 ファウゼンのダルクス人地下組織のリーダー。ファウゼン奪還のため第7小隊と協力して破壊工作に協力した。イサラ戦死後、エーデルワイス号の操縦士として第7小隊に配属。休戦後は一人歩いているところを車のロージーに拾われる。
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2014年11月28日

「戦場のヴァルキュリア」(3)

★キャラクター&キャスト
 キャラクターのつづきを。今日は第7小隊の女性隊員たちを。



○ロージー / 皆川純子、石黒千尋(幼少期)



 第7小隊の伍長。ダルクス人をかくまった両親が帝国軍に殺され、ダルクス人に強い恨みを抱く。元酒場の歌姫。マルベリー戦で負傷して、イサラと後方に止まった際、自分が気を抜いたためにイサラを失い、そのことが機にダルクス人への逆恨みを捨てる。停戦後はダルクス人のザカと共に旅に出る。

○アイシャ / 井上ひかり



 第7小隊所属。若干12歳で軍事教練を修了した天才少女。

○イーディ・ネルソン / 鹿野優以
 第7小隊所属、お嬢様言葉を使うツインテールの少女。

○スージー・エヴァンス / 戸塚利絵
 第7小隊所属、救護兵。ブルール出身。アリシアと同じくブルールの自警団に所属していた。資産家の父親の顔を立てて義勇軍に志願する。休戦後は両親の元へ帰り元のお嬢様へ。

○マリーナ・ウルフスタン / 阿川りょう



 第7小隊所属。美人の狙撃兵。普段は同僚から離れて一人でいることの多い孤独愛好者で口数も少ない。戦闘時は黙々と仕事をこなす。停戦後はハンスを連れて故郷へ帰る。

○ハンス / 池田千草



 ハネブタと呼ばれる羽根の生えた豚。クローデンの森で意図せず第7小隊を助けたことが機になりアリシアに拾われてウェルキン公認の第7小隊のペットとなる。戦火を最後まで生き残り、休戦後はマリーナとともにその故郷へ帰る。
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2014年11月27日

「戦場のヴァルキュリア」(2)

★キャラクター&キャスト
 まずはメインキャラクターから。原作がしっかりしているのでしょうね。設定もキャラデザインも綿密で感情移入しやすいキャラクターたちです。

○アリシア・メルキオット / 井上麻里奈



 本作のヒロイン、ヴァルキュリア人。国境の村ブルールに住むパン職人の少女。幼少の頃は孤児院という名の帝国の研究施設で育つ。ブルールの自警団に入り、ブルール陥落後は義勇軍に志願。第7小隊のウェルキン隊長付きの補佐官となる、軍曹。ヴァルキュリア人として覚醒してからはガリア正規軍に転属させられ少尉に昇進。帝国軍のヴァルキュリア人・セルベリアを倒し、人造ヴァルキュリア兵器を纏ったマクシミリアンも退けて、休戦をもたらした。休戦協定締結後はウェルキンと共にブルールに帰る。

○ウェルキン・ギュンター / 千葉進歩、粕谷雄太(幼少期)



 本作の主人公。ガリアの英雄ベルゲン・ギュンター将軍の息子。ブルールの出身で生物学を学ぶ大学生。ブルールが帝国軍の侵攻を受け陥落、義勇軍に入隊。第7小隊隊長、少尉。穏やかでのんびりした性格ながら、奇抜な作戦で連戦連勝の成果をあげる。休戦後はアリシアと共に故郷ブルールへ戻る。

○イサラ・ギュンター / 桑島法子



 ウェルキンの義理の妹、ダルクス人。両親を失いギュンター将軍が引き取る。ギュンター将軍の戦車エーデルワイス号の操縦者として義勇軍に入隊。第7小隊に配属される。マシンに精通、エーデルワイス号の整備は勿論のこと、武器の開発にも精力を注ぐ。マルベリー戦では彼女の改良した煙幕団で勝利を手にするが、倒れていた兵士により狙撃され死亡する。

○エレノア・バーロット / 田中敦子



 義勇軍第3中隊隊長、大尉。前大戦ではラルゴの後輩だったが、戦後も軍に残って士官に。厳しさと優しさ両面を持つ。前線の戦闘員上がりで部下の信頼も厚い。ウェルキンやファルディオの直属の上官。休戦後はラルゴと共に軍に残ってみんなを見送っている。

○ファルディオ・ランツァート / 櫻井孝宏



 義勇軍第1小隊の隊長、少尉。ウェルキンとは大学の友人で民俗考古学を学ぶ。美形で真面目、思慮深く愛国心も強く、部下思い。自隊をセルベリアに全滅させられ一人生き残る。アリシアが伝説のヴァルキュリア人であることを確信しており、彼女を覚醒させるために銃で狙撃、重傷を負わせる。最終決戦ではマクシミリアンの陸上戦艦マーモット内でウェルキンを先へ進ませるため一人通路を守っていたが、銃弾を受けて覚悟を決め手榴弾で自爆する。
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2014年11月26日

「戦場のヴァルキュリア」(1)



 昭和40年代ではアニメは子供が見るもので、放送時間は夕方からゴールデンタイムの前半まで。中学生のときに「デビルマン」が午後8時半からの放送だったのが異例中の異例。勿論深夜にはありえないものでした。作品本数も裏番組になっている場合は別として全部見ようと思えば見られた数。ところが今は放送されている作品を全部見ることは録画しても無理でしょう。アニメだけを見続ける生活をするなら話は別ですが。ということで放送当時は全く知らなかった作品ですが、今回見る機会があって、感動したのが「戦場のヴァルキュリア」。

 「戦場のヴァルキュリア(VALKYRIA CHRONICLES)」は2009年に独立UHF局を中心に放映された戦闘(戦争)アニメ作品。原作はSEGAのPlayStation 3用ゲームソフト「戦場のヴァルキュリア」で、2007年の発売だそうです。監督は山本靖貴、音楽に崎元仁、制作はA-1 Pictures、製作はPROJECT VALKYRIA、全26話。
 原作のゲーム発売から2年でアニメ化という作品ながら、シナリオが素晴らしい。殊に各キャラクターの描き込みは短いながら深く、その性格等々に大きく影響しているところを見事に描いている。戦争もののリアリティも半端でなく、最初から最後まで主人公側メインキャラクターに死者が出ないお子さま番組とは一線を画する。
 舞台は架空の世界、1930年代相当の疑似ヨーロッパの小国ガリア公国。1930年代ということで戦闘は銃撃線が中心。戦車はあるが航空機はない世界。ガリア公国に産出するエネルギー資源ラグナイト狙い、帝国連合が攻め入るという状況。ガリアの国境の村ブルールのパン職人アリシアは村の自警団にも所属していた。ある日、帝国軍侵攻の報があり村人が避難する中、河原でスケッチをする怪しい青年を捕らえる。その青年は前大戦のガリアの英雄ベルゲン・ギュンター将軍の息子ウェルキン・ギュンター。侵攻してきた帝国軍にブルールは占領されるが、アリシアはウェルキンとウェルキンの義妹イサラと共にギューンター将軍の戦車エーデルワイス号で危機を切り抜け脱出する。
 ブルール奪還を夢見てアリシア、ウェルキン、イサラは義勇軍に入隊。ウェルキンはギュンター将軍の息子ということで注目を集め、第7小隊の隊長(少尉)に任命され、アリシアは隊長付の補佐官(軍曹)に任命される。イサラはエーデルワイス号の操縦士として入隊するが、被差別民族ダルシア人であったため小隊内に問題をかかえつつ、数々の戦果をあげていく。この作品は戦闘よりも人の絆に重きを置いており、前半は特にその描写が多く、後半で戦闘場面が多くなっていく。物語はマクシミリアン率いる帝国軍との戦闘で、アリシアがマクシミリアンを倒し、帝国との休戦協定が結ばれるまでを描く。
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2014年11月21日

「聖闘士星矢 Legend of Sanctuary」(4)



★主題歌
少し前記事から間が空いてしまいました。映画を見てから半年近く、なかなか聞く機会がありませんでしたが、最後に主題歌を。「聖闘士星矢シリーズ」のエンディングはバラード調が多いですが、この劇場版のエンディング曲もバラード調、それもかなり古典的な印象を受けるものです。依頼を受けた X Japan の Yoshiki さんがこの作品のために書き下ろしたそうです。映画のエンディングとしては申し分のない曲ですが、「星矢」のイメージからはやや遠い気もします。歌詞が英語だというのが影響していますかね。ボーカルはKatie Fitzgerald(ケイティ・フィッツジェラルド)さん。

Note
「Hero」
YOSHIKI feat. Katie Fizgerrald from Violet UK(作詞・作曲:YOSHIKI)
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2014年11月19日

訃報・納谷六朗さん



 声優の納谷六朗さんの訃報が流れました。兄の納谷悟朗さんが逝かれてからまだ余り経っていないにもかかわらず、兄の後を追っていかれました。ご冥福をお祈りいたします。

 納谷悟朗さんに比べると声にちょっと神秘さがあって年齢が分かりにくいという独特の質がありますね。アニメでは主役級を演じることは殆どなかったように思いますが、やはり何といっても「聖闘士星矢」の水瓶座アクエリアスのカミューが一番印象に深いキャラクターです。僕の父と学年は同じになるので、カミューを演じた時には既に54歳。カミューの声にその年齢は全く感じさせません。
「オーロラエクスキューション!」
posted by KAZU at 18:54| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメーション