2014年05月07日

「緋弾のアリア」(1)



 「緋弾のアリア」は2011年にTBS系他で放映されたアクション系ラブコメアニメ作品。原作は赤松中学による同タイトルのライトノベル。監督は渡部高志、シリーズ構成は白根秀樹、キャラクターデザインに岩倉和憲、音楽は尾澤拓実。制作はJ.C.STAFF、製作は東京武偵高校、TBS。全13話、内最終13話はテレビ未放映となっている。原作の方は現在第16巻だそうですが、アニメの方はごく最初の部分、世界観を理解してさらりと楽しめる程度の導入的なもので、「緋弾」というタイトルの意味は全く触れられずに終わってしまってます。1クールということで世界観を深く掘り下げてしまうと難解になってしまうでしょうから、ちょっぴり物足りない気はしますが楽しむ作品としてはいいのではと思います。
 舞台は現在の日本の東京と同等の並行世界。凶悪犯罪が増加して政府組織、警察だけでは犯罪を取り締まれない状況下で、武力を行使して事件を解決する公に認められた探偵「武偵」が存在する社会。その武偵を養成する東京武偵高校に通う遠山キンジはある朝、学校行きのバスに遅れたために自転車で登校しようとするが、「武偵殺し」を名乗る武偵を狙う犯罪者にが減速や停止すれば爆発する爆弾を自転車に仕掛ける。疲労であわやと思われた時、ビルの上から一人の少女が飛び下りてきて彼を助ける。その彼女が武偵高校に転校してきたSランクの武偵・神崎Hアリアだった。
 この出会いからキンジの周りでは事件が連発して、彼を巻き込んでいく。最初は自分が狙われていたと思っていたキンジだったが、ストーリーが進行していくとともに、実はアリアがその中心であることに気づく。最高のパートナーとしてキンジに白刃の矢を立てるも最初は武偵をやめようとしていたキンジは断る。しかしアリアの素性、影で事件を操る同級生たちにかかわる中でアリアのパートナーとなって戦いの中に身を置き、悪に立ち向かっていく姿を描く。
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2014年05月06日

「円谷英二特撮の軌跡展」〜大阪高島屋〜



 今日は連休の最後、体調が余りよくなかったので寝黄金週間になってしまったのですが、折角ですからと「円谷英二特撮の軌跡展」に行ってきました。
 ミニチュアセットや怪獣の等身大フィギュアがたくさんありましたが、これらは現場ではないですから臨場感がありません。ただそこに置いてあるというだけです。あのセットを使ってあれだけの映像が生まれるということの方が驚きですね。「セットは壊れやすいということが重要」と書かれてありましたが、なるほどと納得。
 円谷英二さんというと僕の年代では「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」です。それ以前のことはよく知りません。そういう意味で「ウルトラQ」以前の円谷英二さんの文字通り「軌跡」はとても興味深いものでした。
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「サクラ大戦〜桜華絢爛〜」(3)



★主題歌
○オープニング
 オープニングは勿論「檄! 帝国華撃団」。原作者の広井王子作詞、田中公平作曲、根岸貴幸編曲、歌は横山智佐(真宮寺さくら)&帝国歌劇団。これは語るまでもなし、ですね。

○エンディング
・「わたしの青空」(第一幕〜第三幕)
 藤枝あやめを演じる折笠愛さんのうたうしっとりとした曲。オープニングの勇ましさも華やかさもなく、あやめが鼻唄を歌うような雰囲気です。歌詞が聞き取りにくいのがやや難点。広井王子作詞、田中公平作曲、根岸貴幸編曲とオープニングと同じスタッフの手によります。歌は折笠愛(藤枝あやめ)
・「花咲く乙女」(第四幕)
 ゲームミュージックを含めれば数多いサクラ大戦シリーズの楽曲ですが、エンディングの中では屈指の名曲。広井王子作詞、田中公平作曲、多田彰文編曲、歌は帝国歌劇団。

○挿入歌
・「甲板フラフラ」(第一幕、第二幕)
広井王子作詞、田中公平作曲、多田彰文編曲、歌は陶山章央(大神一郎)
・「さくら」(第二幕)
広井王子作詞、田中公平作曲、岸村正実編曲、歌は横山智佐(真宮寺さくら)
・「お祭りダンス」(第三幕)
広井王子作詞、田中公平作曲、岸村正実編曲、歌は横山智佐(真宮寺さくら)

★サブタイトル
第一幕 華の都の花いくさ
第二幕 桜の花に放てよ神剣
第三幕 春は弥生の初戦闘
第四幕 真夏の夢の夜
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2014年05月05日

「サクラ大戦〜桜華絢爛〜」(2)



★キャラクター&キャスト
 古い作品でシリーズは時系列に従って動いているので、本作品時点での所属と地位を記載。最初に「檄!帝国華撃団」のCDが発売されてから18年という長き時間が経過しています。当時から変わらず同キャストとは素晴らしいです。真宮寺さくら役の横山智佐さんは今も美しい方ですが、初々しい20代前半から40代の今に至るまでさくらを演じ続けています。桐島カンナ役の田中真弓さんはカンナ同様元気一杯の方ですが、僕より歳上。いつまでも元気で踊りながら「ゲキテイ」を歌ってほしいものです。

○真宮寺さくら / 横山智佐
 本シリーズのヒロイン。真宮寺一馬の娘。「魔」を封印する「破邪の血」を受け継ぐ者にして、、北辰一刀流免許皆伝の刀剣使い。愛刀は真宮寺家に伝わる名刀「霊剣荒鷹」。花組所属。

○神崎すみれ / 富沢美智恵
 帝劇のトップスター、神崎重工社長令嬢。神崎風塵流免許皆伝で長刀の使い手。光武の試験中現場に居て異常な霊力関知され開発実験に協力。開発終了後は一旦現場を離れるも復帰。花組所属。

○マリア・タチバナ / 高乃麗
 ロシア人と日本人のハーフ。元花組隊長、現副長。銃の名手。

○アイリス / 西原久美子
 フランスの大富豪の娘。10歳にして強い霊力を持ち、テレポーテーション、テレキネシスを使う。花組所属。

○李紅蘭 / 渕崎ゆり子
 中国出身の天才的発明家、エンジニア。関西弁を操るチャイナドレスの少女。当初、花やしき支部でメカの調整を行っていた。現花組所属。

○桐島カンナ / 田中真弓
 沖縄出身、琉球空手桐島流第28代継承者。花組所属。

○米田一基 / 池田勝
 元陸軍対降魔部隊隊長、帝国陸軍中将、帝国華撃団創始者の一人にして司令官、大帝国劇場の支配人でもある。

○藤枝あやめ / 折笠愛
 元陸軍対降魔部隊特務少尉、米田中将の秘書、帝国華撃団副司令、大帝国劇場副支配人、花やしき支部支部長。語学に堪能で、世界各地から霊力者を集める。

○大神一郎 / 陶山章央
 海軍士官学校を首席卒業、花小路伯爵の推薦で華組隊長に抜擢される。強い霊力の持ち主。

○神崎忠義 / 大塚周夫
 神崎重工社長、神崎すみれの祖父。帝国華撃団創始者の一人で技術面から帝撃をバックアップした。

○真宮寺若菜 / 池田昌子
 さくらの母。

○真宮寺桂 / 京田尚子
 さくらの祖父。
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2014年05月04日

「サクラ大戦〜桜華絢爛〜」(1)



 「サクラ大戦 桜華絢爛」は1997年から1998年にかけて発売されたOVA作品。原作は広井王子、セガのテレビゲームである「サクラ大戦」シリーズをアニメ化したもの。監督は石山タカ明、制作はRADIX、アニメイトフィルム、製作はセガ・エンタープライゼス、バンダイビジュアル、アニメイトフィルム、全4話。
 僕はゲームには縁がなかったので「サクラ大戦」シリーズに最初直接触れたのは劇場版の「活動写真」になるが、「桜華絢爛」は最初のアニメ化ということもあり、当時の人気作品でソフトの販売数もなかなかだったらしい。
 舞台は大正時代、蒸気機関が発達した帝都・東京。先に帝国陸軍対降魔部隊は真宮寺一馬らの活躍で降魔戦争にかろうじて勝利した。しかしそれで終わったとは考えない花小路伯爵の構想を元に対降魔のために秘密裏に米田中将、神崎重工社長・神崎忠義らが「帝国華撃団」を結成する。米田中将の秘書である藤枝少尉は世界各国から霊力を持つ女性をスカウト、帝撃の戦闘部隊「花組」のメンバーを集める。その一方で帝国劇場を建設、「花組」のメンバーは歌劇団の女優として活躍、米田中将は支配人、藤枝少尉は副支配人となっている。
 第1〜第3巻では帝国華撃団の結成、真宮寺さくらの花組入隊、大神隊長の就任までを描き、第4巻では大神隊長の番外エピソードを描いている。設定・時間軸はゲームソフトに合致して製作されているとのこと。
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2014年05月03日

ラララ ラララ ラララ



 昨日の仕事帰りにふと子門真人さんの歌が聞きたくなって、聞きながら帰ってきました。僕がベスト3を挙げるとするとウルトラセブンの英語版「ULTRA SEVEN」、トリプルファイターの「トリプルファイターの誓い」、アイアンキングの「ひとり旅」ですね。
 「アイアンキング」は中学二年の時の放映でした。石橋正次、浜田光夫の主演でクラスメイトにも石橋正次ファンがいて女の子にも人気の特撮でした。オープニングもいい曲ですが、エンディングの「ひとり旅」が歌詞もメロディも素晴らしかったです。

まぼろしの みどりもとめて
ただひとり 燃える荒野を
しあわせを 知らぬ男が
馬のせに ゆられてゆくよ
ラララ ラララ ラララ

 最初貸しは「ラララ」ではなくて「ルルル」でしたが、スポンサーが武田薬品でライバル会社の風邪薬を連想するということで変更したという話は有名です。
posted by KAZU at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮